ガイドのガブさんに連れられて、バチカン美術館の中を見て回ります
もちろん目玉となるのは、システィーナ礼拝堂なのですが
まず向かったのは、古代ギリシアの有名すぎる彫刻
バチカン美術館に来たら、絶対に見ておけと言われているとかいないとか
ラオコーンの像
見て下さい、本物と見紛うような、この筋骨隆々とした肉体美
髪の毛や髭はもちろんのこと、羽織っている布(トガ)まで全て大理石の彫刻なのです
さらに驚くのは、この彫刻の彫られた時期
なんとなんと
紀元1世紀頃なのだそうです!!
ざっくりと言えば、今から2000年前
電動工具も使わず、腕一本で彫りぬいたというのです
古代ギリシア人は化け物か
ラオコーンのお話
むかしむかしのことでした
ギリシアは、仲の悪かったトロイアという国と戦争をすることになりました
どんな戦いだったかは、ブラッド・ピット主演の「トロイ」という映画がおすすめです
さて、戦争の終盤、ギリシアは一計を案じます
大きな木馬を造って中に兵士を忍ばせ、トロイアの市内に運び込ませようとしたのです
これをギリシアの策略だと見破ったトロイアの神官ラオコーン
木馬の運搬にかたくなに反対します
しかし、これが王たちの怒りを買うことになり
裏切り者の烙印をおされてしまいました
そして、その見せしめとして、ラオコーンの両眼を潰し、
さらには、2人の子供も一緒に2頭の蛇の怪物に襲わせたのです
ラオコーンは、2人の子供と共に怪物に食べられてしまいました
そして戦争は、この木馬の計が成功して、ギリシアの勝利となったのです
この像は
ラオコーンが、2人の息子と共に蛇の怪物に襲われているシーン
もし、日本の美術館で特別公開されたら、3〜4時間待ちにはなるんだろうな
ラオコーン像の他にも
何百という彫刻が展示された回廊
柵もなく、直接触れる場所に展示されていました
むしろ、万が一落としたらと思うと、怖くて近寄れなかった
そんな中から、気になった彫刻
指導者っぽい出で立ち
たぶん、古代ローマの皇帝の彫刻なんじゃないかな
ガブさんが説明してくれたけど、忘れてしまいました
アテナとか、神様の像じゃなかったかな
像の目が黒く残っているのですが
古代ローマの彫刻は、今見ているような大理石の白い彫刻ではなく
ちゃんと着色されていたそうです
そして、この真ん中の像は、珍しく、瞳の色がそのまま残っている像なんだとか
もっとちゃんとメモしておけばよかった
知っている人がいたら、教えてください
次回へつづく
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