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今日の本は
沙門空海 唐の国にて 鬼と宴す (巻ノ四) 最終回です
夢枕 獏
本の裏表紙に
宦官・高力士が、死の直前に安倍仲麻呂へ遺した手紙には
楊貴妃の出自にまつわる、さらなる驚愕の事実が記されていた
黄鶴、白龍、丹翁・・・・様々な人の想いと呪いが交錯したはてに、いま
順宗皇帝は呪法よって瀕死の状態に陥っていた
呪法の正体を暴くよう依頼された空海は逸勢や白楽天、大勢の楽士や
料理人を率い、玄宗皇帝と楊貴妃ゆかりの地
驪山(りざん)の華清宮へと向かった。中国伝奇小説の傑作
『 さて、曲は何がよいか・・・・ 』 白龍がつぶやいた。
『おう。忘れてはならぬ、李白どのはそこにござったか
なれば ” 清平調子 ” 李亀年どの、唄われよ
我らが貴妃どのが、またこよい華清宮で舞われるぞ
本文抜粋
長安の中心が、大極宮であり、大極宮の中心が、今空海が足を踏み入れた
大極宮であった。
そして、その大極殿の中心が順宗皇帝であった
その、世界の中心たるのは、ただ一人の人物である
この世界で、ただ一人、自らの名を”朕”(ちん)と呼んでいい人物
空海は、その世界の中心の前に立った。
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2018年06月14日
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