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今日は過ごしやすいじゅんちゃん地区です
雲は薄く
3月下旬の気候のようです
今日のお勧め本は
ツバキ文具店
小川 糸
雨宮鳩子の名付親は祖母
皆からポッポちゃんと呼ばれるようになり、鎌倉で文具店を営み
代筆屋として。。。。ある日絶縁状を依頼される
絶縁状で大事なのは紙である。これは縁を断つための手紙ならば簡単に
破けたりしない丈夫な紙に書く必要がある。著名さんの決意を伝えるためにも
極端な話火事になっても燃えないような屈強な紙を選びたかった・・・・・ 今日の椿はまだ蕾です
祖母が亡くなり、ある日イタリアから祖母と文通をしていた静子さんの家族から
祖母が静子さんに送った手紙が鳩子の手に・・・・・
手紙の内容は・・・・・
静子さん、生きていくって本当に難しいですね。
私は、最近そのことを実感しています。
母親だったら、まだ違ったのかもしれません。
でも私は鳩子と歳が離れているし、もうそんなに長くは一緒にいられないのです
鳩子ならきっとわかってくれる、答えてくれる、そんな甘えがあったのかもしれないですね
私自身は教育のつもりでいたのですが、本人にとっては違ったようです
私の人生をこれ以上奪わないでほしいと涙ながらに訴えられました
彼女のためと思ってしてきたつもりなのに
でもそれは私のひとりよがりだったのでしょうね。。。。。。
113通目の手紙を読む
その手紙は、ひときわ静かな、飾り気のない字で綴られていた
人生って、本当にままならないものです
私はなにひとつなしえなかった
人生なんて、あっという間です
本当に一瞬なのです。。。。。。。
万年筆は本来。こまめに使う事で美しい書き味が保てるというのに
それを知りながら背をそむけ、ずっとないがしろにしてしまった。
「ごめんなさい」
手のひらに包み、優しくなでながら謝りの言葉を口にする。。。。。。
誰かではなく、祖母に長い手紙を書きたかった。
あなたは、常々言っていました。
字とは、人生そのものであると。
私は、まだこんな字しか書けません。
でも、これは紛れもなく私の字です。
やっと書けました。
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2017年02月16日
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