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11/29付ロイターによると、UAE中央銀行は国内銀行に対して新たな流動性支援策を打つと発表した。これはUAE中銀が市中銀行に対し、EIBOR(UAEインターバンクレート)+50bpsで流動性を供給するというもので、地場銀行だけでなく外国銀行も対象となっている。 エミレーツNBDなど、UAEの銀行はドバイワールド向けエクスポージャーを相当有しているとみられるが、いずれの銀行もディスクロージャーしていない。HSBCのCEOは11/27に債務危機問題は短期に解決されることを確信していると述べている。HSBCでは中東向け融資シェアは2%程度とのことである。 なお、ガルフタイムズは、UAE中銀がドバイワールドの債務保証をするかもしれないという可能性に言及している。これはUAE中銀がドバイワールドの債務保証をすれば、銀行は貸倒引当金を積む必要がなり、さらに格付け機関による格下げ圧力からも解放されるというものである。ただし、これを裏付けるような情報は今のところでていない。 また、11/28付のロイターでは、アブダビ政府高官の話として、「ドバイの債務を全額保証するようなことはしない。支援はドバイの債務リストラに対する取り組み状況を見ながらケースバイケースで判断していく」と慎重な発言がでている。包括支援ではなく個別支援ということである。 月曜日にはドバイ政府から何らかの声明が出されるのではと見られており目が離せない。 (挿絵:tradearabia)
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