2002年8月11日
ヘルメス「疲れた、さすがに疲れた」
妖精「朝から歩きっぱなしですもんね」
ヘルメス「もう暗くなってきたし帰ろうよ」
妖精「最後にひとつだけ行きませんか?」
ヘルメス「やだよ、もうヘトヘトだもん」
妖精「ムフフ、そんなこと言っちゃっていいんですか」
ヘルメス「なんだよ」
妖精「松島四大観って知ってます?」
ヘルメス「四大観?知らないよ、何それ」
妖精「松島には古来より伝わる最も美しく見えるポイントが四つあるんです」
ヘルメス「うんうん、それで」
松島「その中のひとつが近くにあるんですけどねぇ」
ヘルメス「<(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ ど、ど、ど、どうしよう」
妖精「どうします?」
ヘルメス「・・・・・・い、い、行きます」
妖精「( ̄ー ̄)ニヤリ」
扇谷(おおぎだに)
ヘルメス「また山に登るんだね」
妖精「なんといっても四大観ですから」
ヘルメス「綺麗に整備されていると思ったら、これだもんな」
妖精「自然を大切にしているんですよ」
ヘルメス「最後にこの階段はつらいよ、足がつりそうだもん」
妖精「あとちょっとですよ」
ヘルメス「さっきからそればっかり〜・・・・あっ、つった」
妖精「ほーら、着きました♪」
幽観(ゆうかん)
ヘルメス「誰もいないね」
妖精「でしょう、実は結構な穴場なんですよ」
ヘルメス「穴場っていうか、マニアックすぎて誰もこないんじゃないの」
妖精「まあ、車でも来るのは大変そうでしたよね。道も舗装されてなかったし」
ヘルメス「なんかね、サスペンスドラマに使えそうな場所だよ」
妖精「人もいないし、とっておきの場所って感じでしょ」
ヘルメス「とっておきっていうか、忘れられているんじゃないの」
四大観(よんたいかん)
ヘルメス「でさ、四大観ていうのは結局なんなの?」
妖精「これは江戸時代より松島が美しく見える場所なんです」
ヘルメス「どんな場所があるの?」
妖精「まずはここ“扇谷”は別名を“幽観”と呼ばれています」
ヘルメス「幽観?」
妖精「木々が扇を広げたように見える場所
まるで幽玄の世界に誘うかのような雰囲気があるでしょ」
ヘルメス「ちょっと渋すぎるよね、ここ」
妖精「他に“偉観”と呼ばれる“多聞山”
“壮観”の“大高森“
“麗観”の”富山”というのがあります
四つ合わせて“松島四大観”です」
ヘルメス「メチャ疲れたけどさ、すごく楽しかったね。
今度はよく晴れた日に来たいねよ」
妖精「目指せ四大観制覇ですね」
ヘルメス「もちろん♪」
妖精「じゃあ、食事にしましょうか」
ヘルメス「お腹もペコペコだ〜」
妖精「まかせて下さい。塩竃のお寿司と仙台の牛タンどっちがいいですか?」
ヘルメス「究極の選択だね。どっちも食べた〜い」
妖精「駄目、どっちかひとつだけです」
ヘルメス「じゃあ仙台の牛タンかな」
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