2005年11月10日
唐門
ヘルメス「この唐門にも人の彫刻があるんだ」
天海「人物の彫刻が彫られているのは陽明門と唐だけなのじゃ」
ヘルメス「どっちから見ていこうかな」
天海「まずは下段から始めようか」
舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)
ヘルメス「なんか人がたくさんいるねえ」
天海「これは“舜帝”という中国の神話の時代の王様の政治の様子なのじゃ」
ヘルメス「なんか中国の話が多いね」
天海「それは仕方がない。徳川公の政治はこれらを理想としていたのだからな」
天海「そらからもう1つ 現代の日本に関係ある言葉を残しておるのじゃ」
ヘルメス「現代って僕たちのこと」
天海「“内平外成(ないへいがいせい)”という言葉を知っておるか?」
ヘルメス「知らない」
天海「アホチンが〜 ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノゲシッ!
お前なんか現代人失格じゃ」
ヘルメス「なんだよ、そんな言葉初めて聞いたよ」
天海「初めてといったな。 もし間違っていたら天罰、いや仏罰を下しててやるぞ」
ヘルメス「いいよーだ、絶対に聞いたことないもん。針千本だって万本だって飲んであげるよ」
天海「ところで今の元号はしっておるか」
ヘルメス「今は江戸、明治、大正、昭和で今は平成だよ。常識じゃん、馬鹿にすんなよ」
天海「ではなんで平成っていうか知っておるか」
ヘルメス「昭和天皇が死んじゃったからでしょ」
天海「アホー ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノゲシッ! なぜ平成なんて元号になったかじゃ」
ヘルメス「そんなの知らないよ、漢字をたくさん並べて適当に組み合わせたんじゃないの」
天海「あほ〜 ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノゲシッ!
あほ〜 ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノゲシッ!
あほ〜 ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノゲシッ!
ヘルメス「なんだよ、もうわけわかんないよ」
天海「もう一度聞くぞ“内平外成”という言葉を聞いたことはないか?」
ヘルメス「だから知らないって」
天海「では“内”と“外”をとって読んでみろ」
ヘルメス「内平外成から内と外をとると平と成・・・・・・へいせい?」
天海「ん、聞こえんなぁ」
ヘルメス「へ、へ、へ、平成です」
天海「これが平成という元号の元になった話なのじゃ。で、平成という言葉は聞いたことなかったか」
ヘルメス「ありました」
天海「これは舜邸の業績を褒めた言葉で、舜邸の政治によって家の内は平和になり、
世の中もよく治まった様子をあらわしておるのじゃ」
滝で耳を洗う人 牛に水を飲ませない人
天海「これは滝で耳を洗う人(左) 牛に水を飲ませない人(右)という彫刻じゃ」
ヘルメス「何そのマニアックな題名(笑) 名前はないの?」
天海「許由(キョユウ)と巣父(ソウホ)という名はあるが、世を捨て、山にこもった人物
名前は重要ではないのじゃ」
ヘルメス「題名はわかったけど、なんで耳を洗うの? なんで水を飲ませないの?牛がかわいそうだよ」
天海「それにはこんな話が (∇ ̄〃)。o〇○ポワァーン♪」
中国の神話の時代の王様“尭(ギョウ)”は王位を誰かに譲ろうとしました。
尭「誰か俺の王位を継いでくれる賢者はおらんかな」
部下「それでしたら山の奥に住む許由(キョユウ)はいかがでしょうか」
尭「その名は俺も聞いたことがあるぞ。よし、会いに行こう」
尭「お前が許由か? 俺が死んだら王になって中国を治めてくれよ」
許由「ああ、聞こえんなぁ。 変なことを聞いたから耳が腐ってしまうわ」
といって近く似合った滝で耳を洗いはじめました
それを見ていた巣父(ソウホ)
巣父「許由の耳の垢と人の欲望にまみれた水を可愛い牛ちゃんに飲ませるわけにゃいかん」
と言って帰っていってしまいました
尭「こんな無礼なやつに王を譲ること必要などないわ
他に王にふさわしい者はおらぬか」
部下「王様、町では舜(シュン)という親孝行な若者がいるそうです」
尭「ほほぉ、いまどき感心な奴じゃ。 決めた、わしは舜(シュン)に王を譲るぞ」
こうして尭(ギョウ)は舜(シュン)に王位を譲り、国は平和になったのです
滝で耳を洗う人、牛に水を飲ませない人はブログでお世話になっているMienoさんに色々と教えていただきました。有名な題材の1つなのだそうです。詳しく知りたい方はトラックバック先を呼んでいただければ幸いです。
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