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asasinのアンプラグド・ウォーゲーム出戻り東部戦線不始末記

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気がつけば8月・・・
随分と間が開いてしまいました。
暫く集中してゲームが出来ず、辛い日々でしたが、ぼちぼち活性化(?)。
とは言ってもその間、反動で闇雲に買いまくってました。
分かってはいましたが、やはり仕舞う場所に困りますね・・・

さて、夏と言えばやっぱり「青作戦」!(私だけ?)「青はドネツより出て、ドンより青し」とも言いますし(何のこっちゃ)・・・
世にウォーゲーム数あれど、フルマップ1枚で青作戦のキャンペーンが出来るゲームとなると不思議な程少なかったりします。現在でも容易に入手出来る物と言えばVae VictisのStalingrad1942くらいでしょうか?(良く知らないけど・・・)
ドラスタはデカいし結構細かいし時間掛かるし、CASE BLUEってそりゃ無茶でしょうってな訳で・・・
そこで登場するのがコレ!エポックWorld War Gameの9番目、プレイそっちのけで毀誉褒貶、賛否両論百出した問題作!「スターリングラード」です。

当時のシミュレイターを読返してみても、今となってはあまりピンと来ないと言うか、一体何がそこまで問題だったのかと首を傾げてしまいますが・・・(と言うか、実はそれ程たいした論争にはなっていなかった?)
ともかく、例えば「独ソ電撃戦」が今世紀になって再評価されたように、もしかしたらコレもまだちゃんと評価されていない「呪われた傑作」の可能性もあるかも?なんてちょっと期待しながら、久々に引っぱり出して見ました。
システムは思ったよりシンプル。細かいルールも殆ど無いので作戦に意識を集中出来ます。この辺はさすがレック作品らしい所です。
ただ、初期配置や作戦の選択肢は自由度がかなり高く、また普通の作戦級とは若干勝手が違うルールなので、初めはどうすれば良いかちょっと戸惑うかもしれません。
イメージ 1

作戦戦略級とも言えるこのゲーム、実際の所は分かりませんが、恐らく相当「ドライブ オン スターリングラード」を意識して作られたんじゃないかと思わせる所が随所にあります。(同様にして、元祖ドラスタを批判的に継承したとデザイナー自らが言っている、DG版ドラスタも近々やってみようかなと思っています・・・案外傑作かも知れないし!)
ヒトラー命令に代表される、いわゆる「陰謀ルール」の類いが全く無かったり、可能かどうかはともかく、ボロネシからモスクワ方面や、トビリシ/グロズヌイからイラン方面にも突破出来たり(VPあり)と、凡そ考えられる作戦は全部(考えるだけなら)可能になっている点などから考えるに、細かいルールの縛りによって史実をトレースさせようという事は一切放棄されてる様に思えます。
それでも勝利条件を見ると、実際ドイツ参謀本部が描いていた物など「絵に描いた餅」にしか見えない程厳しく、なかなか上手く匙加減が効いている様な気が・・・目標が散らばりすぎていて、勝利条件目指すにも、どこをどうやっても、どうにもこうにも・・・結局、具体的に考えれば、史実からはそれほど大きく外れない事になったり。
ドイツ軍は全てを得られる程強力では無く、ソ連軍も全てを守れる程数は無いので、互いに緊迫した展開になるのではと期待感が嫌が上にも盛り上がります。

