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My deepest sympathy to you and your family.
I hope that time will soften your sorrow. 山種美術館
ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵の黄金時代―清長・歌麿・写楽―
展覧会 ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵の黄金時代―清長・歌麿・写楽―
会期 2011年02月26日(土)〜04月17 日(日)
会場 山種美術館
主催 山種美術館 ボストン美術館 日本経済新聞社 テレビ東京
後援 米国大使館
特別協賛 フィデリティ投信
協賛 大日本印刷
協力 日本航空
開館時間 地震(節電営業)のため3月23日〜4月17日まで時間変更
月〜金10:00〜16:00(15:30)
土日 10:00〜17:00(16:30)
休館日 地震(節電営業)のため3月23日〜4月17日まで月曜日も開館
入館料 一般1300円/大高生1100円/中学生以下無料
日時指定券1500円/障がい手帳をお持ちの方無料
museum紹介サイト ★ここをクリック★
訪問日 2011年03月28日(月)
所要時間 2時間 〜施設・建物の感想〜
やっぱり、入り口を入って「うっ」と詰まる。どうしても、二重扉を越え、ビル内に
入ると、案内役の方がいらっしゃるが、なんとも狭い。
入ると左にチケットブース。そして、オープンカフェ...コインロッカーにトイレ。
チケットをもとめて、地下に降りて、展示室。正直、本当に、美術館として建てた建物
なのだろうか?会社のような…
展示室もまた、導線上にショップがあるのは、たしかにいいが、最後の展示室との間に
あるため、展覧会の流れが壊れてしまう。というか、尻切れトンボみたいになってしまう。
また、ショップが明るいために、また展示室に戻るときに目が慣れず、すごく暗く感じて
しまう。特に、今回は、肉筆画が最後の展示室で、さらに暗い展示室。目が慣れるまでに、
ずいぶんかかった。とても残念な展示室の作りでもある。他の展示室に関しても、細切れに
展示室が区切られて、見にくい。
また、順路が細かく定められ、あまりにもうるさい。章の送り方がだめなのか、
あまりにも順路がうまくいっていない。
〜展覧会構成〜
第1章 鳥居清長
第2章 喜多川歌麿
第3章 東州斎写楽
第4章 黄金期の三大絵師をとりまく大家たち
第5章 版本と肉筆画
〜展覧会の感想〜
いつも混んでいるといううわさを聞いたので、今回狙って月曜日に。う〜ん、混んでる。
でも、コインロッカーで並ぶことはなかったから、ましなほう?
このように一堂に見られるのはおもしろい。ただ、少しぼやけたか?
展示をしてないから、作品の色が美しいということだったが、思っていたよりも色味が
もやっとしたものが多く、ちょっと残念
十分に楽しめた。
また、歌麿、写楽の、正面刷りが展示
されているということで、楽しみにして
いった。その時代のものが綺麗に残って
いるとは、とっても珍しい。
浮世絵の場合は、色を摺り終わった後
に絵の具を塗らず、光沢をつけるために
正面刷りを加える。今回の展示では、
62歌麿≪虚無僧姿の男女≫
寛政5(1793)年頃、
96写楽≪松本米三郎のけはい坂の
少将、実はしのぶ≫
寛政6(1794)年5月
の二作品。
でも、やっぱり肉筆画!
