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若狭大工、再び。

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「大工が建てる家」とはこの家の事。
「大工だけで建てる家」と言い換えてもいい。
正確には「大工」と「そま人」と「左官」が建てる家。
しかし、竹小舞下地は一族郎党、集落が集まり、「結い」で施工。
荒壁塗りも然りなので、左官は中塗りからの参加になる。
一軒の家を建てるのに、「安藤忠雄君」の様な
余計な輩は入り込む隙はない。

多分、泊まり込みで建てたのだろう。
施主がこの人にと見込んだ大工と、寝食を共にしながら
建てるのが普通だったようだ。(代わりに手間賃は無いに等しかった。)
しかし、施主の家族と同化して、その土地に根ざした手法で
最良、最強の建築を目指す事が出来た。
施主の持つ山に入り、用材の選定から伐採、木だしまでが大変な作業だったのだろう。
その上、重機の無い時代なので、建て方作業は困難の連続だったのが容易に想像できる。

今日出会った設計士に「網代組」の話をしたが、まるっきり理解出来ていなかった。
かりにも、国が一級建築士の資格を与えた建築士なのだが、資格重視が物事の本質を
捉えていない良い例である。

写真の小屋組の設計に無論、設計士(建築士)は参加していない。
(昭和の始めにそういう職業は無かった。)

平成の設計士(建築士)で我こそはという方は、一緒に解体作業をしてみませんか?
落ちたら、死ぬか、カタワになる高場作業。
もちろん自分の体重の数倍の重さの部材を人力でバラす。

己の命を的にして、始めて見えてくるものが
ある事に気がつく筈。

写真は、昨日の網代組の上部の小屋組。
二間おきに天秤と登りを配し、二重の地棟で受けている。

机上の輩には絶対に想像出来ない木組。

閉じる コメント(2)

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はじめまして
いいですね〜〜 大工が建てる家という意味わかります。余計な輩も意味がわかります。以前このような家に住んでいましたが 家賃が高くて引越しました。その時 ものすごく残念でした。今も、、、

2011/3/2(水) 午後 8:46 [ tokimaruten ]

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tokimsrutenさま。ありがとうございます。網代を次につないでいきます。

2011/3/2(水) 午後 9:54 [ 里山舎 ]


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