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11月歌舞伎公演
「日本振袖始(にほんふりそではじめ)」「曽根崎心中(そねざきしんじゅう)」
国立劇場開場45周年記念 平成23年度(第66回)文化庁芸術祭協賛
感想
「日本振り袖始」
日本神話好きの私にとっては、身近な物語で
あり、感情移入がしやすかった。序幕が思って
いたよりも楽しめた侍女くまざきの松江さん、
面白いっっ!さすがいい笑いを取っていらっしゃった。
素戔嗚尊の梅玉さんは丹念に演じられ、大変上品
だった。暴れん坊の素戔嗚尊のイメージが、
やっぱり神様だからぁ〜と改めて思った。
岩長姫・八岐大蛇の魁春さんもすばらしかった。お酒を飲むシーンは面白かった。
女性の姿なのに、カキカキした動きというか、蛇の首(蛇って首あるのか?)の動きのよう
で、気持ち悪かった。美しい女性で登場したのに、どんどん変化していき、ドキドキした。
でも、恐ろしい時間が長すぎて飽きた。それから、八岐大蛇というだけあり、8人に分かれる
ところなんて、なるほど〜〜と感激。その8つが1つになったり、分かれたり、その動き
に、想像力をかき立てられた。それにしても、真っ赤な舌が印象的。
でも、なによりも惚れてしまったのは、稲田姫の梅丸さん。なんと、1996年生まれ。
若さをそのまま見事に出し、か弱く女性よりも女性らしかった。大柄な大人の中にいるので
より一層、女性らしく舞台に映えていた。
昔は、若い人たちが歌舞伎を担っていたのかなぁと感慨深かった。
「曽根崎心中」
これで、すべてのシーンを生の舞台で見ることができた。特に、北新地天満屋の場の
ラスト、逃げるシーンは、よく、お軸で見ていたので、本当に楽しみにしていた。
ただ、情景はしっかり理解できたが、墨絵でみた、強烈なインパクトはなかった。
期待しすぎて撃沈。モノクロの世界での個人のイメージの強さに改めて驚かされた。
歌舞伎で見ると、意外に騒がしいんだなぁ〜とおもった。なんとなく、切羽詰まった中にも
しっとり、・・・というイメージだった。
また、曽根崎の森の場は、正直、まったく共感できない。昔の方々は、このような二人の
心中に共感できたのだろうか?やっぱり時代は流れるんだなぁ〜と思った。
時代と言えば、生玉神社境内の場では、現代風演劇だった。多くの人々が背を向けて
動かず立つ、人々の冷たさというか、徳兵衛の孤独感というか、すごくわかりやすく表現
されている。昔からこういう演出なのかな?それなら、現代劇もいつまでもその形???と
いうことは、私たち日本人は、孤独感の持ち方は時代を経ても変わらないのか。
そうそう、ここでの、徳兵衛の翫雀がこてんぱんにやられてから、花道からはける時間、
かなり長い。でも、まったく飽きさせなかった。眼が話せなかった。すばらしい演技だった
と思う。
そういえば、お初の藤十郎さん、御年80歳・・・その方が19歳の役を!それでも、
おじいさんというものは全く感じられず、しっかり若い女性だった(19歳、、現代の19歳
はイメージできないけど)。お初を1300回以上も演じているとのこと。きっと、なんど
演じても同じではなく、まだまだ・・・と挑戦しているからこそ、慣れを感じさせず、
いつでも新鮮さをもって演じられるのだろう なぁ。
11月歌舞伎公演「日本振袖始」「曽根崎心中」
劇場 国立劇場
公演期間 2011年11月03日(木・祝)〜26日(土)
鑑賞日 2011年11月08日(火)12:00〜
席 2等A席 1階7列51番
(演目)
戸部銀作=脚色 国立劇場文芸課=補綴 「日本振袖始」(にほんふりそではじめ) 二幕 高根宏浩=美術 国立劇場美術係=美術
序 幕 出雲国簸の川川岸桜狩の場 12:00〜12:35 〈15〉
二幕目 出雲国簸の川川上の場 12:45〜13:40 二世藤間勘祖=振付 野澤松之輔=作曲 ○近松門左衛門=作 宇野信夫=脚色・演出 「曽根崎心中」(そねざきしんじゅう) 一幕三場 長坂元弘=美術 野澤松之輔=作曲 第一場 生玉神社境内の場 14:15〜15:55 第二場 北新地天満屋の場 第三場 曽根崎の森の場 勝見嘉之=振付 (出演) 坂 田 藤 十 郎 中 村 魁 春 中 村 翫 雀 中 村 松 江 中 村 亀 鶴 中 村 歌 江 松 本 錦 吾 坂 東 竹 三 郎 中 村 東 蔵 中 村 梅 玉 ほか 結構賑わっていた。
