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ユニセックス

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 今日は雨でした。ですが、つやちゃんの着ていた物の洗濯をしなくてはいけません。雨にも負けず洗濯を敢行しました。母の着ているものを洗濯物を見ながら、今、着ている物は全て私が買った物であると言う事に気がつきました。

 母は仕事をしていた時に、かなりの服を持っていました。そのおかげか、かなり長い間私が母の服を心配する事はありませんでした。ですが、入院をするようになり、一日中ディルームで過ごし、夜は着ていた服のまま寝ると言う生活をするようになりました。

 そうなると、病院で着ている服が足りなくなります。おまけに入院中にトイレ・プロブレムが発生し、着ているものの絶対数が不足すると言う危機に直面しました。

 話は変わりますが、私は結構やくざな業界にいました。会社には、ブーツカットのズボンをはいていたり、ピアスをしていたり、リングをはめているお兄ちゃんがいるかと思うと、コロンの匂いをプンプンさせているシニア、女性用のカーデガンを羽織っている管理職がいたりしました。

 また、扱っている商品も圧倒的に女性用もしくは、ユニセックスのデザインの商品のほうが男性用より多くありました。

 つまり、他の堅気な業界の方よりも、女性用品に関しては抵抗が少ないと言う環境にいたのです。そして私の住む地域では、女性が私服で勤める事ができる数少ない会社だったので、普通の男性よりは女性の服装などについては知っていたりします。

 しかし、実際に自分が母の服や下着を買うとなると話は別です。婦人用品の近くまでは行けますが、婦人服売り場の中をかきわけて、目的の物品を買うとなると・・・これはかなりの勇気が要ります。

 売り場をよくよく見ると、介護用品が隅の方に申し訳なさそうにあります。これでは介護用品を買うように装って、目的のものを買う事もできません。

 そして、服のデザインを見ていくと、結構ユニセックスのデザインの服があります。ユニセックスなら男性が見ていても、買っても、さほど違和感もありません。

 確かに、介護は女性が担っています。男性は少数でしょう。でも、介護をしている男性もいます。このような男性の介護者にとって、女性用の服を調達すると言うのは鬼門に近いものがあります。

 レジで買うのも恥ずかしいのですが、売り場に足を運ぶのにもかなりの勇気を必要とします。男性でも足を運びやすくするために、介護用品を中心にして、その他の服も選びやすいようにするのは、多分販売店としては難しいでしょう。

 でも、ユニセックスのデザインの服を入りやすい場所に作って、そこから他の服等を選びやすいようにできないものでしょうか?そうすれば介護をしている男性でも、母親や奥さんの服の調達の抵抗感が少なくなるように思えます。

 私が、勇気を振り絞って、顔を真っ赤にし母の服を調達したと言う事は言うまでもありません。

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賢者のプレゼント

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 週末に研修のため山梨に行って来た事は、このブログで紹介して来ました。その研修の中で、え!と思った事も記事にアップしました。でも、個人的には、もっと嬉しい事があったのです。

 私が「認知症の人と家族の会」の会員です。その他にも地元の家族会にも顔を出し始めています。自分でセーフティーをつくっておきたいと思ったため、このように掛け持ちをしているのです。

 この2つの家族会のうち今回は「認知症の人と家族の会」が主催した研修でした。さすがに全国組織と言う事だけあって、日本全国から集まり、様々な人に出会えました。その中で、お一人、お会いできてとても嬉しかった方がおられました。

 先ほど全国組織と言いましたが、それだけの規模と影響力があるためなのでしょう、様々な企業から助成を受けています。その助成をしている企業からも、来賓としてこの全国大会に来られていたのです。

 そして、それらの企業の中に、何と!我が母、つやちゃんが勤めていた某生命保険会社から来られていたのです。

 私を育てながら働いてくれた母は、時にはこの会社の事務所を託児所代わりにも使っていました。言わば、この会社の支社が私の子供時代の遊び場だったのです。このビルの屋上へつながる階段、給湯室、そして私を可愛がってくれた会社の人達。今でも鮮明に思い出す事ができます。(現在はこのような事はできないと思います。当時は、私が遊び場にしても一行に構わないと言う時代だったのです。)

