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今日は大雪・・・毎年この時期、粉雪がチラホラなのですが
今日のお勧め本は
天地明察
冲方 丁(うぶかたとう)
幸福だった。この世に生まれてからずっと
ただひたすら同じ勝負をし続けてきた気がする
そのことが今、春海(はるみ)には、このうえなく幸せな事に思えた
画像は、たけはら憧憬の路です
やはりこの大地は・・・・・・地球は丸いのだ
寛文2年の夏の終わり
銚子犬吠埼にいた
背後に陸地があることを
忘れそうな絶海に立つかと
思われるほどの見晴らしの
良さである
『天地明察ですか』 春海は思わずそう繰り返した
寛文7年9月 春海は確かに招かれた ただし意外な相手ではない
過去にも何度か安井家の碁を所望されたことがあったからである
場所も江戸の御屋敷でたった一日の滞在だった
御相手は水戸の御やかた様こと
水戸光圀公である
常陸国水戸藩の二代目藩主でのちに
水戸光圀と改名し
権中納言つまり黄門様となり
やがて水戸の民衆の間で
漫遊譚の主人公として愛されることに
なる人物である
寛文13年、春海34歳 全精力を傾けての改暦事業実行であった
『坤輿(こんよ)万国全図』という世界地図である
マテオ・リッチというイエズス会の宣教師が布教のため訪れた
中国で天文学を教える傍ら制作した地図であったという
さすがの春海も初めて見たときは唖然となった。
いったいどこに日本があるのか分からない、やっと見つけたと思ったら
小石のごとき国土に仰天した。
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2017年12月07日
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