そして、ここの展示ケースは素晴らしい!とても近くまで見られる。壁に大きなパネルの
ようなものを上から固定、そこに幅が10センチほどになるようにアクリル板をはめてある。
お軸の展示でこんなにも近くに寄れたのは初めてではないかしら?肉筆画ということも
あって、かなりルクスが下げてあったが、お軸の糸目がきっちり見えるほどだった。
143歌川豊春≪遊女と禿図≫天明年間(1781-89)
三味線、琴、囲碁、書を持っている女性が流れるような配置。賢さを求められる遊女の
様子が感じられた。きものもそれぞれさまざまで美しいものやかわいらしいもの。
筆遣いが伝わってくるようで素敵。
144 鳥文斎栄之≪隅田川納涼図≫3幅 文化文政期(1804-29)
中のお猿の船頭さんがかわいらしい。ここでも近くに寄れたので、船の生け花の花びら
や、船に乗っている女性のかんざしの胡粉のこんもり感がわかる。とっても小さいのに
分かるなんて、とっても幸せ。
その他、気になった作品は、
9鳥居清長≪雛形若菜の初模様 丁子屋内 丁山 しをり つまき≫天明2(1782)年頃、
14鳥居清長≪美南見十二候 三月≫天明4(1784)年頃
17鳥居清長≪風俗東之錦 春の野遊び≫天明3-4(1783-84)年頃
39歌麿≪契情婦美姿 八≫天明2(1782)年頃
52歌麿≪青桜三幅対≫寛政5(1793)年頃
58歌麿≪歌撰恋之部 稀ニ逢恋≫寛政5-6(1793-94)年頃
79歌麿≪忠臣蔵 七段目≫寛政10-11(1798-99)年頃 ※色がない方が色っぽい。
82歌麿≪金魚≫寛政11-12(1799-1800)年頃
92歌麿≪福嶌左衛門≫享和3-文化元年(1803-04)年頃
※私は歴史物はそんなに好きじゃないが、これは、表情がよくて、気に行ってしまった。
121鳥文斎栄之≪新大橋橋下の涼み船≫寛政4(1792)年頃
(写楽は、そんなに興味がないので・・・)
浮世絵は、その時代の流行りやきどらない生活様子が垣間見れておもしろい。浮世絵の
中から、楽しそうな声や、賑やかな声、しんみりした雰囲気など、伝わる時の流れが楽しい。
そうですね〜〜。これ(版画)が、普通にお土産品や記念品として安価で売られていたんですから、
ある意味、この時代贅沢ですね。庶民にも手に入る楽しみだったのでしょうね
今の私たちには想像できません。今、時代とともに流れていく大量生産ものが、未来にはmuseumに
展示されるかもしれない(w
アーカイブって大事だなぁと思いますね。
〜基本情報〜
◆トイレ状況 入口1階のみ(チケット購入前に)
◆コインロッカー チケットブースの脇(チケット購入前に) 数的には、50くらいかな。
◆ショップ状況 充実している。オリジナルの商品が多く、お金がかかっている。
ただ、図録、書籍が少ないのが気になる。
◆受付等対応 多いなぁと感じるほど、スタッフがいる。
◆展示室
・作品距離 近く見られていい。特にお軸の展示ケースが素晴らしい。感激。
・照明関係 LEDとはいえ、少し古いタイプなため、どうしてもスポット風になる。
・会場設定 狭い。パーテーションで区切るにしても、すこし無理がある。
・パネル等 文字が大きいため見やすいが、目新しい解説ではないのでおもしろくない。
◆お食事関係
・館内 Cafe 椿
やっぱりここは、お約束の上生菓子。京風の大きめな和菓子。
今回の展覧会オリジナルは、5種類… お値段は、おひとつ500円。。。。
華麗に踊る女芸者の花笠を和菓子に。
(こしあんを金柑風味包み)
禿を連れ、桜の下を道中する花魁の姿。春らしい色遣いで。
(あんず風味、白あん、こしあんの三段重ね)
春爛漫、しだれ桜の下で花見を楽しむ女性たち。江戸の花見をきんとんで。
(黒糖風味の特製大島あん)
尾形船と川面の清風をモチーフに。
(こしあんの黄味あん包み)
川の流れの岩の上で布を踏む美女たちの爽やかな色香。
清涼な川の流れをイメージして。
(ごま風味のこしあん)
今回は、お持ちかえりで3つもとめちゃいました。
花にしきがとっても気に入りました。和菓子というか、和洋菓子というか、
紅茶にも合いそうなお菓子でした。
花うたげはちょっと期待外れでしたが(涙
写真は鷺姫
ランチは…【ビストロシロ】 山種美術館から恵比寿駅へ徒歩5分ほど
電話03-6427-9200
お魚がとっても美味しいです♪お野菜のポタージュもとってもいいです。
店員さんもとっても素敵な方で、一人でものんびりと居心地がいいですよ。
また、お水が、ハーブティ(今日はカモミールティ)もいい香りです。
ランチのコース¥1500円とコスパも◎
それから…山種美術館へ行く道すがら…杏のお花が満開。とっても美しかったです。
めじろちゃんもとっても可愛らしかったです。
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この展示会、私も行きました〜♪♪
ちょうどテレビ東京の「美の巨人たち」で鳥居清長をやっているのを観まして。
八頭身美人を初めて描いた画家とか???