 単に母の勤め先と言うだけではなく、自分の子供時代の生活の中で大きな役割を占めていた会社から来られている。それだけで「話をしてみたい」と言う衝動に駆られました。そして、懇親会の席上で挨拶に行ったのです。

 母が勤めていた事。私が支社のビルを遊び場としていた事。母が認知症になっている事。などを話しました。そして最近の母の様子として、「ボーナス」と言う記事にも書きましたが、夢の中で今でも契約を取ってきている事を話しました。

 そうすると、この方は顔を緩めて「そうですか〜」と言って笑ってくれました。後になって、家族の会の役員の方から聞いた話ですが、「感動した!」と言って、心の底から喜んでいてくれたそうです。

 母は認知症です。でも、何とか安定を取り戻し、笑顔で現在と過去の垣根を飛び越えて自由に発想し、話をします。そして、何よりも、このようにして、初めて出会った人にも感動を与えてくれます。それはこのブログで母の顔を見て微笑まれておられる皆さんも同様だと思います。

 この研修での一番の成果は?と聞かれたら、母が勤めていた会社の方と話ができた事。そして、何よりも、認知症になっても、母がまだ、何かしらのものを人に与える事ができると言う事。決して介護されるが側が一方的に介護されるだけではない。この事に気がついたと言う事でしょう。

 今回の研修はもしかしたら、つやちゃんからの私への最大の、そして賢者からのプレゼントだったのかもしれません。今の気持ち、これからも大切に持ち続けて行きたいと思います。

パラサイト

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 月が変わる時、いつもぞっとします。何がぞっとするのでしょうか?そう、ひと月のお財布を締めるからです。この時ばかりは、いつも顔が引きつります。今月は色々買い込みましたから、もう顔色が青くなったのを通り越して、土色になりました。

 このように毎月、顔色を変えているのですが、母を入院させて自分も生活をするとなると、お金がかかります。では、どのようにして生活をしているかと言うと。。。母の年金と、私の蓄えを切り崩して生活しています。

 母は優秀な生保レディーであったわけではありませんが、大手の生保に26年働いたので、何とかユニットケアの特養(介護保険改正前)の費用に当てるぎりぎりの年金が貰えます。(改正後に食費・住居費が実費になったので、多分今は無理だと思います)その年金を母の入院費と私の生活費に回しています。

 でも、どうしても穴があきます。その分を私の貯金から出しています。ただ、この貯金。確かに私が働いてためた分もあるのですが、母の年金を管理して貯めていお金もあります。

 母が発症したのは約10年前と言っています。それには訳があります。実はこの10年前に、母に仕事を辞めさせたのは、実は私なのです。このころ母は、仕事が今までのように出来なくなり、お金の使い方が変になっていました。仕事ができないので、自縛(母が保険料支払う代わりに契約をもらう)をしていたのです。本当はしてはいけない行為なのですが。。。それでも毎月の生活費が足りなくて、百貨店のクレジットカードでお金を借り、私の貯金を使い込んでいたのです。

 母が、昔に借りたお金の返済を迫られ、私に相談して来て発覚しました。私の貯金使えば良いと言ったところ、使ってしまって一円も無いと言うのです。

 そこで私は、母を辞めさせ、通帳の全てを出させて管理しだしたのです。その通帳の中には年金が入って来る通帳もありました。母には、毎日生活費として1000円渡して、ボーナス月に10万円をあげると言う事を6〜7年続けました。

 このようにして、母の借金を完済し、年金には手を付けないで貯金をしたのです。そのお金と、私がそれまでに貯めた貯金と、退職金が今の生活ベースになっています。それでも、あと2年くらいで貯金は無くなってしまうでしょう。

 現在、特養の入所申し込みをしています。おそらく後2年くらいは待たないといけないでしょう。でも、その間、何とか母の年金と貯金で遣繰りをしていこうと思っています。

 母が認知症にならなければ、年金を好きな事に使ってもらえたのですが、残念ながら、仕事を辞めさせた時にはすでに発症しており、母の通帳を管理し借金の返済を私がしたために、母は働いた果実である年金を一度も、自分の好きなように使った事がありません。