こぉんな大蛇がいた。 →
(販売品)出雲生そば550円、出雲そば(神迎)735円、
新そば650円、
しじみラーメン550円、赤だししじみ汁1050円、
炙り焼きのどぐろ700円、炙り焼きかれい700円、
炙り焼きうるめ700円、
生姜糖500円、出雲ぜんざい550円、生姜金平糖350円
国立劇場開場45周年記念の歌舞伎公演が10月から来年4月まで大劇場で、
「歌舞伎を彩る作者たち」と銘打ち六シリーズ上演
10月が曲亭馬琴=作『開巻驚奇侠客伝』より
「通し狂言 開幕驚奇復讐譚(かいまくきょうきあだうちものがたり)」 11月が近松門左衛門作「日本振袖始・曽根崎心中」(座頭・坂田藤十郎)、
12月が真山青果作「元禄忠臣蔵」(中村吉右衛門)、
来年1月が河竹黙阿弥作「三人吉三巴白浪・奴凧廓春風」(松本幸四郎)、
3月が並木宗輔作「一谷嫩軍記」(市川團十郎)、
4月が鶴屋南北作「絵本合法衢」(片岡仁左衛門)
さて、少し早く着いてしまったので、伝統芸能情報館 情報展示室へ立ち寄りました。
展覧会 企画展示「仮名手本 忠臣蔵」
同時開催 国立劇場開場45周年記念「歌舞伎を彩る作者たち」
会期 2011年10月03日(月)〜2012年01月27 日(金)
会場 伝統芸能情報館 情報展示室
開館時間 10:00〜18:00
第3水曜日 〜20:00
休室日 12月29日(木)〜01月02日(月)
入室料 無料
訪問日 2011年11月08日(火)
所要時間 20分ほど 〜施設・建物の感想〜
正直、入りにくい。受付の方は、なぜそんなににらみをきかせているのかしら?
1階入り口近くにお手洗いがあるので、個々で済ませると○。空いています。
映像が見られるので、ゆっくり訪れてもいい。
舞台装置の映像もあり、タッチで動く。舞台の作りが見られて楽しい。
舞台で使われた道具なども身近で見られ、ワクワクする。でも、動かないんだぁと改めて
思ってしまう。
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Performance訪問記
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個人的訪問記です。きままに感想を書いてます。
オペラ、バレエ、演劇などの舞台、歌舞伎や文楽まで。
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サロメ
新国立劇場
なんとも迫力のある舞台。また、絵画で見た場面が動いていることに感激した。
サロメがなぜ、父親の前で踊るのか。。。文章を読んでなんとなく理解していたことが、物語を通して
すとんと落ちた。
それにしても、宗教とは恐ろしいものだなと改めて思った。聖者も「呪われろ!」なんて言うんだなぁと、
本当にびっくりした。ヨハネに対するイメージもだいぶ変わってしまった。
まぁ、私の理解の浅さを反省。
なぜ、そんなにも女性を悪とするのか、、、正直ちょっと分からなかった。兄を殺し、その妻を自分の妻
とし、さらに、その娘を欲するなど、この王がおかしいような気もするが、悪いのは、誘惑した?女性と
なる。。。宗教的なものがバックヤードにないと分からないのだろう。日本でも、女人禁制な山など
あるが、それとは違う、もっとなにかがあるようだ。
美をもとめすぎることはいけないことなのだろうか。。。
単純に、そこまで人を愛せるサロメがすごいと思った。
これが、ソプラノ歌手が裸になるという演出だけのスキャンダラスな作品というだけでなく、やっぱり
宗教感もからんでくるのだろう。その当時の様子も感じられるような作品。
音楽は、心境とか本当によく現れ、物語補佐、、、というか説明というか、わかりやすいものだった。
でも、不協和音がちりばめられ、ちょっと頭が痛くなった。でも、すごい効果があるんだろうなぁと
他人事のように思った。
「7つのヴェールの踊り」は、昔見たモノクロの映画のかなり強烈な印象と、時間が想像を広げ、イメージ
があったが、今回見て、少しがっかりした。もちろん、今回のも、もちろんすばらしいが、だいぶイメージが
違った。
それにしても、サロメ役は本当に大変。この踊りをした後に、長い歌を歌う…本当に至難な業だ!!!
