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こんばんは(^◇^)今日のお勧め本は
⑥小夜しぐれ
(みをつくし料理帖)
高田 郁
芳は14歳のふきに噛んで含めるようにこう続けた
世の中には色んな人が居てはる他人を傷けることにためらいのない者
身勝手な理由で恨む者・・・・・
お前はんが登龍楼でえらい目に遭わされた末松がそれやけど大方の人はそうやない
互いを思い助け合い風通し良う生きたいと願うてはるそれでも必ず誰かに憎しみを抱くこともある
殺めてやりたいと思うほどの憎しみの裏には他人にいえない量り知れない苦しみがあるはずなんやで
『すぐにわからんかて宜しけど心の隅によう留めておきなはれ』・・・・。ふきはしょんぼり肩を落とした
幼い日、澪が菜の花のまだ蕾のものを持ち帰ると 母わかはそれを澄まし汁の具にしたり
塩漬けしたりと工夫して食べさせてくれた
調理された菜の花はほろりと苦く噛みしめるうちに口の中に春の息吹が広がる
『咲く花を散らさしいと思う御吉野の心あるべき春の山風』
弱く、強く、時に止み、また降りだすそれは思いきりのよい
通り雨でなく寒中に聞く時雨の音に聞こえた。迷いながら躊躇いながら新たな道を選んだ
美緒の零す涙のような小夜しぐれだ
想うひととは違うけれどご縁で結ばれた相手と手を携えて生きていくと美緒さんは
その覚悟をきめはったんや芳の言葉を思い返しながら澪はずっと雨音に耳を傾けていた
巻末付録
澪の料理帖
菜の花飯
材料 (4人分)
菜の花・・・一束(200g程度)・米 2カップ・昆布20g・水 6カップ・塩小さじ3 ・酒大さじ3
下ごしらえ
※ 昆布出汁を作ります。水6カップに対して、昆布20gを浸けて3時間以上おき
火にかけたら沸騰する前に昆布を取り出します。
※ 昆布出汁に塩を入れ、よく溶かしてから充分に冷ましておきます(A)
※ 米はといでザルにあげ水を切っておきましょう
作り方
1、 洗い米にAをカップ2杯。お酒を加えてご飯を炊く
2、 菜の花は、分量外の塩でさっと塩茹でし、水に放って色を止め、
ぎゅっときつく絞ってから1で用いたAの残りに浸けて味をいれましょう
3、 1のご飯が炊きあがったら、2の菜の花を絞ってから上に散らせ
20分ほど蒸らして完成です
ひとこと
菜の花をご飯と一緒に炊き込むと、せっかくの色があせてしまいます
ひと手間かけることで、色鮮やかで美味しく仕上がります。
菜の花を多めに用意して、2の手順まで一緒に行い最後に溶き辛子で和えるともう一品に
(狭〜い庭の鉢植えで咲いている今日の花達ですm(__)m)
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2015年10月29日
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