 今となっては、少し酷な事をしたと思っています。旅行に行けるうちに行かせてあげたり、好きな物を買うのに、快くお金を出してあげれば良かったと後悔しています。

 でもそのようにして貯めたお金が、今の生活の基盤になっています。この貯金、母の入院費と、週に3回ですが母に会いに行けるような生活を維持するため、そしてなにより、母の笑顔を長く保つために使って行きたいと思います。例え、今現在の私が、母の年金にパラサイトしていると思われようが。

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 私は、介護は女性だけではなく、男性もすべきである。と言う考えを持っています。(主介護者でなくても)でも、少し気になる記事が新聞に出ていたので載せます。長くなりますが申し訳ありません。

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孤立しがち 男性がケアする場合
「完璧」求めず、悩み相談して

日々の介護について語り合う「シルバーバックの会」のメンバー(長野県上田市の「地域生活支援センターえん」で)
 在宅介護者のうち男性は25%に過ぎないが、介護殺人など「悲劇」の加害者になる例は女性より多い。男性を加害者にしない取り組みが必要だ。(小山孝)

 今春、千葉県内に住む60歳代の男性が90歳代の認知症の母親の首を絞めて殺害した。本人も自殺を図ったが、一命を取り留めた。

 男性は定年後、母親の介護をしていたが、母親の認知症が悪化、介護疲れで心療内科に通うようになっていた。持病も悪化したため、妻も仕事を辞めて介護に加わったものの、将来を悲観し、「妻に介護を押しつけるのは忍びない」と心中を決意。泣きながら就寝中の母親の首を絞めたという。

 男性の住む市の担当者は、「訪問介護を利用していたが、ケアマネジャーは男性が追いつめられていることに気が付かなかったようだ」と話している。

 日本福祉大の加藤悦子講師が1998年から8年間に起きた256件の介護殺人、心中事件を調べたところ、加害者の約7割が男性だった。「会社勤めの男性は地域の人間関係が薄く、頼れる人がいない場合が多い。がんばって介護すれば良くなると期待するが、そうはならない現実を前に、くじけてしまう」と分析している。

 男性介護者の悩みを受けとめ、悲劇の発生をいかに防ぐか――。長野県上田市周辺の男性介護者とケアマネジャー、介護施設職員ら50人で作る「シルバーバックの会」は、2004年から月に4回、地域の男性介護者が集まって愚痴や悩みを聞く会を続けている。

 「今の自分があるのは女房のおかげ。女房のこんな姿は他人には見せたくない。心中も考えたことはあるが、度胸はなかった」

 今月初めに上田市内で開かれた会合で、認知症の妻を介護する70歳代の男性がとつとつと語った。参加者は男性介護者2人とケアマネジャーの望月祐子さんら計4人。会合は「言いっぱなし、聞きっぱなし」がルールだ。

 男性は元サラリーマン。家事は妻任せだった。5年前に介護を始めた当初、近所の人に見られるのが恥ずかしく、買い物は遠くのスーパーまで出かけた。妻の病気を受け入れられず、手を上げたこともあった。「同じ立場の人と話すと孤独感がいやされ、活力が出てくる」と話す一方、「介護がいつまで続くのか、という不安は残る」と複雑だ。

 高齢の男性介護者について、望月さんは、「我慢が美徳で、弱音を吐かず、人に迷惑をかけないように生きてきた世代。同時に妻を自分の一部と思う傾向もある」と見る。洗濯物を干している姿を見られないように、近所の人が通りかかると隠れる人もいるなど、介護や家事への抵抗感は強い。一方で責任感も強いため、次第に追いつめられてしまうのだという。

 ただ、こうした男性介護者の支援は全国的に見ればまだ少ないのが現状だ。淑徳大学の山口光治助教授(高齢者福祉)は、「介護殺人では介護保険を利用していたケースも多く、専門職が介入する機会があったかもしれない。男性介護者はハイリスクだととらえ、注意深く見守る必要がある」と指摘している。

男性介護者の心得5か条
・自分の時間と健康を大切にし、相談できる仲間と共に介護の道を歩んでいこう
・連れ合いを愛し続けるために、自分だけでできないことは頼る勇気を持とう
・介護で苦しんでいるのは自分だけでないことを忘れず、これまで生きぬいてきた己の力を信じよう
・連れ合いの老いに対しては無力であり、死を考えることは愚かなことだと認めよう
・介護の基本を理解した上で、この世に完璧(かんぺき)な介護など存在しないということを心に留めておこう
(シルバーバックの会作成)
(2006年10月25日 読売新聞)
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この記事にも載っていますが、介護殺人、心中事件を調べたところ、加害者の約7割が男性だと言うことです。この事は、実は私もかなり以前から知っていました。そして、この記事で紹介されている研究者とケアマネージャーの男性介護者の特徴の分析ですが、

