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夕方、泌尿器科の先生と話しをするため、遅い時刻に病院へ。 まず母の病室へ向う。 母、ベッドに横になっているが、退屈して早く起きたそうな様子。 先生との話しが済んで母の元へと戻る。 夕食のために食堂へと移動する。 体を起こし、辺りを楽しそうに見回している。 夕食になり、母にお箸を持ってもらう。 食事介助を受けながら、母、その合間を縫って自分でお箸で食べる。 おかずをつまみ、別のおかずのお皿に入れ、さらにそれをつかみ別のお皿に、 バケツリレーの様に移す。この動作を、コバチと名づける。 食事中に手遊びもしだし、ますますいつもの母らしくなった。 母は今日退院する。 |
つやちゃんの入院 2010
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いつものように昼食に会わせて母に会いに行く。 ほんの少し早く着いたようで、まだ昼食は届いていない。 母の顔の近くに、こちらの顔を近づけると、 母、雛鳥が親鳥から餌をついばむ様な仕草をする。 ご飯を早く食べさせて欲しいと言っているのであろうか。 このような母の仕草を見ながら、在宅時代の事を思い出した。 ディサービスに行っていた頃は、良く時間の延長をしてもらっていた。 そのかわり迎えに行っていたのだが、母は良く自分のカバンに靴を入れていた。 もちろん母は、自分で靴をカバンに入れた事は忘れていた。 カバンから靴を出し、母に履かせてあげると、母はこのように言っていた。 「どちらが親で、どちらが子かわからないね」 もちろん嬉しそうな笑顔で言っていた。 私に、子供の様に靴を履かせてもらう事が嬉しかったのだ。 母の雛鳥が餌を親鳥からついばむ様な仕草を見ると、 今も母は、この靴を履かせてもらった時の気持ちになっているのだろ。 食事を介助されながら食べていると、「うふふ。うふふ」と笑う母。 楽しい気持ちが湧いている。 |
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母に会いに行く。 母昼食を待つために食堂にいる。 その母の頬に、冷たい手を当てると、 「いやぁ〜」と元気な声で嫌がってくれる。 昼食時には、自分が食べたい物を指差しをしたり、 少しずつではあるが、お皿で手遊びをしだす。 昼食後は眠たくなったのかウトウトしだしたので、 ベッドに横になってもらうことにした。 少し寝てはまた目を覚ます。 午後は軽い眠りに誘われるが、寝ていないと体力が持たないと言う訳ではない。 これまで通りのリズムに戻っている。 |
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いつものように昼食に合わせて、母に会いに行く。 食事の介助をしていると、母のお家の職員さんが、 母の様子を見に来てくれた。 職員さんの前で、大きな口で昼食を食べる勇士を見せてくれる。 そして職員さんの方を見て、一言、「これあげる」と言う。 「これあげる」と言う風に言った様に聞こえると言うと、 職員さんも「そう言った」と答えてくれる。 お昼時間に来てくれたので、一緒に食べようとでも言いたげ。 母のこの言葉に、皆と一緒にと言う母の気持ちが伝わってくる。 今日と明日は雪だが、母は雪解けに向っている。 |
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退院がもうすぐの母。 これまでいた病棟から、療養型と言われる病棟へと移った。 ちょっと雰囲気の違った所だったので、辺りをきょろきょろとしている。 でもお昼ご飯が目の前に出されると、目が点になり早く食べさせて欲しいと合図。 口元に持って行くと、大きな口を開けて食べる。 お箸を持たせると、自分でおかすをつまんで食べる。 昨日までよりも、多くのおかずをつまむ。 そして昼食後は外の風景を眺める。 母は勤めていた時は、ビルの6階に職場があった。 この病棟は5階。 高い所からの眺めは、その時の事を思い出させたのだろうか? 満足な様子で、今度はお昼寝をしだした。 |