シークエンスは3つの作戦フェイズとその間に挟まる2つのカウンターフェイズ(非フェイズプレイヤーのZOCにいないユニットが1/2移動力で移動のみ可能)。
各作戦フェイズは普通とは全く逆の戦闘/移動の順番、しかも戦闘したユニットは移動不可なので、結構頭悩ませますね・・・
とにかく、トリプルインパルス!なので攻防どちらも予備がやたらと重要になる事は間違い無さそうです。
戦闘システムはちょっと変わっています。CRTが戦闘力比なのは普通と同じですが、各ユニットには「作戦能力値」があり(最高でドイツ装甲師団の5、最低はソ連の雑魚師団で1)その差分だけダイス修正があります。
更に地形効果は「地形レベル」という、作戦能力と同じ効果の数値で表されていて、(例えば大都市は5、森は3などとなっています)防御側は自ユニットの作戦能力値か地形レベルか、何れか高い方の数値を選んで戦闘する事になります。
都市を攻撃する際、装甲部隊の優位性が一気に失われるという事を、これだけでシンプルに処理している点、実に素晴らしいんじゃないでしょうか。
さらに「攻撃命令」なるものがあって、(これがこのゲームを凄惨な物にしている?)これは「その戦闘で両軍が失う最低限のステップ数」を攻撃側が任意で指定すると言う恐ろしいルールです(ちなみにドイツ軍は0〜5、ソ連軍は0〜10!まで指定出来ます)。
例えば戦闘結果がD3、攻撃命令が5なら、攻撃側は5ステップ、防御側は合計8ステップの損害を受ける事になります。ああ恐ろしい・・・
CRTはこれまた恐ろしくブラッディな作りで、A6からD8まで実に幅の広い結果だったり、D6なのに6:1でも1/3でA1だったりと、要するにドイツ軍は血を流しながら進撃するしか無いという、なんともリアルに(?)出来ています。
「スタック制限なし」は置いておいてと・・・
7月の青作戦からスターリングラードの攻防を経て11月末の赤軍大反攻まで、実質たったこれだけで「大機動戦」と「大消耗戦」が同居する難しいテーマを纏め上げてあります。
デザイナーの黒田氏、並びに当時のレックカンパニーってとんでもない人達なんだなぁと改めて思いました・・・(そう言えば初期のレック作品で再版されていないのってコレと「砂漠の狐」ぐらいなんじゃ?)
少しばかりとんがったルールが組み合わさって結果かなり過激な実験作となったこの「スターリングラード」、まあ後は実際プレイしてみない事には分かりませんが、もうなんか気分的には面白く無い訳ないだろう!って先走ってます・・・

さて、いよいよカビ臭い箱を開けると、中から何やら怪し気なメモが出て来ました。
懐かしのホビージャパン・デザイナーズキットの方眼紙ならぬヘクス眼紙に、丁寧に書き写された「スターリングラード」のマップが!・・・色鉛筆使ってわざわざ色まで塗ってます。我ながら呆れる・・・でも良く見ると何故かスタリングラード(笑)になってるぞ。
イメージ 2

そう言えば遥か四半世紀の昔、授業中にコレを下敷きに挟み、教師の目を盗んでは補給マーカーの配置に頭を悩ませていたのでした(何やってたんだか)。
ドイツ軍ユニットは補給マーカーから6MP以内が補給範囲になるのですが、絶対数が足りないのでどこを抜いてどこに回すかが作戦の立案には必須なのでした。
さらにソロプレイの戦況図まで書いてます・・・(この頃ちょうどマンシュタインやメレティンの軍記もの読んで盛り上がってたんだよなぁ)
装甲8個師団の主力、A軍集団はボロネシ経由でドン河沿いにスターリングラードを目指し、同4個師団のB軍集団はロストフ経由でドン河沿いに進み、ニジネ・チルスカヤ付近、チル川で一旦A軍集団と手を結び、そこから一気に南下してグロズヌイを目指す・・・ってまんま参謀本部の初期計画通りの「青作戦」やってたんですね。
因みに8月末、4ターン終了時までは進めていた様です。
イメージ 3

戦況図によると、「8月24日、独第16装甲師団、ソ連軍反撃により壊滅」とあり、既に攻勢限界になっていた模様。
24日ってその日付けはどこから出て来たんだ!なんて自分に突っ込んでも仕方無いですが・・・
それにしても、ほんとハマっていたんだなぁと、こんなメモ書きを見て改めて実感した次第です。
久しぶりに、ぼちぼちとソロプレイでもしてみようかと思い直しました。戦況図はさすがに書かないけど(笑)・・・


そうこうするうちにオペタイが!ついに届きました!未切り美品!切るの大変!(これでこの前プレイした人はみんな持ってる事になったんじゃ?)
先日オークションで見つけてさっさと入札した所、実に素晴らしいタイミングで「天の声」が聞こえてきまして、
曰く「慌てて入札する事なかれ・・・最後の5分で勝負するのだ!さすれば無駄な高騰は避けられよう・・・」
って正に私の為のお言葉!なんて勝手に喜んで、その後ギリギリまで我慢してなんとか最後に落札出来たのでした!
天の声の人、(て言うか国民擲弾兵さま)ありがとうございました〜!