すばらしい。
しかし、この日は、少し気分が滅入っていたので、さらに滅入ってしまった。選択を誤ったか…
イル・トロヴァトーレはやめておこうかな、、、明日。。。。はぁ。
なんだか、気分が。。。
サロメ
作曲/リヒャルト・シュトラウス/全1幕
初演/1905年12月9日(ドレスデン、宮廷歌劇場)
台本/ヘドヴィヒ・ラッハマンの役を作曲者が改編(ドイツ語)
原作/オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』
(新約聖書マタイ伝14章、マルコ伝6章より)
時と場所/西暦30年頃、イェルサレム
初演/バイエルン州国立歌劇場(故エファーディング演出)2000年
会場 新国立劇場
日時 2011年10月09日(日)〜22日(土) 全5回
2011年10月12日(水)19:00
料金 B席 円
3階2列34番
演奏時間 全一幕 1時間45分(休憩なし)
出演
〔芸術監督〕尾高忠明
〔指揮〕ラルフ・ヴァイケルト
(尾高忠明さんが久しぶりにオペラを指揮するはずだった話題の公演だったが、降板)
〔演出〕アウグスト・エファーディング
〔美術衣装〕ヨルク・ツィンマーマン
〔振付〕石井清子
〔再演演出〕三浦安浩
〔舞台監督〕大澤裕
〔管弦楽〕東京フィルハーモニー)
キャスト
サロメ エリカ・ズンネガルド
ヘロデ スコット・マックアリスター
ヘロディアス ハンナ・シュヴァルツ
ヨナハーン ジョン・ヴェーグナー
ナラボート 望月哲也
あらすじ
時は西暦30年頃、舞台はイェルサレムのヘロデ王の宮殿。
サロメは王妃ヘロディアスの娘で、ユダヤ王ヘロデは義父にあたる。このヘロデというユダヤ王は、
サロメの実の父でもある兄を殺し、ヘロディアスを自らの妻としていた。
宴の席で、ヘロデ王にいやらしい目つきで見つめられていたサロメは、満月に照らされたテラスに 逃れてきた。すると、テラスの地下から不気味な声が聞こえる。ヘロデ王によって隠し井戸に幽閉されて
いた預言者ヨハナーンの声。
この声に興味を持ったサロメは、若い衛兵隊長ナラボートに隠し井戸のフタを開けるよう命じる。 王から禁じられているにもかかわらず、ナラボートはサロメの妖艶な美しさに心を奪われ、ヨハナーンを
外に出してしまう。
しかし、井戸から出てきたヨハナーンはサロメの母ヘロディアスの近親婚の罪をとがめるだけで、 サロメの誘いには目もくれない。サロメがくちづけを求めると、ヨハナーンは「呪われよ」と言い捨て
井戸の底へと戻っていく。
サロメのことを追ってヘロデ王がテラスに出てきて、その後を妻ヘロディアスが続く。地下からは ヨハナーンがヘロディアスを非難する声が聞こえてくるが、気にする妻を尻目にヘロデ王はその声に耳を
傾けない。それどころか、ヘロデ王の目は常にサロメに注がれ、サロメに踊ってみせよと命じる。
サロメは始めは断っていたが、ヘロデ王に踊りをみせれば望みのものをやろうと言われると、サロメは
「七つのヴェールの踊り」を披露。
満足したヘロデ王が、望みは何だと尋ねると、サロメはヨハナーンの首がほしいと言い出す。その言葉 に喜ぶ母ヘロディアス。それに対し、聖者を殺すことを恐れたヘロデ王はやめさせようと説得するが、
サロメの望みは変わらない。
銀の皿の上にのせられたヨハナーンの首を持ち上げ、くちづけをするサロメ。その有様を見ていた ヘロデ王は兵士達にサロメを殺すように命じる。
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10月歌舞伎公演
「通し狂言 開幕驚奇復讐譚(かいまくきょうきあだうちものがたり)」
国立劇場開場45周年記念 平成23年度(第66回)文化庁芸術祭主催
感想
なんといっても衣装がすごいです。レディー・ガガから着想を得た衣装…と言われていますが…う〜ん、ガガさま???でした。でも、純粋に、衣装が派手で、キラキラしていて、現代風アレンジはうなずけます。台詞に「我今峨々(がが)たる山を越え・・・」。台詞にまでガガを掛けてる???
