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こういう事書くと反発食らいそうだし
といってあまり議論もしたくないのですが、
こういう考え方も有るというのをしたためてみたいと思います。
言わずとしれたジョン・レノンの名曲「イマジン」
平和を願う気持ちで書かれたのは理解しているつもりです。
世界紛争解決を願う集会やイベント等で歌われる事も多いです。
でも、具体的手段としてジョンがこの曲で書いていること、
「国境の無い世界」「宗教が無い世界」
これには同意出来ないのです。
個人や地域や国家や宗教の違いを認識し、
互いに理解し、許し合う事、愛し合う事が重要であり
それが出来ないからといってボーダーを無くせ、
宗教を無くせというのは極論であり、非現実的なアプローチである
思想だと思うわけです。
・・などというと、You may say I'm a dreamer と言われるわけで(^^;、
英国特有のウィットにやられてしまうわけですね。
そもそもジョン・レノンは不幸な暗殺により若くして無くなってしまったため、
なんというか、平和運動の神様みたいに死後に祭り上げられてしまったのでは
ないでしょうか。
彼はもっと泥臭い、醜い一面も持った人間性豊かなアーティストだったのです。
若い頃は暴力やドラッグに手を染め、
ビートルズ時代にはメンバー同士はおろか
個人までビートルズの作品の中で糾弾するのです。
(マハリシのことです。一定の地位を確立したアーティストが
アルバムの音楽で個人を攻撃するのですよ。どういうひどい事をされたかはあるでしょうが)
そういう活動や時代を経て、平和活動に目覚め、イマジンに至るわけです。
何を言っているかわかりにくいでしょうけど、
「イマジン」の考え方に至ったジョンとその作品は
彼の考えとして認める。私は同意出来ないけれど。
しかし、その意味をよく考えず、安易に曲を使い、歌ってはいないか?
ビートルズの作品はなんて言うのでしょ、
人をおちょくるというか、そういう湿ったシニカルなウィット(?)が多分にありまして、
例えば、
Lucy in the Sky with Diamonds
の浮遊感のある非現実的な世界はドラッグを使用した経験を
歌にしているのではないか、その証拠に、
タイトルの頭文字がL.S.D.だ!
なんて考えが容易に出てくる事を想定して
わざとそういう曲を出してくるとか、
これも平和活動ですが、
全世界をテレビ中継してその番組でビートルズと他の有名ミュージシャンが
一緒に演奏を行う、ということがありまして、そこで演奏されたのが
かの有名な、All you need is love. です。
でもですよ、このイントロ、フランスの国歌、
ラ・マルセイエーズなんです。この曲って元々レジスタンスの歌で
歌詞は相当過激なんです。
とてもLoveを歌うような曲のイントロには似つかないのです。
とまあ、とりとめもなく書きましたが。
私はビートルズもジョンも好きなんですよ。
だけど、今の状況には違和感を感じている、
というのが言いたかった、ということです。
だいいち、ジョンにはイマジンよりもっと名曲があるんです・・・。
それに注目がいかないのが悔しい。
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