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 人間が排出する尿は 食べたり飲んだりしたものから 人間の体を生成したり活動したりするのに必要なものが血液を通じて体内に吸収された後 不要になった水分が出てくるものだ

 健康な人であれば一分間に一リットルを超える血液が腎臓に送り込まれて濾過され 原尿となって尿細管へ流れる
残った栄養分がここで再吸収され 最終的には100分の1ほどが尿として排出される

 つまり尿のほとんどが水分ということになる

 ただ 数パーセントの固形物があり その中の一つが「尿素」と呼ばれている成分だ

 尿素は人間の体の細胞がゴミとして出すアンモニアを体外にだすときの 包み紙のような働きをする物質である

 アンモニアは 日常生活においては虫刺されに使う薬品に混じっていることで知られている
そのにおいの刺激の強さで息が詰まりそうになるほどだし 咳き込んだりもする
尿中のアンモニアがそのままの形だと 排尿のたびに息苦しくなるわけだから それでは困る
そこで 二酸化炭素と結合して尿素に変えるような体の仕組みが整っているのである

 尿素は だいたい人間が排出する一日分の尿の中に25〜45グラムほど含まれている
抽出・精製すると無色化白色の粉末になるが アンモニアとは分離されているため 無臭である

 この尿素が 人間の角質層に含まれていて天然保湿因子を構成していることがわかったため
肌をしっとりとさせる成分として化粧水などに使われるようになった 最近ではハンドクリームに
尿素配合をうたうものが多く登場しているのを目にしたこともあるだろうが それらは先の研究の成果の一つなのである

 大人の雑学力 青春出版社より

  目がすき通っているから血管が見える

 ウサギといえば長い耳と赤い目を思い浮かべるが ウサギの目がどうして赤いかを考えると
白ウサギでなく茶色やマダラや黒いウサギには 目の赤いものがいないことに気づく
白ウサギに限って目が赤い そして「白い」ウサギというのは 実は「毛に白い色素がついている」
のではなく 毛にも体にも色素を欠いているウサギなのだ

 この「色素欠乏症」のウサギは 透明なはずの毛が 光線で乱反射をおこして 白く見えるだけのことなのだ

 色のないウサギだから目もすき通っているわけで しかし血液には赤い色がついているから
眼底を流れる血液がすけて見えて 赤い目に見えるのである こういうウサギは近代の飼育品種にだけあるものだ
ノウサギは黒い目をしている たぶんオキノウサギと思われる神話の「因幡の白ウサギ」は目が黒かったはずである

 實吉達郎著 動物おもしろ百科 三笠書房より

 信号機の赤・青・黄色は 昨今研究の進んできた「カラーセラピー」の理論のかなったものといえる

 たとえば赤は 精神を極度に刺激して緊張させる色と言われ 車に注意して「停止」するのにふさわしいし
青にはリラックスと精神安定効果が望まれることから「進め」となり 黄色は本能を刺激する色ということで
「注意」を呼び覚ます

 しかし 信号の三色が決まったのはカラーセラピーもまだない時代である
どうして こうもピタリとあてはまることになったのだろう

 信号機の発祥はイギリスである 日本での最初の信号機は 1.930〈昭和5)年 東京・日比谷交差点に設置されたもので アメリカからの輸入品だった
三色は発祥の時から決まっていたもので いまでも世界共通だ

 赤は日本では明るく華やかで元気のでる色と認識されているが イギリスでは悪魔の色とされている
それは 火の色でもあり 戦火や災害などを象徴するという認識だ 
だから 「危険」「避けるべきもの」という意味で「停止」になった

 青は イギリスでは平和の象徴とされており 希望という意味も込められている
まさに「前へ進め」というわけでだ 空と海の色も青であり キリスト教では最も神聖な色として扱われている
また 黄色は注意の象徴でもある

 これらにより考えると 信号機の色はイギリス人の宗教心がえらばさせたものだったといえるが
じつはこれは 色彩学にもかなったものだ 赤・青・黄は色の三原則 すべての色は三色の混合から成り立っているわけで 色みが絶対的に異なるから 識別も容易といえる

 さらに赤は膨張色だから特別に追ってくる様に見えて見落とすことが少なく 黄色もそれに次いで目立つ色だから 目につきやすい

 青は安定した色で自然界にいちばん溶け込みやすい
車で走行中に もしまちがって見落とししたとしても「止まれ」の合図ではないから交通事故の可能性が少ないということになる

 大人の雑学力 青春出版社より

  盲腸炎にかかるのが類人猿

 今でも チンパンジーをサルだと思っている人は多い ひどいやつはゴリラまで大きなサルだという
そんな粗雑な呼び方では困ります サル(モンキー)と類人猿(エイプ)はまったく別の種類の動物である

 ひと口でいうと「サルは獣だ しかし類人猿は私たちの親類だ」ということだ

 サルは何百種類もあるが 類人猿は オランウータン チンパンジー ゴリラ テナガザルの四種しかない

 では そのサルと類人猿を分ける特徴とはいったい何か?

 サルは頬袋があり しりだこがあるが 類人猿にはない サルにしっぽがあるが 類人猿には尾が全くない
さらに類人猿は手の方が足より長く 盲腸に虫垂がある サルにはそんなものはない
だから私たちと類人猿だけが虫垂炎(盲腸炎)に罹りうる 無論体系は直立的で知能が高い

 ――サルは類人猿とはこんなにちがっている

 實吉達郎著 動物おもしろ百科 三笠書房より

  仲間はずれを意味する「ハブる」の語源とは

 無視や仲間はずれにすることを かっては「シカトする」と表現した
最近の若者は「ハブる」というようだが これは「村八分」の「八分」の部分が語源である

 村八分というのは まさに村中で一軒の家や家族を仲間はずれにすることで
共同体としての結びつきが強かった江戸時代の農村における風習のことだ

 収穫を年貢として収めるためには 田植えから刈り入れまで 村中で助け合う共同作業が欠かせない
それが農作業だけでなく 生活全般にわたって強い結びつきを生んだ

 そのためにも 村民同士が守りあうべき規則のようなものが必要であり さまざまな約束事が作られていった
窃盗や暴行のような刑罰に値するものは当然として 農作業に関わるもの 村内で意見統一され決められた
もしそれを守らなかった場合 村人全員から それこそ「シカト」されることになったのが 村八分と呼ばれる制裁である

 村の行事や村人同士の交流には「交際十種」があるとされていた
冠・婚・葬・法事・出産・病気・普請・旅行・火事・水害がその十種で このうち葬式と火事の二分を除いて 何があっても協力も手助けもしないというのが「村八分」である

 葬式と火事だけがなぜ援助の対象になったかのか それは人の死は厳粛なものであり 何よりも共同体としての労働力を失うものだからで 火事も同じく 村の財産である建物を失うことを意味することによる
そのため 失火を出した家も村八分の対象になった

 ただ いきなり仲間はずれにするのではなく 村内で話し合いが行われるなど 過程を経 片方の草履を脱がせて歩かせるとか 違反の内容を書いた札を背負わせて村内を回らせると言うような罰で済ませることもあった

 大人の雑学力 青春出版社より

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