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さんざん遊び倒してからホテルの部屋に戻ったセルフィは、熱い眼差しで自分を見つめているアーヴァインを見た。それだけで息が止まりそうになる。
「今日はいっぱい遊んだね。疲れてるならお風呂に入ろうか……?」
セルフィは頬を染めてうなずいた。アーヴァインはセルフィをそっと抱き寄せ、静かだが熱いキスをした。
「日焼け止めクリームや汗も落とさないとね。僕が綺麗に洗ってあげるね」
「………………うん」
「あとでマッサージもしてあげるからね」
「ありがと……」
一緒にバスルームへ向かい、アーヴァインがセルフィの着ているパーカーを脱がした。そして、ベストも脱がせる。アーヴァインはそっと、自分のつけたキスマークに触れた。
「痛い?」
「え、ううん、痛くないよ」
「だったら良かった。でもね、セフィがいけないんだぞ。こんなそそるような水着を着てくるから」
「……そそってた?」
少し嬉しくなる。だってそれが目的で選んだ水着なのだから。
「ああ、そそってたよ。…………他の男たちもね」
「え?」
「君の水着姿を、よだれを垂らさんばかりに見つめてた男がどれだけいたと思ってるんだ?」
「……え?」
そんなこと、これっぽっちも気づかなかった。むしろアーヴァインを食い入るように見つめている女性たちばかりに気を取られていた。あたしを、アービン以外の男の人が見てたって?
「やっぱり気づかなかったんだ? 君の水着がずれた時、僕の横にいた男がイヤらしい目つきで君を見てた。どれほどあの男をプールに突き落としたかったかしれないよ」
「そ……そうだったん……」
そしてセルフィの胸の中心で結ばれている紐をそっとほどく。はらり、とセルフィのブラが床に落ちた。
アーヴァインはあらわになったセルフィの胸のふくらみに唇を寄せた。自分のつけたキスマークをそっと舐める。しびれるような快感がセルフィの体に走った。
「あ……」
「ゴメンね、セフィ。せめて君の上半身を隠さないと、僕の精神がもたなかった。だからこんな跡をつけたんだ」
「じゃあ……あのベストを着させるために……?」
「そうだよ。……怒った?」
だからか。セルフィはやっと理解した。最初に「日焼けするからベストを着たほうがいい」と言ったアーヴァインの真意を。あの時に表情が硬かった理由を。
セルフィはアーヴァインの頬に手を当てた。
「ううん、怒ってへんよ。前からちょっと思ってたけど、アービンって独占欲強いんやね」
「……イヤかい?」
「そんなことあらへん。……だってあたしは…アービンのものなんやから」
アーヴァインは嬉しそうに微笑んた。そして、とけてしまいそうなキスとともに、ビキニのパンティ部分の紐もほどかれるのをセルフィは感じた。
ねえアービン。あたしはアービンのものだよ……。
部屋の外に降り注ぐ暑い日差しよりも熱い情熱が、二人を包み込んでいく――
......fin.
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夜霧みゆです。拙サイト開設3周年記念フリー小説です。
やはり拙サイトはアーセルです☆ ラブラブアーセルを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
セルフィの水着姿が眩しいあまり、独占欲丸出しでキスマークをつけるアービン。ひとえにベストを着させたいという思惑で(笑)
アービンってそんなことしそうですよね。だってセフィにメロメロなんですもん。
気に入っていただけたら嬉しいです☆
夜霧みゆ 拝
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