PGGユニット完成!

Across the Dneprばかりやっていて、ちょっと煮詰まってしまったので気分転換。
ならば途中放棄していたPGGのユニット制作をちゃんと終えよう!ってことでやってみました。
イメージ 1

ところがこれが結構難しい・・・(ただ単に不器用とも言う)
ブログなどを覗いていると、皆さん簡単に作ってそうに見えたんですが、ところがどっこいでした。
先ずはMacで作ったデータをファインペーパーでプリントアウト(ちなみにショボい染料インクジェットプリンタです)。
ところがこれ、つよインクなんて言ってても水に弱いのでちょっと擦っただけで落ちてしまうのでユニットには向かないって事でボツ・・・
あとスプレー糊も案外デコボコしちゃうので、それならと次にインクジェット用の白フィルムシールを購入。
1mm厚の白ボール紙に裏表合わせて貼ってみましたが超ズレズレ・・・しかも耐水じゃないのを間違って買ってしまい、スタックしたら全部くっつく・・・でボツ
今度こそ!と意気込んで耐水性の白フィルムシール(高価い!A4シート5枚で1200円もした)を購入。
表裏がきっちり合うにはどうすればと考えた結果、プリントした物を裏表別々の厚紙に貼り合わせてからカットしてみる事にしました。
でこんな感じに・・・左が表、右が裏側。
イメージ 2

どうにもやっぱりズレます。(PGGとは関係ないRing of Fireのマーカーも混じってますが。ってどうでもいいか)
しかもやっぱりかなり分厚いし、その所為で切るのに非常に力が要るので余計にズレてしまいやすい・・・結局これでもダメ。
そもそもウォーゲームのユニットってサイズは小さいし、(標準で12.5mm)そのなかに詰め込む情報が結構あるので、当然そこに書かれている文字もかなり小さい。となると1mm以内でもちょっとズレるともうアウト!厳しいです。
クロノノーツのHPなどにもユニット自作方法が紹介されていますが、あの方法で裏表ズレないって私からするともう神業です・・・(因みにフィクサチーフもシェラック樹脂も持ってるけど、あれはあまり耐久性が無いので保護用としては余りお勧めではないです)
SIX ANGLESの主催者にしてゲームデザイナーの山崎雅弘氏のブログには良くテストプレイの様子がアップされていますが、あんな風にどうやったら出来るのか、現状からは想像もつきません・・・

この段階で暫く放置していました。
が、最近になってその山崎氏のゲームのテストプレイをよくやっている石田治部氏のブログにユニット制作の記事がアップされていました。まさに天の助け!
ブランクカウンターに、恐らく私が使った物と同じようなフィルムシールを、なんと1枚また1枚と手で貼っている様子・・・こりゃ大変だ!
でもあの完成度が再現出来るなら!と気力を振り絞って挑戦!してみました。
イメージ 4

またまたプリント、そして1つずつ、切り離し、コマンドマガジンから出ているデザインキットのカウンターシートに丁寧に貼っていきます。
最初にドイツ軍の分を作って見ましたが、微妙にサイズが小さかった!
0.5mm余白を取って12mmにしたんですが、ちょっとまわりが余りすぎ・・・
なのでソ連軍をプリントする時にリサイズ、12.2mmにしたらこれがピッタリ!色も上手く合わせられたし。
イメージ 5

やたら面倒くさいけど、今度こそ上手く行きそうな予感・・・
ところが、このデザインキットが曲者でした。
全部で6枚、1枚に付きそれぞれ2色、各色66個のカウンターシートが入っていますが、赤のカウンターの数が足りない!
戦車や司令部を除いても、PGGの歩兵ユニットは78個。アントライドユニットなので色違いはマズいし、仕方が無いので白いカウンター(これだけ他の色の倍ある)に貼る事に・・・はみ出ると白いのが目立ってしまって辛いけどまあ仕方ない(涙)
まあこんなに大量に作る事想定していなかったんでしょう。自分でもアホだと思うし。

で、紆余曲折の末、いよいよ完成!マップに適当にそれらしく並べてみました。
イメージ 6

じゃーん!かなり嬉しい!
でもこんなに大変な思いをしないとユニットって作れない物だったんですね・・・
3日潰れました(やっぱりアホです)。

ちなみに失敗した超分厚い2枚貼りユニットと比較。左装甲ユニット、右側はマーカー類、どちらも3枚スタックです。
イメージ 3

どんだけショボくてもハイスタックに見える特典付き!な訳ないか・・・

おっとアジアカップが始まってしまう!

