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DJカートン.mmix
…最近は他愛もない事ばっかり書いていますがお付き合い願います(笑)。

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先日東京に行った時に東急将棋まつりでの物販コーナーで購入したもの。
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日本将棋連盟が監修・推薦している(羽生善治竜王も推薦している)「デラックス将棋」、それの「駒だけ」バージョン(ちなみに下に映っている将棋盤は先月の香龍会にも持参した「自作品」)。
セット版(便宜上そう呼ぶ)だと駒の書体は巻菱湖のみだが、「駒だけ」だと巻菱湖以外に「錦旗」「水無瀬」「源兵衛清安」の4種類から選べる。浜松や名古屋のおもちゃ屋(家電量販店)だと「売っていてもせいぜいセット版だけ」(そもそも「どれも置いていない」店が圧倒的多数)なので、手に入れようとするなら「通販」か「専門店」くらいしかない。
…そこで閃いたのが「東急将棋まつり」。ここの物販コーナーでは下は数百円の将棋グッズから(以前ここで森下九段揮毫の扇子を購入している)上は50万円以上する盛り上げ駒まで取り扱っている。「ここだったらおそらく『駒だけ』も売っているに違いない」と予想して、IIDXのロケテを覗くふりをして(?)渋谷の東急へ。
…予想的中、売っていた。価格は3200円+税。「セット版」「盤だけ」も売っていた。書体は少考して源兵衛清安を選択。

スリーブを取り、紙の箱を開けると駒箱が見参。
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蓋を開けると駒が入っている(…当たり前だ)。ちなみに最初はビニールの袋に駒が入っている。箱の中の青い布も付属品。駒箱はそのまま駒台に援用できるが、高さが3cm強あるので、おそらく「セット版」の盤だと高さが不釣り合い(駒台のほうが高くなる)だと思う。
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デラックス将棋シリーズで取り扱っている4種類の駒の書体の説明書。
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いずれも(駒の書体としては)メジャーな書体であるが、そのうち源兵衛清安だけはそのルーツがよく分かっていない(※1)。一般的には「げんべえ きよやす」と読まれるが、「みなもとの ひょうえ きよやす」と読むことも可能なので、ルーツは「源兵衛という名の駒師」かも知れないし武士かも知れないし… 少なくとも自分にわかるのは上方落語に度々登場する「源兵衛」(※2)がそのルーツではない、という事くらいか(笑)。

普段プラ駒しか使っていないせいか、木製の駒を手に取るとその軽さに驚く(笑)。文字は書き駒(というより印刷?)、それに表面に透明のニスか何かでコーティング(?)されている。
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同種の駒の厚さが完全な均一ではなかったり(写真だと分かりにくいが、下の桂馬は右に行くほど厚くなっている)、微妙に反っている駒もあるが、この価格帯でそこまで贅沢は言えない(ただ、これを別の言い方をすると「とんでもないハズレ」を引く可能性もわずかにある、という事になってしまうが…)。ちなみに「王将」には駒尻に書体が入っている(写真の上の方に見えている)が、「玉将」の駒尻には何も書かれていない(銘駒だと「作者の銘」が入っているところ)。
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この価格帯の駒で「余りの歩」が入っているのは珍しい。
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…前述のように微妙な不揃いはあるが、いざ対局(棋譜並べなどを含む)をする分には何の支障も違和感もない。なお「セット版」には駒、盤のほかに12ページからなる「将棋入門ガイド」も付属しているようだ。
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…結論。粗探しが好きな人だったらいろいろと文句をつけたくなるかも知れないが、この価格帯でこれらの書体を楽しめる、という事を考えたら十分すぎるほどのコストパフォーマンスだと思う。特に自分の場合おもちゃ屋とかでよく売られている駒(俗に「番太郎駒」と呼ばれる事がある)の書体が嫌いなので(何故か見ているとイライラしてくる…)、これらの書体の駒がこの値段で手に入るのはとてもありがたいと思った。

…おまけ。「北海道限定」の文字が燦然と輝く(?)「リボンナポリン」「ナポリンサワー」「キリンガラナ」。
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キリンガラナはラベルのデザインが変わったような気がする。…やっぱりこれらが飲めると落ち着く(笑)。


※1…残り3書体のルーツ(とされている人物)は

・巻菱湖…巻菱湖(現在の新潟市に生まれた江戸後期の書家)

・錦旗…後水尾天皇(この書体を駒に使おうとした豊島龍山が「天皇の名を銘に使う事を憚り」、「錦の御旗」をヒントに錦旗と名付けた、とされる)

・水無瀬…水無瀬兼成、あるいはその孫にあたる水無瀬兼俊(16世紀末に「将棋駒の銘は水無瀬家の筆を以て宝とす」と言われ、その中でも著名なのが前述の2名)

こういった(豊島龍山が「字母帖」としてまとめた)書体のほとんどは「ルーツとなった人物」が残した書などから将棋の駒に使う文字(「玉」とか「将」とか…)を拾い集めて駒の書体としている(一方で「水無瀬」は例外で、前述のように「最初から将棋の駒の文字として書かれている」)。

※2…3人連れが登場する話(三枚起請、宿屋仇など)に出てくる「喜六」「清八」に続く「第三の男(?)」。これらの噺は東京で演じる時も同じ名前を使われる事がある。

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