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昨日電車で家に帰る途中、僕も席の前に20歳前後の男女が来て
2人でつり革をつかみながら何か話をしていました。
なんやら、サークルの先輩がどうの後輩がどうのと話しており
話し方からすると、男の子が大学サークルの先輩で、女の子が
後輩ていう感じでした。まあ、よくある飲み会の帰りっぽい感じなので
全然気にしてませんでした。しばらくすると、男の子が女性のカバンを
「持ってあげるよ」といい持ってあげていました。女の子も
「いいですよ、○○さん」と遠慮している様子。全然重たくもなさそうな
カバンなのですがね・・・。2人の会話はぎこちない感じで敬語も交じる
のです。なんとなくここら辺から僕の気になるあいつレーダーが反応し始め
様子をみてしまいました。2人の話す内容と男の子の態度、それから僕の
長年の経験と勘を踏まえると、この2人は、
同じ大学のサークル、先輩後輩の仲。それが最近男の先輩から女の子に
告白をして、女の子もOKをし付き合い始めた。それで、今日は初デート
2人でご飯を食べに行きその帰りの電車の中だ。
という結論に達しました。(もちろん勝手な推測ですか・・・)
男の子は、なんとか話を盛り上げようとして頑張っている様子。
話している内容は、よくわからないのですが、なんか女の子を楽しませようと
しているのが伝わってくる。う〜、こういうのを見ると応援してしまいたく
なるのが、おせっかいお兄さん(おじさんじゃないよ)の性格なんです。
男の子の話の内容が、なんか「手」にまつわる話をしてるんです。
・小指を蚊にさされたら、神経たくさん通ってるところだから痛痒い。
とか
・友達に霊感が強い人がいて、手の温度が変わる。
とかとか
そこで、おせっかいお兄さんは感じ取りました。
「この若者。女の子の手を握りたいんだな!!」と・・・。
でもなかなかきっかけをつかめない。頑張れ若者!!僕は一人で
心の中で、その男の子の応援をしていました。
しばらくすると、その男の子は、話のきっかけで女の子の手を取り
爪がどうのこうの話をしていました。
おせっかいお兄さんも心の中で「よっしゃ!!そこだ!!そのまま
手を握るんだ」と力も入り応援していると、ついにその男の子は
ぎこちない感じで女の子の手をギュッと握ったのであります。
「やったー!!でかした若者!!よくやった」。僕は心の中で
叫んでました。女の子も手を握られたまま、窓の外を見て話をしない。
でもなんとなく喜んでいる様子。う〜、かわいいじゃん。純粋な
女の子だ。僕も大学時代だったら好きになるタイプだと勝手に思い込みながら
様子を見ていました。おせっかい兄さんは、若者の恋の始まりを
見たのでした。今時の若者はチャラ男とチャラ子の集まりだって
勝手に思い込んでいたので、こういう子もいるんだなぁってほのぼの
なりました。その後も2人は、手をつないで・黙ったまま電車に
揺られていました。しばらくして、彼女の降りる駅に近づき到着の
アナウンスが流れると、彼女がポツリ
「降りたくないなぁ・・・」
と言ったのです。うわっ、たまんない(俺が興奮してどうするんだ)、
こんなこと自分が言われたらどうしよう、なんて要らぬ妄想も
働かせてると、男の子が「じゃっ」といって持ってたカバンを女の子に
返し、女の子はホームへ降りて行きました。なんか青春白書1ページみたいな
気分になり、僕も初デートのことを思い出してしまいました(関係ね〜)。
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