話題の「両宙乗り」ですが、ししがみさま(あっ、この舞台では白狼?)に乗ったど派手な菊五郎さんが上手、派手なパフォーマンスをするベルベット調の赤マント(?)の菊之助さんが下手花道上となります。
私は上手側でしたが、まさに手が届きそうな場所にまっしろなおおかみ!感激でした。個人的には、衣装が美しく、またおおかみの美しい毛並みが間近で見られるこちらをおすすめです♪
相模、大和、伊勢、河内そして山城と舞台もめまぐるしく変わる。楽しい舞台。
キャラクターとしては時蔵演じる藤白安同妻 長総が面白かったです。主人が亡くなったら家来の褄笠小夜二郎(菊之助)と出奔します。しかし、真面目な小夜二郎には物足りず綿七こと木綿張荷二郎(菊五郎)に心変わり、おふさと名を変えて大盗賊にのし上がった荷二郎の女房に収まり家業を取り仕切ります。四幕目「荷二郎内」で小六(松緑)に迫られ開き直るところでは笑えました。国立劇場文芸課の全くの創作というこの「荷二郎内」がよくできていて面白かったですねぇ。なでしこジャパンなども登場し、笑いを誘っていました。また、「夫婦」と「姉弟」を言い間違って、さらに笑いを誘い(?!)、舞台の楽しみを味わえました。
今回は、大向こうさんが少なかったのか、お声もちょっと寂しかったかなと思います。初めて見たときの掛け声は、すばらしく、「たっぷりと」は本当に憧れました。
歌舞伎は、やっぱり素敵な掛け声(やっぱり男性のお声)が欲しいなぁと改めて思いました。
今回、初めてイヤホンガイド使ってみました…うん、ない方がいいね。。。。反省。
10月歌舞伎公演「(通し狂言 開幕驚寄復讐譚)」
台本/
初演/ 1874(明治七)年に勝諺蔵の脚本(以来大幅アレンジ)
劇場 国立劇場
公演期間 2011年10月03日(月)〜27日(木)
鑑賞日 2011年10月11日(火)12:00〜
席 2等A席 1階7列49番
国立劇場開場45周年記念の歌舞伎公演が10月から来年4月まで大劇場で、
「歌舞伎を彩る作者たち」と銘打ち六シリーズ上演
11月が近松門左衛門作「日本振袖始・曽根崎心中」(座頭・坂田藤十郎)、
12月が真山青果作「元禄忠臣蔵」(中村吉右衛門)、
来年1月が河竹黙阿弥作「三人吉三巴白浪・奴凧廓春風」(松本幸四郎)、
3月が並木宗輔作「一谷嫩軍記」(市川團十郎)、
4月が鶴屋南北作「絵本合法衢」(片岡仁左衛門)
演目 曲亭馬琴=作『開巻驚奇侠客伝』より
尾上菊五郎=監修 国立劇場文芸課=脚本 通し狂言 開幕驚奇復讐譚(かいまくきょうきあだうちものがたり) 五幕十場 尾上菊五郎 両宙乗りにて術譲り相勤め申し候 尾上菊之助 国立劇場美術係=美術 発 端 新田貞方討死の場 12:00〜12:30
序 幕(相模) 箱根賽の河原の場
底倉温泉藤白家浴館の場
二幕目 九六媛仙境の場 12:45〜13:10
《35》
三幕目(伊勢) 上多気宿街道筋の場 13:45〜14:35
同 旅籠屋の場
同 店先の場
飼坂峠の場
《10》
四幕目(河内) 千剣破村木綿張荷二郎内の場 14:45〜15:10
《10》
大 詰(山城) 北山殿金閣の場 15:20〜15:40
尾 上 菊 五 郎 中 村 時 蔵 尾 上 松 緑 尾 上 菊 之 助 坂 東 亀 三 郎 坂 東 亀 寿 中 村 梅 枝 尾 上 右 近 中 村 萬 太 郎 尾 上 松 也 河 原 崎 権 十 郎 市 村 萬 次 郎 市 川 團 蔵 坂 東 彦 三 郎 澤 村 田 之 助 ほか 今までのポスターが展示されていた。
