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3年分のデータがすべて消えました・・・しばらく立ち直れません。。。復帰はかけてますが、おそらく全滅×××

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千葉市美術館
生誕250年記念展 酒井抱一と江戸琳派の全貌
イメージ 1
 
〜展覧会構成〜
第一章:姫路酒井家と抱一
 (酒井家代々の書画、叔父・松平乗完の絵画、兄・酒井忠以[宗雅]の書画、
  宗雅・栄八[抱一]の足跡をめぐって)
第二章:浮世絵制作と狂歌
(抱一青年期の肖像画)
第三章:光琳画風への傾倒
(文化十二年光琳百回忌の記念事業、光琳顕彰)
第四章:江戸文化の中の抱一
(吉原と抱一、画賛物の味わい、亀田鵬斎との交友、俳諧人ネットワーク、料亭八百善に遊ぶ、
 古典への関心)
第五章:雨華庵抱一の仏画制作
第六章:江戸琳派の確立
第七章:工芸意匠の展開
第八章:鈴木其一とその周辺
(鈴木蠣潭、鈴木其一、鈴木守一、市川其融・中野其明)
第九章:江戸琳派の水脈
(酒井鶯蒲とその周辺、池田狐邨、田中抱二、江戸琳派の遊戯性〜小さきものたち、江戸琳派と能絵、
 江戸琳派と浮世絵、節句画と描表装、江戸琳派の抱一影彰)
 
 
〜展覧会の感想〜
 もう、終わってしまった展覧会ですが・・・今回は、かなり勉強不足です。あしからず。
 巡回は、来春、細見さんへ
 
 まさしく抱一の、尾形光琳を尊敬し師と仰ぎ、琳派の雅な画風を俳味を採り入れた、詩情ある
あかぬけた画風の全貌。
 まず、東京国立博物館に、京都国立博物館、出光美術館に、根津美術館、三井記念美術館、
細見美術館、三の丸尚蔵館・・・。さらに、日本全国津々浦々、公的機関から市立美術館、寺院、神社、
個人蔵まで、本当にいろいろなところから借用している。本当に御苦労があったことでしょう。
とくに個人蔵が多いことに頭が下がる。約300点もの作品を集めた、気合の入った展覧会だなぁと
感じました。(図録も気合入った装丁でした。)
やはり、日本美術の専門家・学習院大学教授の小林忠氏が館長に迎えられたことが起爆剤なっているのでしょうか?
 陳列作品が多角的で、「掛け軸 + 屏風 + 工芸品」といった通常の展示とは異なっている。
あげるときりがないが、仏画・挿絵・戸袋・香包・印譜・団扇・短冊・豆画帖・襖・小袖など、
ありとあらゆるものを集めたという感じがします。
 そして、江戸琳派の作品展示であると同時に、酒井一族の歴史紹介もされています。酒井一族が
江戸琳派を隆盛させたから、ある意味当然のことではあるが、このようにおまけがおまけじゃなくなって
いるのもすごいです。さすが、広い展示室をお持ちで(今回は常設展示なし)。
 

 さて、抱一のすごいところは、やっぱり自然観察でしょうか。
虫、花、それらが、しっかり見てスケッチをし、また、季節もしっかりと考えられ組み合わされています。
時代が下ると、だんだん、見本を見ながら・・・というほうが強くなり、観察力、さらに自然を考えると
いうところが、おろそかになってきているようです。
 そして、今まで、考えていなかったことを思ってしまいました。抱一、琳派は、、、、平面だったのだと。
さまざまな自然や出来事を3Dから2Dにすることをめざしたのだということ。どういうことかというと、
あくまでも絵であって、立体ではない。形が、ぺランとしているということ。そして、時間が止まっていると
いうこと。写真的というか。う〜ん、時間をぱっと止めてしまったような情景というか。うまく言えないが、
立体感のある絵、消失点がある絵、西洋画と比べてという意味ではなく、あくまでも平面として
考えられた絵であるということ。日本的というか、日本人の感性というか。なんだか、西洋芸術にかぶれ
た現代人の頭をガツンと殴るような衝撃がありました。
 
