僕が車での旅行にはまりだしたキッカケとなる物語です
それまでは、休みといえば家でゴロゴロというのが定番
遡ること4年前の夏
お盆休みのある夜、何を思ったか、いきなり旅行に出かけてしまったのです
この夏、旅の原点を振り返りながら、僕の分身、ヘルメス君と一緒に旅行記を書いていこうと思う
2002年8月10日
午前1時
ヘルメス「駄目だ 駄目だ 駄目だ〜 !(;・`3´・)ノブーブーゥ」
妖精「どうしたんですか」
ヘルメス「せっかくのお盆休みだっていうのに、家でゴロゴロしてていいのかな」
妖精「いいんじゃないですか、外は暑いし 旦⊆ (∇ ̄〃) ずずず」
ヘルメス「このままじゃ、なんの思い出も残らない人生になってしまうよ」
妖精「そんな大げさな」
ヘルメス「そうだ、旅にでよう ( ̄ー ̄)vキラーン」
妖精「た、た、た、旅ですか、もう夜中ですよ」
ヘルメス「夜なら道も空いてるじゃん。ほらほら出発だよ」
妖精「ちょっと、ちょっと、どこに行くか決まってるんですか」
ヘルメス「そんなの知らないよ。夏は暑いから、北に行けば涼しいんじゃね」
妖精「宿だってとってないんですよ」
ヘルメス「そんなん、車で寝ればいいじゃん」
旅っていったって所詮は日本だよ。最低限のお金があればなんとかなっちゃうよ」
妖精「本当に行くんですか」
ヘルメス「よーし、そうと決まったら、布団と着替えを積み込め〜!!」
妖精「エライコッチャ!! ヾ(゚ロ゚*)ツ三ヾ(*゚ロ゚)ノ エライコッチャ!!」
妖精「どこに行くんですか」
ヘルメス「とりあえずさ、福島まで行ってみようよ」
常磐道を北上、福島県のいわきから磐越自動車道を走る
ヘルメス「白虎隊ってこの辺じゃないの」
妖精「もうちょっと先の会津のお話ですよ」
ヘルメス「会津から那須、日光って少しずつ南下してみようか」
妖精「それなら手頃でいいかも」
そんなことを考えながら ふと案内標識を見る
仙台まで170km
ヘルメス「仙台まで170kmだってよ、ちょっと近いんじゃないの」
妖精「いや、その感覚おかしいから」
ヘルメス「MD一、二本聴けば着く距離だよ」
妖精「なんですか、その微妙な計算は」
ヘルメス「決定、仙台に行っちゃうもんね」
妖精「白虎隊はどうするんですか」
ヘルメス「゚▽゚)=◯)`ν゚) ぱーんち!!!
今の時代そんな、虎よりも竜なんだよだよ。独眼竜ってかっこいいじゃん」
妖精「ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ・・・」
さらに進む
朝7時 仙台近くのとあるPA
ヘルメス「まだ朝7時だね。渋滞も全然してなかったね」
妖精「やっと仙台ですね」
ヘルメス「なんかさ、もうちょっと北まで足をのばしてもいいんじゃね」
岩手なんて行ったら、きっといい思い出になるよ」
妖精「・・・・・・」
ヘルメス「岩手、岩手と♪」
妖精「・・・・・・(固まってる)」
ヘルメス「ひ・ら・い・ず・み
確か“三代の栄耀 一睡の中にして 〜 ”って平泉じゃなかったっけ?」
妖精「奥の細道ですよ。源義経の活躍した時代、奥州藤原氏によって栄えたとこです」
ヘルメス「うーん、この章は中学のときに無理やり暗記させられたんだよね
序章と平泉の章だけは、今でもまるまる憶えてるよ。よし、ここに行こう」
妖精「えーー!!独眼竜はどうするんですか!!」
ヘルメス「ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノゲシッ!
旅っていいよね、旅といったら松尾芭蕉、奥の細道だよ。」
妖精「もう行き先を変えないで下さいよ (((((*ノДノ)ウエェェーン!!!」
ヘルメス「当たり前じゃないか」
2002年8月10日 朝10時
そんなわけで、どういうわけか岩手県平泉町の中尊寺にやってきたのでした
さてさて、どんな旅になるのだろうか
観光マップを見て何があるかだけは確認することから始める
とりあえず中学時代に習った平泉の章を思い出しながら歩くことにするよ
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