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『その青白い皮膚の表面に、俄かにふくれ上がってくる毒々しいミミズ腫れを見た時、ゾッとしたことには、私はある不思議な愉悦をさえ覚えたからである。』〜陰獣より |
アート関係
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美術・芸術に関するモノを
紹介してゆく
書庫です
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丹羽阿樹子という人が描いたようですが、なんとも不思議な魅力がある。 |
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地元に『木枯らしの森』と呼ばれる小さな森がある。森は河川に囲まれていて、川を泳いで渡らない限り辿り着けない場所にあった。森は直径50メートに満たない小さな森で、通っていた小学校では課外授業の一環として毎年高学年になるとその河川に集まり飯ゴウでお米を炊きカレーライスを作る行事をしていた。僕たちが高学年になる何年か前、森で首つり自殺があったようで課外授業で来ていた児童がそれを発見した。その話は少し離れた兄弟のいる生徒から受け継がれていたのだけど、すごく怖かった。『スタンド・バイ・ミー』のようには決してならないとおもった。 |
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90年代半ば、まだ会社の寮にいた頃、名古屋の栄という場所にインドネシア料理のおいしい店があると言うので女子寮の子たちに誘われて5人くらいでランチへ行ったことがあった。その後ブラブラとウインドウショッピングをして帰り間際に丸善という大型書店に入り『zyappu』という最新モード雑誌を発見する。その中に「連続女優殺人事件」という有名な女優さんが高級なブランド品を身に付けて死体の振りをして撮影した連載コーナーがあって、樹海でトランク詰になった小泉今日子さんの死体写真が掲載されていた。その雑誌を買って帰ったが、その雑誌を買うんだ〜と思われるのが非常に嫌だったと記憶している。寮に戻って買ったばかりの雑誌を裁断して死体写真を画鋲で止めて壁に飾った。
ハリウッド映画(ヨーロッパの映画でもそうだけど)を観るとティーンエイジャーが雑誌の切り抜きやらを部屋の壁にペタペタ張り付けていて、それを真似ていた。靴を履いたままベットで横になってヘッドフォンをつけて音楽を聴くみたいな動き、それで母親に名前を呼ばれて気づかない。なんか、そういうライフスタイルも当時は憧れていたとおもう。 さて、そのトランク詰の写真なんだけど最近まで持っていた気がするのに、探しても見当たらない。 ■写真集『最後に見た風景』の表紙を飾ったオリジナルプリント■4切りサイズで限定30部裏面サイン有
何年か前に個展でオリジナルプリントと写真集とセットで販売していた時の物。けっこうな値段だったおもうけど忘れた。もともと写真集の『死体のある20の風景』と『最後に見た風景』は人気あがって今は絶版となり希少性があります。緑と赤のが組み合わせがすごくいい。ビニール袋に入れたままなので反射と映り込みが残念。 ■撮影/伊島薫 モデル/UA 洋服/トーガ
■写真集より〜 モデル/松雪泰子 洋服/グッチ
■写真集より〜 モデル/篠原涼子 洋服/ヴィヴィアンウエストウッド
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◆山田詠美 著『賢者の愛』(中央公論新社) |



