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明日8月6日72回目の原爆の日を迎える広島です
今日のお勧め本は
ヴィクトール・E・フランクル
夜と霧
池田香代子 (訳)
画像は
Ⅴ.E.フランクル
夜と霧
ドイツ強制収容所の体験記録
の写真です
(住家を追い出されるユダヤ人達・ワルシャワ)
想像してほしい、1500名は、もう何日も昼夜ぶっ通しの移送の途上にある
その列車には貨車1台に80人ずつ乗せられ
荷物(なけなしの財産)の上にごろごろと折り重なっていた
(強制収容所へ新しく到着した囚人たちが検診のため裸体にされて兵士の前を走ってゆく)
リュックサックや鞄が積み上げられ、窓は上のほうがかろうじてのぞいているだけで
そこから明方の窓が見える、みんながみんな、この移送団はどこかの
軍需工場に向かっており、そこで強制労働が待っているのだと考えていた
今しも
列車はだだっぴろい
平野に停まる気配だ
ここがまだドイツの
シュレージュンなのか
(アウシュヴィッツ強制収容所の犠牲者の眼鏡の山)
もうポーランドに入りこんでいるのか、だれに確かなことは分からない
機関車の汽笛がするどくひと声、不気味に響く
(アウシュヴィッツにあったチクロンB毒ガス残缶)
まるで、みずからが、とほうもない災禍へとつれてきた人の群になり代わり
不吉な予感に助けを求めて悲鳴をあげたかのようだった
そうこうするうちに
列車はかなり大きな駅にすべりこんだ
貨車のなかでおののきながら
なりゆきを待ちうけていた
(マイダネック強制収容所の死体焼却炉の一部)
人々の群れから、ふいに叫びがあがった
『 駅の看板がある・・・・・・・アウシュヴィッツ だ !』
(アウシュヴィッツ強制収容所の犠牲者の残した靴の山)
この瞬間、だれもかれも、心臓が止まりそうになる
(ダッハウ強制収容所で労働と飢餓で死んだ囚人達)
裏表紙に
<わたしたちは、おそらくこれまでどの時代の人間もしらなかった『人間』をしった
この人間とはなにものなのか、人間とは
人間とはなにかをつねに決定する存在だ
人間とはガス室を発明した存在だ
しかも同時にガス室に入ってもこつ然として祈りの言葉を口にする存在でもある>
『言葉を絶する感動』と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた
本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万部を超える
読者に読みつかれ現在にいたっている・・・・・・・と
明日8時15分広島に向かって黙祷です
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