とても興味深く鑑賞できました。
個人的には写楽のデフォルメも好んでおりまして。(^^;
山種美術館はマニアックな場所だと言う印象を持っております。
(^^v
それにしましてもこちらの記事、大変参考になります。
m(u u)m
2011/3/29(火) 午前 11:20
日本画で有名な美術館らしい、美しいお菓子ばかりですね。
私も、機会があれば行って見たくなりました。
花にしきが一番綺麗に見えます。
500円は高いですね。
松江は158円だったのが値上げされました。
2011/3/29(火) 午後 8:39
お立ち寄りありがとうございました。
山種美術館は同じ日に行かれたんですね。結構混んでましたね。
本物の浮世絵をこんなに沢山、一度に見たのは初めてでした。
清長は今まであまり馴染みがなかったんですが、繊細な彫りの
技術は素晴らしい物があると感じました。女性好みはやはり歌麿
でしょうね。さすが美術館専門のブログだけに解説が素晴らしい
です。今日、アップした記事もトラバしました。
ぽちっとね
2011/3/29(火) 午後 9:47
museumさん、こんばんは。
ぼくのブログにもお越しいただきましてありがとうございました。
この展覧会、ぼくは土曜日に行きましたがやはりかなりの混雑でした。でも東京の美術館や博物館は基本的に平日でもかなり混雑していますね。
今度国立博物館で「写楽展」があるので今から楽しみにしています。今後もよろしくお願いします。ポチ!
2011/3/29(火) 午後 10:40
今晩は!お立ち寄りありがとうございました
詳細な美術館レポお見事です 情報量が多くて魅力的ですね
気になる作品に清長の美南見十二候や歌麿の七段目など見つけて嬉しくなりました
和菓子の紹介(知らなかったぁ!)やランチも楽しい
そして シメのメジロに参りました(笑)
2011/3/29(火) 午後 11:00
細やかなわかりやすい情報で、今後の美術館巡りに役立ちそうです。
これからも度々お邪魔させていただきます。
和菓子、おいしそう…。
2011/3/29(火) 午後 11:41
MASAさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
行かれたんですね〜〜。
ごめんなさい、記事見つけられませんでした(涙
「美の巨人たち」時間が合わなくて観ることができなくて…
たまに、ぶつかっちゃったりして、大混雑に巻き込まれたりしますね(w
清長は、すらりと美しい(?)女性を描きますよね。
現代の女子を思わせますね。
写楽は、目の表情が苦手というか…(汗
でも、鑑賞はします(^^ゞ
確かに、おもしろいですよね。マンガっぽくて♪
山種美術館、マニアックですか…
以前の場所のほうが、私は好きでした。ちょうど、今時分は桜が…。
参考にだなんて、恐縮です。
でも、素直に嬉しいです。
MASAさんの言葉を励みに頑張りますっっ。
ありがとうございます。
2011/3/30(水) 午前 0:56
ensyuuさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
そうですね〜〜、展覧会ごとに考えるのが楽しそうですね。
はたして、お菓子職人さんが考えているか、
キュレーターが考えているのか…
どっちにしても楽しそうです♪
正直、ここのきんとんは、正直あまりお勧めしません(涙
でも、美しいですね(^^)特に見本が。。。
この、菊家さんは、根津美術館に行くときに立ち寄ります。
う〜ん、でもやっぱりちょっとお高いっっ(汗
158円が値上げ?・・・まさか、500円???(w
2011/3/30(水) 午前 1:01
Kassyさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
さっそく遊びに来てくださって嬉しいです。
あんずのお花の写真を見つけて、すっごく嬉しかったです。
同じ日に同じようにお花を見上げて写真におさめていた方がいた…
とっても嬉しくなりました♪
結構混んでました(涙
ゆっくり自分のペースで見られなかったのが残念。
でも、順路通りに見なくても、テーマさえ合っていれば、
展覧会意図と違わないので、いろいろ自由に拝見しましたが(w
私は、清長が好きなのですが、今回、見比べることで、歌麿もいいかなって
思いました(^^ゞ
女性好みなんですか〜〜〜(照
気ままに個人的意見をつらつらと書きとめています。
解説を素晴らしいだなんて…お恥ずかしい。
でも嬉しいです。ありがとうございます。
Kassyさんの言葉を励みに頑張ります。
TBありがとうございます。
もうひとつの記事、これから伺わせていただきますね!
