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今日も東寺の伝説で昨日の続きです
昨日の雨予報では夕方から雨で今日のお昼頃までと・・・・
今日の朝方には雨が止んで今は青空のじゅんちゃん地区です
今日も東寺の伝説ですが、画像は宮島の大聖院の画像です
大聖院の祈り鶴の碑
広島平和公園の原爆の子の像がつくられ、平和を願い世界中から
千羽鶴が送られて来ます。ここで千羽鶴のお焚き上げが行われます
昨日の続き・日本の伝説から
法海にはコブに墨灸をしてもらう他にもう一つ別の目的があったわけで
それは施療のあと残った墨汁を持ち帰ることだった。
といっても大師に頼みこんでもとうてい無理な事は解っているので、そこは
高弟の立場を利用して、最後まで居残り、あと片づけを引き受け、その墨汁の
余りをこっそり竹筒に移しとって持ち帰るのであった。
だからこの事を思いついて以来、一日数度も密かに自室に籠って筆の先で痔に
塗り込むので、翌朝、黄金の先が黒く染まって出る事もあるほどだったが
それでも目にみえて痛みが抜けていくのがわかる。
何とかしても少し沢山墨汁が欲しいものじゃが、
それには施療の初めから墨すりの手伝いもして、たっぷり造り溜めておくことじゃなァ・・
ちょうどそんな事を考えている頃
大内裏の正門である応天門の額が強風で吹き飛んだから、それを書直すようにという
天皇の命が下ったのだった。
それでこれはまたとない機会だと思った法海は、墨や筆持ちの役のほか
進んで神泉苑の水くみのお供もしたのだった。が、
既にその時、長い日照り続きのあとだったので、池の水がいつもの半分ばかりに
減っているのだった・・・・・
濁った水ではいけないので、法海は法衣の腰から下を大きくまくりあげて中央の
湧き水の辺りの清水を汲むのであったが、
いよいよその水で墨をたっぷりすり、大師が新しい木の額に『応天門』の
三字を書き終わって門から下りて来られる間に、法海は余った墨汁をすっかり
竹筒に移しとったのだった。
あまりに慌てたので、顔にあちこち墨汁が飛び散った程だった。
ところが、それと同時にすかさず突然ワーッという叫びが周囲から一斉に
巻きおこったではないか。
国中に並ぶ者のない大師の能筆ぶりを見ようとする多勢の集まりに取り囲まれて
いたのだが、
法海は、自分の秘密がばれたかと思い顔を今度は真っ赤に染めていると
(桟橋近くの鹿さんです)
大師は『いや、案ずることはない。笑われているのは、そちではないのじゃよ』
と背中を優しく叩きながら、
指で差し示す応天門を見上げると、その『応』の字の上の点が欠け落ちて
いるのだった。
けれどもそのとき、大師は少しもさわがず、手にしていた太い筆を
『エイッ』とばかり高くほうりあげると、それがみごとに命中し、
それで応の字の点が、立派に書きあがったのであった。
スイマセン地蔵様です
長々とスイマセン
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京都府
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