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NHK「かんさい熱視線」より。
老朽化した原発を動かし続けても大丈夫か。福島第一原発の事故を受け、国は規制のあり方を見直し始めた。焦点は長期間中性子を浴び続けることで、圧力容器がもろく割れやすくなる劣化現象だ。劣化が起きると急激な冷却に金属が耐えられず、圧力容器が破損し、放射性物質が漏れ出す事故につながるとの懸念もある。福井県にある関西電力の美浜原発1号機は、運転開始から40年を超えている。老朽化原発の安全性を問う。(関西・福井地域向け番組) スタジオゲストに、原子力安全・保安院が老朽炉の安全対策を協議するため設置した「意見聴取会」のメンバーでもある井野博満東大名誉教授が出演。 関連記事
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福井の原子力発電所の大半が30年を超えいる!
井野博満氏略歴など:1938年東京都生まれ。
東京大学工学部卒業、大阪大学・東京大学教授をへて法政大学教授を2006年3月退職。 現東京大学名誉教授。専門は金属材料物性、原子力発電の安全性に疑問を抱き、圧力容器の中性子照射脆化(ぜいか)等について研究。東海第二・柏崎刈羽原子力発電所の裁判で証言。
「材料は劣化するものであり、装置は故障するものです。技術に絶対はありません。経費節減最優先、安全対策二の次では事故は必然。」
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ここにはもう一つ言及されていない事がある。
西日本は加圧水型で原子炉自体の脆性化が問題になるが、東日本の沸騰水型では、一見すると、フクシマや敦賀の母体の脆性遷移温度は低く見える。
しかし、沸騰水型では原子炉内部の炉心直近にシュラウドと呼ばれる支持隔壁がある。だから沸騰水型では、このシュラウドの脆性遷移温度も問題にせねばならない。
緊急時に原子炉を停止しようとして、制御棒を入れただけでは原発は止まらない。
それが、フクシマ原発事故で明確になった。
緊急時には大量の水を一気に注入して急激に温度を下げねばならない。
脆性遷移温度が高温になると、それが出来ない。
原子炉を、緊急時に停止出来ない。
それどころか、炉心冷却装置が働くと、原子炉が破裂しかねない。
2012/2/19(日) 午前 9:57 [ デジコム ]