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どうにも面白くてAcross the Dneprを続けています。
ソ連軍必敗とも思えましたが、「いや、絶対何かある!」と私のゴーストが囁くので(笑)しつこく作戦を練っていました。
で私なりに考えた末、「第1ターンの攻撃の正否」と、やっぱりと言うか「突破戦闘による包囲殲滅作戦」が鍵になります。

*後になってから重大なルール間違いをしでかしてる事に気が付きましたが、そのまま書いてしまいました・・・ご容赦下さい。

第1ターン。ほぼ理想的に展開するとこれ位までは出来ました(実は間違えて戦車で渡河攻撃している)。
イメージ 1

キエフを1へクス解放、残りを完全に包囲。これはキエフ南の平地にいる3-3歩兵を、歩兵に南方の4-5戦車軍団を加え砲撃支援付きでむりやり3:1で渡河攻撃、戦闘後前進でドニエプルを強襲渡河して可能になります(戦車効果でDRMが+2なので必ずD2以上にはなる)。
これによってキエフ市街での戦闘(事前に別の部隊を攻撃、戦闘後前進で補給切れにすると、砲撃支援を加えて12:1が立ち、更に戦車効果で必ず突破戦闘となります)で突破後、包囲した装甲師団を壊滅させる事が可能になりました。
北方も同じように突破を使って4個師団を包囲して攻撃が出来ます。
但しこちらは成功させるには強烈な運が必要・・・
ちょっと上手く行きすぎた感もあったので、もう一回同じ攻撃でやり直してみました。
その結果がこれです。第1ターン終了時(だから、実は間違えて戦車で渡河攻撃しているってば!)
イメージ 2

北方で部隊を1つ取り逃がしたり、キエフ戦で損害が出て、反撃を畏れファストフへの前進が遅れています。
でもまあ悪くは無いのでこのまま続行してみました。
方針としてソ連軍は、前進よりもひたすら戦闘後前進による包囲と突破戦闘によって部隊を除去する事に務めます。
第4ターン終了時。
イメージ 3

いつもの様にドイツ軍は北方重視で既に反撃に出てます。ソ連軍最強の7-5戦車軍団が一撃で葬り去られてしまいました。
が、微妙に部隊が少ない為、他の方面で戦線が薄くなりそこを狙われてしまいます。
漫然と守っていても、最期は何とかなっていたのがこれまでのドイツ軍でしたが、今回はちょっと厳しいです。
序盤から突破の可能性をよく考えておかないとこんな事にもなり得ると・・・
で第6ターン、ソ連軍フェイズ終了時
イメージ 4

すでにドイツ軍のユニットは盤上に8しか残っていません・・・(やられすぎ)
VPは、都市占領=12、ドイツ軍除去ユニット=歩兵13+機械化5=23、ソ連軍除去ユニット=歩兵4+機械化1=6で
なんと35-6=29pt!
もう後が無いドイツ軍は最後の力を振り絞って反撃に出ます。
恐らくVPは機械化扱いと思われる司令部と戦闘後前進によって都市占領を目指し突進しますが・・・
ゲーム終了時
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ソ連軍ユニットが1除去されたのみで計28pt

