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6月25日17時0分配信 夕刊フジ 交流戦を今季初の3連勝でしめた横浜。投壊から雪崩を打ったように低迷していたチーム状態もひと息つき、27日から再開されるリーグ戦に期待がもてそうだ。
23日の西武戦でプルヒッター揃いの西武に打ち勝ち、今季初めての3連勝。「チームにまとまりと勢いが出てきた」と苦悩が続く大矢監督にもわずかながら笑顔が戻った。が、借金の方は12球団ダントツの26。いかにして大負債を返済できるかは、ユニホーム組とフロントがガッチリ手を組んだテコ入れ策次第となるが、球界周辺からは「横浜とは話がしづらいよ」と手厳しい声があがっている。 現状を打開する一手として横浜は先ごろトレードを行った。巨人・真田と2番手捕手の鶴岡、そして中日・石井とベテラン外野手・小池の2件だ。いずれもドタバタ劇を演じ続けている先発陣の強化のため、2人の生え抜きを出血した形。横浜は巨人、中日の2球団を含めたセ・パ11球団に「いい投手がほしい」とアプローチしていた。 だが、「正直いって、横浜とは話がしづらいんだよ。まあ、商売しましょうということで話に乗ったのはいいけど、交渉する編成担当で話が違うんだ。会う人ごとに話が違うから、こちらも話が進めようがない。球団で見解を一本化して話を持ってきてほしいよ」(某球団編成担当)と苦笑いを浮かべるのだ。 沈むチームを救うべく、フロントが奔走するのは当然のこと。が、船頭がテンでバラバラに櫂をこげば船は座礁してしまう。シーズン中でこの状態だから、来季に向けたチーム補強を踏まえた今オフの編成方針も手つかずのようだ。 横浜では今オフ、エース三浦と司令塔・相川がともにFA権を獲得する。ともにチームの要だけに2人の動向を踏まえたチーム編成が必要となる。が、横浜は現時点でFA組へ残留への下交渉すら行っていないという。 「捕手は育てるのが大変。相川は絶対に残ってもらわなくてはいけない人材なのに…。それでいて2番手の鶴岡を放出しちゃうんだからね。相川が移籍したら、来年も横浜は試合にならないよ」(球界関係者) それでなくとも横浜は佐伯、石井琢、鈴木尚、工藤と主力はベテランがズラリ。今オフにはチームの功労者を対象とした“大刷新”がウワサされるが、これからのチーム作りのために誰が必要で誰が不要なのか、その辺りの冷徹な分析による整理が行われない限り、来季も横浜は同じテツを踏むことになる。 |
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