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短い人生、どうせならスイッチ・オンで生きたい〜

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鎌倉の一般市民が立ち上げたアカペラのコンテスト。市民がボランティアで運営し、会場は
鎌倉にある寺社の境内。歴史都市の土地柄を活かしたアイデアとサミットというタイトルが
素敵です。    *サミット summitとは頂点、最高部という意味で、国際会議のサミットは
各国のトップが集まることから名付けられたそうです。

鎌倉在住の知人に誘われて行ってみました。会場は鎌倉宮という神社で舞台は拝殿。
境内一面に設けられた客席はほぼ満席でした。会場になる寺社は毎年変わるそうです。
まだ2回目だそうですが、コンテストは盛り上がっていて、鎌倉恒例の名物行事になる日も
近いのではないかと思いました。

アカペラとは楽器演奏のバックサポートなしで歌うことです。独唱もありますが、基本的には
複数の歌唱者がそれぞれ違う音階を受け持って合唱します。楽器から音の高さを拾えないので
歌い出しが難しく、自分の感覚だけで音程とテンポを維持して他の歌唱者とのバランスをとる
技量が求められます。

出場者は録音審査で選ばれた10組で、午前の予選で観客が選んだ6組が午後の決勝に進出。
私は午後の決勝大会だけでしたが、どの組もそれぞれの個性が光っていて、予選も見れば
よかったと後悔しました。



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決勝のトップバッターは「tetrachord」。 4音音階という意味の音楽用語です。
東北大学を中心に仙台 にある大学の学生たちのアカペラサークルに所属する4人組。
ゴスペル風コブシで歌う「アメイジング・グレース」のコーラスは 難しいと思いますが、
男女のパートがバランスよくまとめられていて雰囲気があり素敵でした。
私のお気に入りのグループです。



イメージ 2

帝京大学のアカペラサークル「たっぴみさき」。リードヴォーカルはNHKのど自慢で民謡を
歌いグランドチャンピオンになった女子大生。演歌のアカペラというアイデアが面白いので
期待しましたが、リードヴォーカルの一人歩きで他はバックコーラスという感じが残念。
コーラスパートのアレンジと全体のバランスに工夫があればよかったと思います。
ユニークなグループなので今後に期待です。



イメージ 3

実践女子大学のアカペラサークルの5人組「二代目」。「絶対に決勝戦には残れないと思って
いたのに、皆さんに選んでいただけて本当に嬉しいです」冒頭の挨拶に客席から温かい拍手。
丁寧に歌う姿がお客さんの心をつかみました。女声だけのアカペラは新鮮でした。



イメージ 4

東京理科大学のアカペラ・サークルに所属する4人組の「Quap」。辞書で調べたら原子核内の
仮想粒子を指す物理用語とありました。どんなものかさっぱりわかりませんが理科大生らしい
名前です。バーバーショップスタイルはヤッパリ乗れます。男子3人の衣装がきまっていて
ハーモニーもバッチリの明るく楽しいグループでした。



イメージ 5

唯一の社会人グループ「Birdland」。さすがに安定感があり、ジャズのハーモニーが素敵で
聴き惚れました。ライブ経験が豊富らしく、全体的にソツがなく乗りもよかったです。
ソロパートの英語の歌詞がほとんど聞き取れなかったことが残念です。



イメージ 6

最後は明治学院大学のアカペラサークルに所属する「紅葉の錦」。日本のバラードを歌う
グループとは素敵です。 ドラマ「仁」のテーマ曲 (ミーシャ版) では孤独と闘う仁先生の姿が
浮かんでジーンとしました。リードヴォーカルとハーモニーのバランスに工夫があれば
もっと素敵になると思いました。頑張って続けて欲しいです。



イメージ 7

優勝した東京理科大の「Quap」 
決勝審査は実行委員会が決めた審査員たちによるものでした。 まず 2組の入賞チームが発表
されたとき、客席は「えっ?」という雰囲気でしたが、優勝チームが発表された時の会場は
割れんばかりの拍手と歓声に包まれました。私的には、東北大学 vs. 東京理科大学 でしたが、
ノリのいい明るいハーモニーでお客さんを掴んだ理科大に軍配があがりました。納得です(^^)

さながら大学対抗のアカペラ合戦でした。アカペラ人気が浸透して多くの大学にアカペラの
サークルがあることを知り嬉しくなりました。「ゴスペラーズ」や「Boyz II Men」の功績で
しょうか。なかでも、文科系ではなく理科系の学生チームの優勝は嬉しい驚きでした。
私の感覚では、アカペラはハーモニーのカッコよさ、美しさ、バランスの良さに尽きます。
ソロを引き立てるためにコーラスがあるのではなく、ソロパートはコーラスのハーモニーを
引き立てて全体を一つに融合させる要であって欲しいと思います。

私はアカペラの主流であるクロースハーモニー (下記*)
大好きですが、オクターブを超えた
オープンハーモニーも好きで聴くとゾクゾクします。子供の頃、ジャズ好きな父親と一緒に
「フォー・フレッシュメン」 や マンハッタン・トランスファー」をよく聴いていたので
身体に染みついているようです。日本のグループでは何といっても「タイムファイブ」。
なかなかお目にかかれないオープンハーモニーですが、いつの日かオープンハーモニーで
アカペラを歌う若いグループが鎌倉の舞台に登場することを願っています (^^)
*低音バス以外のハモリの音階が1オクターブ内に収まること。この場合のクロースclose は、
密集している…近接している…という意味で、クローズとも読みますが、後ろに harmony など
の名詞がつく場合はクロースと濁点なしで発音するのが一般的です。


個性豊かで素敵なアカペラを聴かせてくれた出場者の皆さんと、この素敵なコンテストを
実現させた鎌倉の皆さんに感謝です (^^)



PHOTO:  ORIHIME 

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