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企画提案では多くの議論を行います。
どんなプロジェクトでも反対勢力はいるものです。
そういう人たちをしっかり論破していくのも
プロジェクトマネージャには必要なことです。
そのために、議論の中でよく出てくる「詭弁」について
解説したいと思います。
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それは詭弁だぁ、とか
詭弁を弄する、とか言いますが、
詭弁(きべん)は使ってはいけないように思われがちです。
詭弁に関して説明した本やブログでも、多くは
詭弁は良くないもの、悪いものとして紹介されています。
ここでは、ちょっと違った視点でお話していきたいと思います。
詭弁が良かろうと悪かろうと、いずれしても
実際には、世の中は多くの詭弁で満ち溢れています。
詭弁を良く知っておくことで、
・他人の詭弁を見抜き、議論を正しい方向へ導く。
・自らが知らずに詭弁を使ってしまうことを回避する。
・時にはあえて詭弁を使い、議論を有利にする。
などの利点があります。
特に最後の点ですが、詭弁は使い様によっては強力な武器になります。
このような技法をしっかり研究している人もいるくらいです。
(この話題はおいおい、ご披露していきます。)
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では、ここで詭弁とは何かを定義しましょう。
【詭弁の定義】
「相手の思考の混乱を利用する虚偽の論理」
とします。
論理的でない論理によって、相手の思い込みを
誘う手法全般を指します。
詭弁は議論の中で使われることが多いですが、
ここでは、言葉だけとは限定していません。
例えば「だてめがね」は不必要な眼鏡ですが、
自分を賢そうに見せる小道具として使えば
これも一種のごまかし、虚偽の思い込みを誘います。
この定義によれば、振込め詐欺も詭弁に入ります。
お金を搾取する目的で、人の思考の弱いところを突いて、
錯覚や思い込みを利用するのは詭弁の一種と言えると思います。
まぁ、我々が使う詭弁は、
そこまで悪意のある、法律違反を犯すような目的ではないですが
場合によっては詐欺になる可能性もありますから、
気をつけましょう。
詭弁にはどのような種類があるのでしょうか?
以下は詭弁をタイプ別に分類したものです。
【詭弁のタイプ】
・すりかえ
・錯覚
・数字
・速攻
・針小棒大
・お笑い
・願望
・詐欺
簡単に説明しますと以下のようになります。
・すりかえ・・論点を替えて、話題を飛躍させる
・錯覚・・・・関係ない事実を引用し、あたかも根拠があるように見せる
・数字・・・・都合の良い数字やデータを持ち出して統計的な裏づけを主張する
・速攻・・・・とにかく第一声を上げ、立て板に水のように話をする
・針小棒大・・ささいなことを誇大に主張し、メジャーな意見だと思わせる
・お笑い・・・駄洒落やナンセンスな話で笑いを取って、議論をはぐらかす
・願望・・・・相手の欲望や欲求を満足させ、理性を麻痺させる
・詐欺・・・・予め設定したシナリオに誘導していく
それぞれを詳しく説明したいと思いますが、
長くなりますから次回へ回します。
しばらく、この話題を連載でお送り致します。
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