小説「芙美湖葬送」、小説「太陽も亡べ地も亡べ」他を書き込んでいます。
「芙美湖葬送」は、難病と三十余年に亘る闘病の末にこの世を去った妻の墓標です。
そして「太陽も亡べ地も亡べ」は壊れ逝く日本の未来図です。テロなどの政治的衝撃からではなく、内部から徐々に溶解し崩落してゆきます。
そのさまが小説として描かれます。
その構想を私は高校生の頃抱きました。しかし六十余年の暮らしの中でいつしか忘れかけていました。最近になってその一部を思い出しながらジグゾーパズルを埋め込むように作業しています。
ひょっとして、三浦雄一郎さんのように、八十歳時点で私なりの登頂がかなうかもしれません。
老いの迷妄から尾根伝いの縦走も考えます。
しかしまずは登頂に成功することが先です。
よかったら見守ってください。
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おなじような想いが世界中至る所で、ふつふつと沸き起こっています。若者も間違いに気づきました。老人からは嵐のような後悔が巻き起こっています。何処かで道を間違えました。西欧人の後を黙々とついてきたことへの悔いでもあるようです。多くの老人は呻いています。
がっくり肩を落としています。
その老人が、いま暴走を始めました。彼らの奇行も忸怩たる再生への想いかもしれません。或いは西欧文明破壊への衝動かもしれません。
そこには、仕組まれた反逆やテロの風景も見えます。
反逆を烙印されて死に絶える若者も見えます。
狂乱の地獄がみえます。
統治は経済システムに取り込まれて窒息しかかっています。救うならいましかありません。どうしますか。このままじっと観察するだけにしますか。
文明の転換期には死も闇も潜んでいます。
その先にしか再生はありません。
・・・もちろんフィクションです。
エンターテイメントでもあります。
楽しんでください。
でも年齢と健康上の理由から、突然休止する場合もあります。
推敲も改変もあります。消滅もあり得ます。
これも老人の「特権」です。
ご理解のほどをお願い申し上げます。
2009.4.1 夢亥
追記・更新 2013.7.1
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