 
 そして、そこに時間というか、空間を入れるため?に、琳派お得意の「描表装(かきびょうそう)」が
はいってきます。(それだけの理由ではないとは思いますが)
 抱一は、マンガっぽいなぁと感じました。省略のしかたや、背景の扱い方など。(というほど、マンガを
知りませんが。あくまで、イメージです。)きっと、楽しんで描いていたんでしょうね。
 
 
 狂歌名が尻焼猿人っていうのは、強烈なインパクトでしたねぇ。
 
 
 それにしても、混んでました。最終土曜日のためだったのでしょうか。本当にゆっくりと見られない。
ある作品の前には、3重の列・・・???声の大きい大学生?チームみたいなのもいたし。やっぱり
展覧会は、始まってまもなくくらいが一番いいかな。
 
 
 ちょっと苦情。
 展示作品の引きを考えてほしかった。除きケースや休憩の椅子があって、それ以上下がれないと
いうのは、大変残念。また、高さも、屏風の高さが低いところがあって、覗かないと下の部分が見られ
ないという作品もありました。たくさんの作品を集めたから、大変だったのは、分かるが・・・
 また、小見出しがごちゃごちゃとあり、順路を決められてしまって、ちょっと見にくかったです。
 
    展覧会   生誕250年記念展
          酒井抱一と江戸琳派の全貌
    会期    20111010日(月・祝)〜1113 日(日)
    会場    千葉市美術館
    主催    千葉市美術館 読売新聞社 美術館連絡協議会
    開館時間  日〜木曜日 100018001730
           金・土曜日    〜20001930
    休館日   会期中無休
    観覧料   一般1000(800)/大学生700(560)/小学・中学・高校生 無料
           ( )内は前売券、団体20名様以上、および市内在住60歳以上の料金
           障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
    HP    http://www.ccma-net.jp/index.html
    museum紹介サイト   ★ここをクリック★ 
    訪問日   20111112日(土)
    所要時間  1.5時間
 
    巡回予定 姫路市立美術館→千葉市美術館→細見美術館
 
〜施設・建物の感想〜
以前書いたので、詳細はここを参照で…→ここ★
 
 
〜基本情報〜
◆トイレ状況 一階に一か所づつ。
◆ショップ状況 普通の美術館のショップかな。ただ、ポストカードは比較的多い。
◆受付等対応 忙しそうだった。
◆料金設定  この展覧会についてはお安いかな。
◆展示室
 ・作品距離 展示ケースの使い方をもう少し上手に。
       台は毎回作るとか、薄いものをたくさん用意して、組み立てて使えるとか・・・
 ・照明関係 比較的明るく見られる。
 ・会場設定 所狭しと作品があり、少し進みにくい。
 ・パネル等 気にならず。
◆お食事関係
 ・館内   レストランがある(が、やっぱり、ここの店員さんはかなり対応が悪い。)
 ・周辺   街中だけにたくさんある。

閉じる コメント(10)

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コメント、ありがとうございました。千葉市美術館については、いつも採算が気になってしまうほどなので、「混雑でゆっくりと見られない」状況が現出していたなんて、驚きです。まあ、11月の初めでも、ギャラリートーク(結構、予定外の日にもやってました)のときは別として、人が多くて困る様な状況ではありませんでした。

ところで…コメント中にTBへの言及がありましたが、トラックバックされて来ていないのですが(笑)。

2011/11/14(月) 午後 8:53 レイ豚

こんばんは♪
私は西洋美術専門だったためあまり日本東洋美術に造詣がないのですが、足立美術館の日本画に酔いしれたり、葛飾北斎の絵に感動を経験しています。
Museumさんの記事に書かれてあった「西洋芸術にかぶれ
た現代人の頭をガツンと殴るような衝撃がありました。」は解るような気がします。
ほんとうはもっと日本美術を見習うべきなんでしょうね。
ルーブルなどでよく小学生くらいの子供たち相手に絵の説明をしている先生もしくは学芸員の姿を見ると、こういう教育、日本の学校教育もすべきだとおもいます。

2011/11/14(月) 午後 10:03 絵描きのたあ

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やはり最後の週末は混みましたか・・・
先週土曜は(18:00以降でしたが^^;)結構空いていたので、そんなに混まないのかな、と思ってましたが・・・

