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春本番・・・狭〜い庭の鉢植えの花を
![]() お昼から雨が降ったり止んだりのじゅんちゃん地区です
目と口を描きたい者です(笑)
今日のお勧め本は
青い鳥
い鳥
重松 清
本文から
わたしはもう、ひとりぼっちじゃない、ひとりぼっちじゃないから
一人で公立高校の入試に臨む
寒い朝だった、そのぶん空が青くて高い、ウチの学校は公立高校の入試日も
ふだんどうりの授業をしている
みんな西を向いて座って左側から日差しを浴びて
ぽっかり空いたわたしの席にも陽射しは降りそそいでいるだろう
ときどき太陽の高さと窓ガラスについた露のぐあいによるのだろうか
机の上に小さな虹が描き出される事がある
今日もそうなっていたらうれしい
試験会場の高校の正面に立って大きく深呼吸をした
正門から校舎まではグランドの端を突っ切って向かう格好になる
南から北へ。進路は、北・・・・・No じゃなくて?
NEWの N なんだと決めた
受付の先生に受験票を見せて正門をくぐった。校舎に向かって歩きながら
コートのポケットから方位磁石を取り出した
立ち止まって手のひらに載せると、針の先がNにぴったりと合った
よし とうなずき、磁石をぎゅっと握りしめて私は歩きだした。
みんな孤独で
みんなの孤独が通じあふたしかな存在をほのぼの意識し
うつらうつらの日をすごすことは幸福である
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