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雨
新国立劇場(BSプレミアムシアター)
雨
作/ 井上ひさし
演出/ 栗山民也
会場 新国立劇場
日程 2011年06月09日(木)〜29日(水)
出演 市川亀治郎・永作博美
梅沢昌代・たかお鷹・山本龍二・石田圭祐・酒向芳・山西 惇・植本 潤ほか
テレビ BSプレミアム(2011年09月25日)
〜時間〜
3時間30分(休憩20分含む)
〜感想〜
結局行けなかった作品。
ここで、
紅花がとっても気になっていて…
(恥ずかしながら、井上ひさしの『雨』を読んでいなかったもので…)
ここより→ ★ 関連記事
BSプレミアムは見始めるのだが、
なかなか眠くて最後まで見られない
ことが多い。これはなんとなく、
なんとか最後まで見られた作品。
ところどころに、気持ち悪い表現もあるが、それも愛嬌なのか。
下ネタというか、かなり下品な感じ。
でも、それが、穢い本当の姿?の人間を表しているのか。
私にとってまったく笑えず、気持ち悪いだけだった。
どうすれば、そのおもしろさが分かるのかは今後考えていきたい。
話が面白かったというよりは、方言のおもしろさ、劇が進むにつれて方言が聞こえてくる
不思議さ、また、市川亀治郎さんの演技のすばらしさ、永作ちゃんの無邪気に見せその跡の
冷酷さを際立たせる様子…そこに引き込まれた。
この作品が描かれた時代を表しているんだろうなぁと
思った。
現代にこれを見、その存在意識について、
徳に共感が得られるのだろうか?
周りに合わせ、自分とはなにかを失っていく
…そんなことがあるのだろうか?
幼いころから自分が自分、誰と比べることなく、
自分が認めれば自分である。
そう思う時代に…そういう個性を強制される時代に育ち…
(まぁ誤った個性解釈であるという意見もあるが)。
ただ、恐ろしいと思うことはある。
どんなに自分が自分であることを主張しても、誰にも分かってもらえないということ。
確かにこれはすごく恐ろしいし、しかも実際にある。
私は幼いころから、そんなことと闘ってきたように思える。
この作品を見て、皆が言う、日本人の姿とは、、、ムラ意識ということなのだろうか。
そうなると、この文学を理解できるのは、いつの時代までなのだろうか。
後日、図書館で本を借り、読んでみた。
う〜ん、大抵は本の方が面白いのだが…今回は、演劇が勝利。
実は、昨日の、井上ひさし 作 蜷川幸雄 演出「たいこどんどん」
(その後、井上ひさし 作 鵜山仁 演出「父と暮せば」)を見始めて・・・
寝ちゃいました。
というか、登場者すべてが裸ん坊の舞台は…ちょっと気持ち悪かった。
私には、井上ひさしは合わないのかな…。
〜『雨』あらすじ〜
江戸の町、両国橋。古釘やら煙管の雁首などを拾って歩く金物拾いの徳は、ある豪雨の 午後、雨宿りに入った橋の下で、新顔の老いた浮浪者から「喜左衛門さまでは……?」と
声をかけられた。そんな名前は知らぬと無視を決め込む徳に、勝手に話しかけては勝手に
懐かしがるこの老人。喜左衛門とは、平畠一の器量よし、「紅屋」の娘おたかのもとへ二年前
に婿入りした男なのだが、その喜左衛門と自分がまるで生き写し、しかもその男、去年の秋
から行方不明になっている。平畠とは紅花で台所を保っている北国の小藩で、「紅屋」とは
その平畠で一番の大店のこと。
そりゃ人違いだ、俺はこの橋の下に赤ん坊の時分に捨てられて、物心ついた時にはもう屑拾い
だった、と老人に取り合おうとはしない徳だったが、話を聞くうち、徳の脳裏に一つの思案が
