2002年8月10日
高館義経堂
ヘルメス「仁王様だ!!でも、なんかおかしくない?」
妖精「なんか細いですね〜」
ヘルメス「これじゃ門なんて守れないよ、僕でも勝てそうだもん」
妖精「めちゃ胴長短足ですよ」
ヘルメス「ほら、あれだよ、お笑いの・・・・・アンガールズみたい(笑)」
妖精「ジャンガ ジャンガ ジャンガ ジャンガ♪ ジャンガ ジャンガ ジャンガ ジャンガ ジャン♪」
ヘルメス「・・・・・・はあ」
妖精「どうしたんですか?」
ヘルメス「義経は31歳で亡くなったんだよね。僕と同い年だよ
今の僕ときたら・・・・」
妖精「まだまだ人生これからですよ」
ヘルメス「でも、彼は人生これからって時にお兄さんに殺されてしまったんでしょ」
妖精「“夏草や つわものどもが 夢のあと”この地で詠んだという松尾芭蕉の俳句です」
ヘルメス「僕にも何か才能があればなあ
絵や詩や俳句なんかの嗜みがあれば、なにか作るんだろうに」
妖精「まあいいじゃないですか、今ここにある風景を心に焼き付けていきましょうよ」
ヘルメス「焼き付ける?それだよ!!」
妖精「どれだよ?」
ヘルメス「源義経も松尾芭蕉も同じ場所に立って、この同じ景色を見ていたんだよ
北上川の悠々とした流れ、遠くにそびえる束稲山に何を思っていたんだろう
ここを訪れた何万という人たちは何を見たんだろう
僕は絵や詩はできないけど、旅先で見たもの、感じたものを写真に残していくよ
綺麗な写真じゃなくて、自分が旅で感じた心を一枚一枚の写真に込めるんだ」
妖精「なんかいいですね、それ」
ヘルメス「奥の細道みたく、自分だけの旅日記を作ることを誓うよ」
時にすけさん27歳 旅する写真家すけさんの誕生であった
たくさんの写真を撮ってきたけど、今でも写真を見るとそのとき感じたことが鮮明に蘇る
ここが旅日記の出発点ともいうべき場所なのです
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