2011/3/30(水) 午前 1:07
田丸屋さん
ご訪問&コメントありがとうございます。
さっそく遊びに来てくださってありがとうございます。
土曜日ですか…確かに混んでそうですっっ。
版画は特に小さいものですから、
人が多いと、どうしても見にくいですよね(涙
たしかに、東京の美術館はいつでも混んでる…
京都はよかったなぁ〜〜。
(京都は最終近くなると、混みます(w)
写楽展、開催延期になりましたが、中止にならなくてよかった。
はい、楽しみです(^^)
4月中旬開催の、三井記念美術館に
ホノルル美術館の浮世絵が、来るはずだったのですが…
ホノルル美術館で見たすばらしいコレクションが来ると楽しみに
していたのですが。
担当キューレターさんは日本語も堪能で、とっても素敵な方だったのを覚えています。
天災(人災になるのかな?)はかなり広く影響してきてますね(涙
そういえば、
4月17日まで、たばこと塩の博物館で、役者絵、芝居絵の展覧会開催してますね。
興味はあるのですが、なかなか行けません(涙
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
ぽちっとありがとうございます。
2011/3/30(水) 午前 1:18
torikeraさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
早速あそびにきてくださって嬉しいです。
見事(^^ゞ・・・照れますね。。。
個人的意見を、ぐだぐだとまとまりもなく書いているので、
そんなふうにおっしゃっていただくと、お恥ずかしい・・・
でも、嬉しいです。
torikeraさんの言葉を励みに今後も頑張ります。
情報量では、torikeraさんに負けてます(^^ゞ
上生菓子、ぜひぜひ、お勧めですから、
あっ、もちろん、こちらのカフェでもいただけますよ〜〜。
そうそう、あんずのお花綺麗だなぁ〜〜と見とれていたら、
お花が揺れて…
そうしたら、メジロちゃんがお顔をだしてくれました。
そして、実は、コバトさんもいたんです。
でも、アップはやっぱり、春らしくメジロちゃんかなと♪
笑がとれて嬉しいです。
おもろいモンに入れていただけるでしょうか(汗…(w
2011/3/30(水) 午前 1:32
夢ありすさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
これからも、わかりやすい内容に出来るように努力しますっっ。
アドバイスもよろしくお願いします!
ぜひぜひ、遊びに来てくださいね(^^)
和菓子、自宅でお薄と一緒にいただきました。
やっぱり和菓子にはお抹茶がいい♪
(たまに例外もあるようですね・・・(^^ゞ
2011/3/30(水) 午前 1:36
再びおじゃまします
museumさんの記事で「正面刷り」の紹介がありました
これは恥ずかしながら知りませんでしたので ビックリし ちょっと悔しかった(笑)
歌麿(記事には62写楽となっていますね)と写楽の作品をそのように見ていなかったので 改めて見に行かなくちゃと思った次第です ありがとうございました
また 埼玉の蕨に「河鍋暁斎記念美術館」という小さい小さいmuseumがあります 機会がありましたらぜひご訪問下さい!!
2011/4/1(金) 午前 1:33
torikeraさん
再度ご訪問ありがとうございます。
いやいや、私も勉強中でして(^^ゞ
以前、広重展で、版画の勉強をしなくてはいけなくて…
まだまだ、です。
でも、下側とかからみるとはっきりと模様が浮かび上がって、
観劇しちゃいますよ。
この時ばかりは、照明に感謝です(w
ありゃ。。。歌麿、訂正しておきます。
どこでこんがらがっちゃったのかしら???(照
ご指摘ありがとうございます。
さいたまですか〜〜。
はい、ぜひ行ってみたいと思います。
埼玉県 museum リストを作成した時にあったような・・・
(まだ、詳細を作れていないので、どんなmuseumなのか
気になっておりました。
お教えいただきましてありがとうございます。
2011/4/1(金) 午前 11:56
何回もスイマセン
今日の朝日新聞の別冊に山種美術館の3代目館長さんの紹介記事が出ていました! 創始者の山崎種二氏の孫にあたる妙子さんの記事でしたが 2年前に現在地に移転した経緯にも触れていました 喫茶や照明の工夫も書いてあり おおっ museumさんの記事と同じじゃぁと感心しました(笑)
2011/4/30(土) 午後 10:54
torikeraさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
ぜひぜひ何度もいらしてくださいね(^^)
とても楽しい話題で嬉しいです。
わぁ〜〜〜、なんだか嬉しいご報告です(^^ゞ
情報ってコワイというか、、、すごいことですね。
妙子さんの記事、探してみます〜〜〜♪
2011/5/4(水) 午後 7:37