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人生もそうですが、素晴らしい愛もつらく切ないものです。

哲学史上ネガティブ思考の第一人者ショーペンハウアーによれば
ひとつの欲望が満たされても、それに対する満たされぬ一〇の願望が
置き去りにされたままなのだと。

そして欲望は長期的に継続し、欲求は無限に果てしないという。

その克服法を即効的な一時しのぎであれば
芸術鑑賞と他人との同苦でとしました。

悲劇は、効果の大きな点でも遂行の困難な点でも文芸の頂点である。
名状しがたい苦痛、悲嘆、不条理、救いのない顛末が諦めの境地を
目撃したとき、私達は救われるそうです。

失恋したときはそういったDVDで癒すののも手かもしれません。
しかし、それも頭痛のバファリン程度のものでしかない。
抜本的な解決法は・・・「禁欲」なのだと彼は説く。

禁欲?

つまり、その苦しみの原因は「意志」にある。
従って、その意志がなくなれば、欲求もなくなるわけだと。
そのためには意欲の脈絡すべてを断ち切ってしまうが一番だといいます。
はなしてそんな禁欲できるのでしょうか?

そんなの絶対に無理だ!

たとえそれがそうだとしても、それが真理であったとしても
物理的に不可能なお題目では意味がない。
毎日24時間勉強したら東大に合格できる。といった類のものです。

でもそういったストイックな信奉者って結構いますよね。
ニヒリズム(虚無主義)というか、ひと昔はニヒルなんて言葉がありました。
もう少しオシャレにすればペシミズム(悲観・厭世主義)でしょうか。

ショーペンハウアーは「ハリネズミ(ヤマアラシ)のジレンマ」の寓話で
御存知の方も多いかもしれません。
寒空に二匹のハリネズミが身を寄せて暖め合おうとするが、
お互いの針が刺さり、障害となって離れる。そこで体を離すと今度は寒さが身に染みる。
それを繰り返す内に適当な距離を見つけ出せるようになる。というお話。
この寓話は対人関係の二律背反性を表すために用いられるもので、
この葛藤は互いに傷付かない距離を保持しようとする対人関係に例えられる。

これは心理療法でよく使われているようですが、分析の域を超えていない。
最初にショーペンハウアーをネガティブとしたのも、ハリネズミの針ばかりに
気が注がれているからです。お腹の部分には針はなくて柔らかなのですから
視点はそこに注がれてハグすべきだったのではないのか?

現代に私達がいかに傷つくことばかりを怖れているかの現れですね。
また、我慢しなければ成し得ない禁欲法も却下。
そういったわけでショーペンハウアーは座布団没収です。
ただし、ヒントとしてこの反対側、つまり背部の針ではなく腹部のふわふわに
愛の真実があるような気がします。

その証としては
【他人の不幸は蜜の味】
嫌な言葉ですが実際にそを喜ぶ脳内のメカニズムが脳科学的に証明されたそうです。
他人をいじめて悦ぶ脳内物質の分泌もあるとか。
ただし、気をつけないと副作用というか弊害がありそうです。
【馬にはのってみろ人には添ってみろ】説明省略


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与太郎
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