なんと・・・勝った〜!(ってソロだけどさ)
最後のドイツ軍の攻撃2箇所で6出てたら、2部隊突破されて司令部飛ばされて更に都市占領されてしまうので-6で23VP!
それでもギリでソ連軍勝利!嬉しい!
(これまでは殆どの場合都市2つぐらいしか取れず、ポイント一桁とかザラだったので)
・・・いや〜疲れました。
ソ連軍はミスが許されないのでやっぱり厳しい事は厳しいですが、決して勝てない訳では無さそうです。
第1ターンもムーブもまだまだヴァリエーションは増やせそうだし、研究すればするほどのめり込んでしまう。
このゲーム、少なくとも私にとっては傑作でした。
ドイツ軍としては、注意深く部隊を運用して行かないと、除去ユニットが一定数を超えると急に苦しくなります。
そこでの攻防が勝敗を分けるのかも知れません・・・

で、ついつい又チャートまで作ってしまいました。
イメージ 6

マップに合わせてA4横を更に細長くしてコンパクトにしてみました。
並べるとこんな感じ。
イメージ 7

同システムで第4次ハリコフ戦もデザインされているそうなので、今から楽しみです。
いや〜ソロプレイでこんなに興奮したの四半世紀ぶりだわ。
さあ、今度はドイツ軍の対策だ!

・・・ってここまで書いてから間違いに気が付いてしまって振り出しに戻る(涙)。
付き合って読んで下さった方々、申し訳ありません!
やっぱり前に龍虎さんと対戦した時にも話していた様に、渡河した歩兵2ユニットが反撃に生き残れるかどうかが鍵になるのかなぁ・・・
戦車使えなくても渡河攻撃自体は3:1で可能だし、キエフ包囲も上手く行けば出来そうだし、問題は3-6装甲師団をどうするかかな・・・?
北の部隊の壊滅とキエフの包囲占領を同時に狙うのはやっぱり厳しいか・・・
うーん、むつかしい・・・でもめげずに再チャレンジだ!
引き続きAcross the Dneprです。
その前に、今回コマンド誌では触れられていなかったのでちょっとだけ背景を。

時期はスターリングラードの激戦からちょうど1年後。
クルスク戦、第4次ハリコフ戦に続くドイツ軍の潰走、そして両軍によるドニエプル河までの競争の結果、ソ連軍が西岸に取りつき橋頭堡を確保した43年初冬。
ゲームで言うと「CMJ60号/ウクライナ43」の最後の方、「GJ9号/激闘!キエフ奪回作戦」と同テーマになります。(どっちも未だやってないですが)
43年11月、ソ連軍はドニエプル西岸の橋頭堡から雪崩を打って押し寄せキエフを解放、その勢いのまま一気に進撃するも、ジトミール付近でドイツ精鋭装甲部隊の手酷い反撃を受け壊滅。ドイツ軍はこの「ジトミールの奇蹟」とも言われる戦いで見事ソ連軍の攻勢を押しとどめ、健在振りを改めて示しました。
ただ結果的には、前年にハリコフで成功した「バックハンドブロー」の再現を狙ったマンシュタイン、6個装甲師団を集中して反撃するもジトミール、プルシロフを再占領するに留まり、防御体制を強化したソ連軍からキエフを再び奪い返す事は二度と無かったのでした。(より詳しく知りたい方は、上記コマンドマガジンやゲームジャーナルの記事を是非ご参照あれ!)

さてゲームの方に戻ります。
ソロプレイを何回か試してみて思ったのは、まずソ連軍の方針をどうするかという問題。
勝利条件を考えると、南方で都市を全部取っても21ptにしかならないので、自然と眼は北方の5pt都市3つに向きがちです(私だけ?)。
が、それらは戦線の奥に位置し、河や森など自然の要害も多いため、ちょっとやそっとじゃ取れそうにもありません。
比較的戦線に近く地形も開けた都市/街は南方に6個、12pt。ソ連軍勝利条件は23pt以上なのでユニット除去で更に11ptが必要になる計算です(自軍損害を別にして)。
頑張れば第1ターンで砲撃支援の2シフトもあって5〜7ユニットの除去は出来そうですが、それには運(ダイス)もちょっと必要・・・
全てを得られる程ソ連軍は強力ではなく、さらに時間を追ってドイツ軍は強力になって行くので(第2,3ターンに超強力なLAHと1Pz登場!)、初めの2,3ターンまでにある程度の戦果を挙げられる様にしないと、勝機は見えて来ません・・・
とは言っても攻撃箇所を1つに集中すると強力な装甲師団のスタックで簡単に守られてしまうし。
なので攻勢軸を1つに絞らず複数作って、今はどこに取るべきなのか、自軍の戦果と相手の態勢を見極めつつ常に考える必要がありそうです。
それからドイツ軍は低比率でも攻撃のリスクが余り無いので(攻撃時も後退で損害を吸収出来る)、ソ連軍は強力な部隊だとしても無理し過ぎて突出しては危険です。この辺かなり繊細さが要求されそうで悩みます・・・
逆にドイツ軍は序盤に除去され過ぎると、あっというまに戦線崩壊なんて事も、もしかしたら起きそうなので(今の所そんな事ないですが)ソ連軍としては、如何にその状況を作り出すかが目標になる?
・・・と言うわけでまたまたソロプレイ!
先ずはキエフ解放を優先ながら複数箇所で突破も狙う感じで。
第1ターン・ソ連軍フェイズ終了時。
イメージ 1