特に「夏秋草図屏風」のところ、空いている時は良かったですが、混んでるとソファが邪魔だったでしょうね。

構成・配置的にはもうひと工夫の余地があったようにも思いますが、あの品数、多角的に抱一の人物像を見せてくれて、大満足の展覧会でした。

ぽち♪&トラバ♪

2011/11/15(火) 午前 1:09 Romanesca

Rey豚さん
ご訪問&コメントありがとうございます。

TBなんだかうまく出来てないみたいです×××
失礼しました(^^ゞ
改めて伺い、もう一度挑戦します♪

そうなんですよ〜〜。
とっても混雑していて、気持ちがドキドキしました。
人が多くて困るという体験がないなんてうらやましいです♪

2011/11/15(火) 午後 5:08 museum

絵描きのたぁちゃんさん
ご訪問&コメントありがとうございます。

ガツンです(^^ゞ
日本のmuseumでも子どもちゃんに案内をしているところが
ありますが、まだまだですね〜〜。
しかも、学校の先生方は、時間に追われているから・・・
鑑賞シートのようなものを求める・・・
時間内に、たくさんの知識を、みたいな×××

感じるという一見無駄な時間をたくさん作りたいですね(^^)

2011/11/15(火) 午後 5:11 museum

R​o​m​a​n​e​s​c​a​さん
ご訪問&コメントありがとうございます。

確かに、空いているときなら、椅子にゆったり・・・
ありですね(^^)

おっしゃるとおり、あの数ですから、所狭しと並べたのは仕方ないか・・・
ですね。

これだけのものを一堂に見られるというのは本当に感謝です♪
ポチ☆&トラバありがとうございます。

2011/11/15(火) 午後 5:16 museum

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トラックバックが出来なかった原因がわからない…との事でしたので、考えられるものを。
単に、トラックバックを忘れた、てな事も考えられますが、「不正なトラックバック」云々とのエラー。メッセージが出たって事なら、次の記事で書いた様な事も考えられます。
http://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/61000251.html

2011年11月14日0:40〜0:51に5つのトラックバックをしていた事から、6つ目が制限上限に引っ掛かったものかも知れません。

もともとは、自動的な(プログラムによる)迷惑トラックバックを防ぐのが目的で設けられた上限かとは思いますが、ときに一般ユーザにも迷惑な上限となっています。

なお、私も昨年2010年年末のゴッホ展(国立新美術館)、ドガ展(横浜美術館)、今年2011年の写楽展(東京国立美術館)などでは、ものすごい混雑を経験しています。どれも、やはり会期末近くでした。

2011/11/15(火) 午後 6:19 レイ豚

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コメント、TBありがとうありがとうございました。千葉も終わりましたか。姫路よりも展示点数も多いし、さすが館長さんが近世日本美術の専門家だから〜!と痛感しましたが。
会場のことは全くわからないのですが、もし「展示が多すぎてゴチャゴチャ」なら、少々問題でしょうね。(いつももっとゆったりしてるとはいえ?)
たった1ヶ月なので、お客さんも土日などに固まってしまったかな?
全国の美術館博物館ブログ頑張ってくださいね!☆ポチ

2011/11/16(水) 午前 4:34 halnacr2008

Rey豚さん
ご訪問&コメントありがとうございます。

丁寧にお教えくださって感謝です(^^)
なるほど〜〜。
制限というものがあるんですね!
いつも、まとめてTBしていたので・・・
今後気をつけます!

会期最終は、やっぱり混みますよね(^^ゞ

2011/11/16(水) 午前 8:15 museum

h​a​l​n​a​c​r​2​0​0​8さん
ご訪問&コメントありがとうございます。

次は、細見さんですね(^^)
あそこも、展示室の状況からみると展示数は減るかしら・・・
「展示が多すぎて」というよりは、作品目線が、ちょっと低め
なのでは?と思います。
(最終土日でなければ、混雑はなかったとみなさんがおっしゃっていたので、その際は、気にならないかと。)

全国のmuseumブログ。。。頑張ります。
私もTwitterに少し逃げて(w

ポチ☆っとありがとうございます。

2011/11/16(水) 午前 8:19 museum

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