浮かぶ。「どうにかしておたかという女を一目見ることはできねぇか」
北へ北へとさきのぼって行く桜の花を追ううちに、とうとう奥州平畠までやって来た徳。
しかし、たとえ姿かたちが生き写しの瓜ふたつでも、徳は喜左衛門の事をなにひとつ知らな
い。その上、江戸から宇都宮、宇都宮から白河、白河から福島、米沢、平畠と北上するうち、
言葉(方言)の様子が変わってきたことに戸惑いを隠せない徳。こんな方言では話せない、
これでは他人になりすますことなど出来やしない、やっぱり明日の朝には江戸に戻ろう、と
諦めかけた丁度その時、徳は村人に見つけられる。
「紅屋の旦那様(さ)ァ……」 「喜左衛門様(さ)ァ!」その声を聞き、
徳はいまやはっきりと紅屋喜左衛門を演じようと決意し、記憶を失ったふりをしてゆっくりと
村人の輪に入っていく……。 |
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6月歌舞伎鑑賞教室「義経千本桜」一幕
歌舞伎のみかた
河連法眼館の場
劇場 国立劇場大劇場
公演期間 2011年06月04日(土)〜06月26日(日)
開演時間 11:00〜13:10
14:30〜16:40
※19:00〜21:10
鑑賞日 2011年06月21日 14:30〜
席 1階10列27番【3扉】(1等席(学生) 1300円)
演目
河竹登志夫=監修
解説 歌舞伎のみかた 中村 壱太郎 14:30〜15:05
竹田出雲・三好松洛・並木千柳=作
尾上菊五郎=監修 義経千本桜 (よしつねせんぼんざくら) 一幕 国立劇場美術係=美術 河連法眼館の場
15:25〜16:40
中 村 翫 雀 中 村 亀 鶴 坂 東 巳之助 中 村 壱太郎 中 村 隼 人 坂 東 竹三郎
市 村 家 橘 ほか 素敵すぎですっっ中村壱太郎さん!!!
あの人間国宝の坂田藤十郎さんのお孫さんのようです。
解説のときのお声と、静御前の姿、お声・・・・
もう別人ですね(^^ゞ
どちらのお声も聞きやすい。
ちょっと歌舞伎のイメージが変わりますね!
同一人物に見える?
昨年の鑑賞教室での、壱太郎さんの解説
(あの、踊る捜査線のパロディ?)に比べると、
もっと慣れたご様子。
お声にもますます艶がでて♪
何が変わったのかなぁ〜〜〜、
そうですね、19歳から、20歳になられたんですね♪
私よりも全然年下なのに、全然貫禄が違う(w。。。。
修行の差ですかね・・・
まったく、遥か遠い世界。
歌舞伎は身近だけど、役者は遠い(w
いつの時代もアイドルは健在ですね!
解説終了舞台からはけるときに、
思い切って、思いっきり手を振ってみた・・・
みごと眼が合い、手を振り返してくれました〜〜
(って、わたしにかな(w・・・ファンって怖い(汗。。。
ポストカードがあると嬉しいなぁ。。。
とりあえず、『かぶき手帖2011(歌舞伎俳優名鑑)』を
もとめました。
(国立劇場オリジナルグッズのデザイン画は、女流漫画家・たちいりハルコさん)
映画『桜田門外ノ変』(2010年)大老井伊直弼の首級をあげる薩摩藩士の有村次左衛門役を演じた
坂東巳之助さんや、NHK大河ドラマ「龍馬伝」徳川家茂役を演じた、中村隼人さんなど、
現在、TVバラエティ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」に
坂東巳之助さん、尾上松也さんと交代でレギュラー出演中。
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