まあ最高の結果では無かったけどそれなりに結構良い感じ・・・?
キエフは半分解放、キエフ南方で河越え奇襲成功!その結果キエフの残り1ヘクスも包囲。渡河した部隊がなんとか生き残れば次ターンで片付きそう。
北方は取り逃がしてしまい戦線崩壊とはならず・・・残念!この辺はもう少し攻め方に改善の余地がありそう。
最南部は1ターンにある程度攻撃して橋頭堡を広げておかないと簡単に守られてしまうのでリスク承知で突撃。反撃が怖いけど装甲師団を引き付けて置けば北方が薄くなる。
さあドイツ軍はどう反撃に出るのか!(ってやるの自分なんだけど・・・)

・・・結局3ターン程進めてみるも、うーんやっぱり厳しい!
色々と考えてあれこれ試してみるも、ドイツ軍は結構余裕でリアクション出来てしまう。うーむ。
それでもなんか良い方法がないかと又並べ直して始めてみたり・・・

そんなこんなで頭ぐちゃぐちゃになりながら日曜日には中野歴史研究会に行って来ました。(カメラ忘れてしまった!)

もちろんAcross the Dnepr!裏表2回対戦しました。
で結果はソ連軍全敗・・・2回とも無理攻めして消耗した部隊が北方で反撃され壊滅、戦線崩壊・・・対戦後、頭を抱える2人でした。
CRTがA1D2とか攻撃側にも損害が出易く、しかもソ連軍損害は攻撃時はステップロスのみなのでどうしても消耗して行ってしまいます。そこで鬼のLAHとか1Pzに殴られるともう・・・辛い!
ソ連軍は相当厳しい!との感を強くするも「なんか良い方法があるんじゃないか」とまだ諦められず、しつこく今日もまたマップを広げるのでした・・・

対戦しての注意点。
補充ポイントは除去ユニット数じゃなくて失ったステップ数。(ソ連厳しいッス!)
補給チェックがPGGみたいに移動前と戦闘前にあるので、下手に突破すると折角の突破戦闘も補給切れに・・・

その後は「CMJ74 ドイツ装甲軍団」のスモレンスクをドイツ軍でプレイ。相手は「スモレン百人組み手」の龍虎さん!
スモレンスクの3点を守り切ってのミニマムな勝利を狙うも、最後の最後で装甲ユニット3個目が壊滅、敢え無く敗北orz・・・さすがでした。
途中で何度も優勢が入れ替わったり最終ターンまでもつれ込んだりで、やっぱりこれも素晴らしく面白いゲームでした。

