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7月18日・・・日野原重明先生が亡くなられたと、本当に残念です。
軍手をはめて天麩羅を揚げておられたTVの画像が目から離れません
お父様が広島女学院長だったとかで、広島の小学校で『いのちの授業』を
何度かされたと・・・・
人のいのちで『いかにきれいな水を満たすかが大切なんだ』。。。。。と
日野原重明先生のご冥福をお祈りいたします
今日のお勧め本は
長生き競争
ちょっと長めのショート・ショート
星 新一
事故はこれで終わりではなかった。こんどは自動車に乗って
いる時だった。エヌ氏は鞄持ちの青年とともにタクシーに乗っていた
踏切にさしかかった時、信号機が故障していたため、タクシーは
そのまま進み、そこへ電車が走ってきた。
ブレーキをかけても停止には距離が少なすぎる
自動車めがけて衝突した。しかし一瞬の差でぶつかったのは
自動車の尾部だった。負傷したものの乗っていた者の命は助かった。
エヌ氏は病院で手当てを受け
青年はベットのそばでつきっきりの看護をした
エヌ氏は考えたすえ青年に話しかけた
『こんなことを言うのは気の毒なのだが
きみをやとっておくのはやめようと思う』
『はあ・・・』と青年はすなおだった。
『きみの仕事ぶりが悪いというわけではない
きみにはなんのおちどもない
しかし、やめてもらいたいのだ。もちろん
特別の退職金を払う』
『 はあ・・・・・』
『理由を話さんとならんだろうな。つまりだ。きみをやとってから
わしの身に事故ばかりおこる。なんだかいい気持ちではない。
縁起が悪いのだ。なんというか死神につきまとわれているような』
『よくおわかりになりましたね』と青年は言った。
エヌ氏はその意味をはかりかねてとまどった・・・・・
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2017年07月20日
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