*会社勤めの男性は地域の人間関係が薄く、頼れる人がいない場合が多い。がんばって介護すれば良くなると期待するが、そうはならない現実を前に、くじけてしまう

*我慢が美徳で、弱音を吐かず、人に迷惑をかけないように生きてきた世代。同時に妻を自分の一部と思う傾向もある

*介護や家事への抵抗感は強い。一方で責任感も強いため、次第に追いつめられてしまう

かなり当たっていると思います。私はこの記事での対象となった高齢での男性介護者ではないのですが、

                 会社中心の生活
                 弱音をはかない
                 頑張る

と言ったところなどは共通していました。(ちなみに今は母の年金のパラサイト、弱音吐きまくり、頑張らない・頑張れない ですが。。。)この弱音を吐かない、頑張ると言うのは、会社生活のたまもの?だと確信しています。(根拠はありませんが、そう感じるのです。)

 さて、以前にの記事で介護の人材流出の事を取り上げました。
http://blogs.yahoo.co.jp/djgrk323/42598094.html?p=1&t=2
この時に、介護に当たる方の賃金が低いと言いました。この時、この番組で低い理由も述べられていました。

 その理由とは、賃金の水準を家庭で介護を行っていた時の水準に賃金を定めたからだそうです。つまり、家庭の主婦が介護をした場合を賃金に換算してして、これぐらいだと言って決めた水準なんだそうです。

 男性介護者の特徴と、介護職の賃金の問題を合わせて考えてみると、

1)男性は会社中心の生活を送り、地域の人間関係が薄く、孤独になりやすい。そして、会社生活の中でつちかった責任感や頑張らなくてはいけないと言う気持ちが、本人を追いつめていく。
2)女性が家庭の中で介護を引き受けて来たが、不当に低い評価しか受けず、その評価が現在の介護職の方々の低賃金につながって、介護から人材の流出を促している。

と、言うような構図があるように感じられます。

 地方から大都市へ、労働力として人を引き寄せて、男性は会社の中で家庭を顧みず、勤勉に頑張る事を美徳として産業戦士となる。女性は家庭に入り、働く夫を陰ながら支えていく。このかつての日本の社会構造の裏返しが、介護にまつわる現在の悲劇に繋がっているような気がします。

 やはり介護の問題は、社会構造と深い繋がりがあると思います。そして社会構造と関わりがある以上、介護の問題を、介護家族や介護関係者の問題として片付けるのではなく、社会全体の問題だとして取り上げていかないとけません。

またおきてしまった!

 今日は母に面会に行ってきました。でも、その事を記事にする気力が湧きません。昨日私は、講演会のシンポジュームの中で、団地には高齢者世帯が多く、一人で介護をしていて追い込まれる可能性が大きいのではないか?高齢や認知症だけでなく、そして団地だけでなく、このように一人で介護をしている人達を行政はどのようにキャッチするのか?と言う問いを発しました。

 そのように私の問いを発した翌日の朝刊(つまり今朝の朝刊)を見ると、伊丹市の県営住宅一室で74歳の男性が、認知症の奥さんを殺害したとの記事があるではないですか!

 午後には、京都市のアパートの一室で73歳の男性が、認知症の奥さんを殺したと・・・

県営住宅とアパートの一室で・・・小さな部屋の中で、介護に疲れ果て、追い込まれて行って。目の前にあるもの全てが重苦しくて、相手のかすかな息すら聞こえる部屋の淀んだ空気を感じ、明日が見えない恐怖に怯え、追い込まれて行った。。。。

 やりきれません。住宅やアパート。孤立するのなら、とことん孤立できる環境。私の中の記憶がよみがえります。

 このような最悪の状況になることだけは避けたい。そして避けて欲しい。そう思っても、無くならないこの悲劇! これからの自分のあり方を考えさせられます。

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