それにしても、面白いゲームって何だろうと考えれば考える程、ほんと分からなくなってしまいます(ただ単にアホなだけ?)
勝敗のバランスが良い、作戦の選択肢が多かったり展開が豊富、あるいはなるようにしかならなくても過程がスリリング等々・・・色々あるでしょうが、それらの条件を満たしていても全然プレイしないゲームもあれば、頻繁にプレイするゲームもあったり、テーマやサイズなどもあるんでしょうが、その差は一体どこにあるのか、自分でもよく分かりません・・・
例えばこのAcross the Dnepr。
バランスが良いとは今の所ちょっと思えませんが、それでも何故かまたプレイしたくなります。手軽に出来るからって事もありますが、じゃあ手軽に出来るゲームは皆そうかと言えば当然そんな事無い訳で・・・勿論、私の個人的な好みの範囲の話でしか無いんですけど。
私の大好きなチットも無ければコマンドコントロールもへったくれも無いシンプルなシステムなのに、一体どこでプレイ意欲をそそられているんだろう?
・・・でも面白いんだよなぁ。うーん、謎だ。
これまで使ってきたウォーゲーム用のパネル、かなり以前にWARHAMMER用に作った物を流用していました。
サブロクのベニヤを2つに割って(91x91cm)上にビロードを木工ボンドで貼り付けたもので、結構気に入ってたのですが、遂に退役の時がきました。
イメージ 1

何でかというと、先日のオペレーション・タイフーンとパットン第3軍が余りにも面白かったので、同システムの新作ゲーム、「Iron Tide」を(「Killing Ground」と散々迷った挙げ句に)マップ1枚だしと購入、ところがそのマップが1枚にも拘わらず巨大だったため、遂にパネルの新調を決意したのでした。
新たに作ったパネル上の「Iron Tide -Panzers in the Ardennes」デカいです。長辺で1m以上ありました・・・
イメージ 2

今回は安くあげようと、ホームセンターでサブロクの集成材の板(¥1000くらい、1.2mにカット)と、計り売りしていた黒い合皮のシート1.2m(90cm幅¥1500くらい)、カバー用の透明塩ビ製のシート1.2m(これも90cm幅¥1500くらい)+木工ボンドを購入。全部でもコマンド誌1冊程度で揃えられました。
以前のパネルの表面に使っていたビロード、風合いは好きだったんですが一旦ゴミやホコリがつくと結構取るのが大変で・・・あとマップが滑ってしまうので、カバーの塩ビにクリップで留めないといけなかったりで、実用的には?だったので今回は合皮にしてみました。
これが結構良い具合で、ピタッとマップが固定されます。塩ビのシートを上から被せるとさらにピッタリ食い付いて、これでプレイアビリティもググッと向上!
試しにドラスタ置いてもばっちりはみ出ませんでした。
これでフルマップ2枚でもどんと来い!(・・・でもそのかわり部屋がヤバい事に)
なので心置きなく「Killing Ground」を早速注文しちゃいました。エキスパンションの「OverRoad」も一緒に!(・・・か、金が!)
イメージ 5

実は、いつも楽しくROMっていた国民擲弾兵さんのブログ「下天は夢か」にて最近紹介されていたので、こりゃいかん、売り切れてしまう!と慌てて買ってしまいました・・・
でも今やってるのは何故かこれ。across the Donepr。小さい〜
イメージ 3

(このパターン、そう言えば龍虎さんとこでもあったな・・・)

ソロプレイ3回やって、今また4回目・・・
なんか妙に嵌りますよこれ!
これくらいミニマムなサイズ(A3=ノート見開きサイズ!)だと、もう少しアブストラクトな戦略級なんかが多いんですが、これはなんと師団クラスの普通の作戦級!
なのにこのサイズ!
パネル作っている時も、ボンドの乾き待ちの間にパソコンデスク上でちょろっと出来ました。キーボードよけただけで簡単に出来てしまうなんて素晴らしいです。
イメージ 4

で、なんでこんなに中毒的なんだろうと思ったら、思い出しました。あれです。
あの懐かしのシミュレイター誌の「よくでる作戦演習問題」!
あれをやっていた感覚に限りなく近い物が・・・
大昔ムキになってやっていたもんです。
ポイント設定が絶妙なのか、なんか上手く出来そうなのに、いまいち上手くいかず、今度こそ!とまた始めてしまいます。
何度も繰り返せるし、システムは基本的な作戦級の物にちょっとした(でも凄く効いてる)ルールが加えられているだけなので、まさに作戦研究にはもってこいです。
かなり練り込んで作られるのか、このサイズで作戦の選択肢もまだまだ相当考えられそうだし、ホント面白いです。
これならソロプレイでもスキルアップ狙えるんじゃないだろうか?
なんて思いつつ、今日もまたソ連軍の作戦を考えています・・・(仕事しろよ!)

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