2005年11月10日
神輿舎(しんよしゃ)
ヘルメス「やっと陽明門を抜けたね。 ここは・・・? みこししゃ?」
天海「これは神輿舎(しんよしゃ)と読むのじゃ
お神輿を保管してある蔵じゃ」
ヘルメス「へー、三つもあるんだね」
天海「それぞれの御神輿に歴史上の人物を祀ってあるのじゃよ」
ヘルメス「歴史上の人物?」
天海「もちろん一つ目、中央にあるのが徳川家康公じゃ」
ヘルメス「とすると、あとの二つは織田信長さんと豊臣秀吉さんかな?
それても徳川秀忠公と徳川家光公?」
天海「いいところをついているが、ハズレじゃ」
ヘルメス「片方が豊臣秀吉、もう片方は源頼朝じゃ」
天海「えー、なんで頼朝さんなの? 信長さんでいいじゃんか」
あほー ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノゲシッ!
この光秀、いや天海があんな野蛮人の神輿を作るはずがなかろう」
ヘルメス「でもなんで源頼朝なの? 500年以上も前の人じゃんか」
天海「そりゃまあ、一応武家の棟梁という建前が必要だからな」
ヘルメス「じゃあ豊臣秀吉さんは」
天海「建前上は豊臣の家臣という立場もあったからな。
豊臣を慕っている大名も数多く残っておったから
“私は豊臣秀吉公の志を継ぎますよ”って公言する必要があるじゃろ」
ヘルメス「なんか汚い〜」
天海「それがプロパガンダというやつじゃ」
天海「ここの扉の上の彫刻もなかなかのものじゃぞ」
ヘルメス「上にいるのは竹やぶの中にいる虎かな? ここの虎は豹じゃないんだ(笑)
下は・・・・・鶴? 子育てをしているの?
天海「どうじゃ、まるで生きているかのようじゃろ」
天海「そしてこの神輿舎の最大の目玉は天上にあるのじゃ」
ヘルメス「天上?」
天海「覗きこむようにして見上げてみろ」
ヘルメス「別に何も・・・・・・ア━━(= ̄□ ̄=)━━!!」
ヘルメス「ほ、惚れた (∇ ̄〃)。o〇○ポワァーン♪」
天海「そうじゃろう、そうじゃろう
狩野了琢による日本一の美人といわれる天女舞楽の図じゃ」
ヘルメス「でもさ、こんな天上にあったんじゃ見逃しちゃうじゃんか」
天海「だから東照宮は面白いんじゃよ、簡単に見つかったらつまらんじゃろ」
天海「ところで、神輿舎の隣りにあるこれじゃが」
ヘルメス「お神酒授与所」
天海「今だけの限定で、お神酒を授与しておるのじゃ」
ヘルメス「へー、どうしようかなぁ」
天海「無料でもらったのでは、お主も心苦しいだろうから、
ほんの500円ほど気持ちとしていただいておるが、どうじゃ?」
ヘルメス「えー、500円か、たったのワンコインだし、もらってもいいかな」
天海「( ̄ー ̄)ニヤリ カモが引っかかったわい」
ヘルメス「なんて言うわけないじゃんか ゚▽゚)=◯)`ν゚) ぱーんち!!!」
天海「く、見破られたか・・・・・」
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