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セットアップ完了!先ずはソ連軍の作戦方針を考えてみる。
勝利条件はサドンデスがソ連軍35pt以上。あとは9ターンのゲーム終了時点で25pt以上ソ連軍限定的勝利、24pt以下だとドイツ軍限定的勝利となっている(それ以上はポイントの数字によって実質的とか圧倒的とかに変化)。
<写真A>の黄色い丸印の都市がそれぞれ10ptとなっている。左から順にドニエプロペトロフスク、ザボロシェ、ハリコフ、スターリノ、ロストフ。
ドイツ軍歩兵師団1ユニット壊滅で1pt、機械化ユニットだと3pt。
余談だが、哀しい事に枢軸同盟軍はポイント対象ではないので、あっさり捨て駒にされる運命となっている。
最初に悩むのはソ連軍右翼の進撃方向。第1ターンの特別ルールで、チットを引く前に、1司令部を活性化して攻撃のみ可能となっているのだが、実際マップを眺めてみると6A,1GA司令部正面のIt8A戦区ぐらいしかまともな比が立たない事が分かる。
<写真B>の丸Aが7:1、Bで3:1になり2/3以上の確率で穴が開けられる。それ以外の所だと良くて2:1にしかならない。それだと2/3以上の確率で失敗する・・・
要するに、先ずここから突破しなさいと言っているようなものだ。
恐らく大抵のプレイヤーはイタリア軍を吹き飛ばすところから始めるのではないだろうか・・・?
で、その後どうするか。
史実を踏まえ、そこから右翼の6A,1GAあたりが一気に南下し、ロストフ目指して突進、左翼の5SA,2GAとロストフで手を繋ぐと言うのがひとつの案。実際スレスレのところまで行った訳で、充分に実現可能に思われる。
魅力はなんといっても早期にロストフ占領が成功した場合、5ターンに増援として登場する第1装甲軍(1PzA)をいきなり補給切れに出来る点。こうなるとドイツ軍は反撃もままならず、バックハンドブローどころではなくなってしまう。
ソ連軍プレイヤーにしてみれば一度は決めてみたい、魅力的な作戦!
ただこれまで何度かやってみた感触ではギリギリ間に合わない可能性が高い気が・・・
何でかと言うと、ソ連軍の2つの攻勢軸が近すぎるので、ドイツ軍としては司令部を集めて、移動力の高い(10もある。ちなみにソ連歩兵は4)装甲部隊でモグラ叩きよろしく危険な場所にスイングして充分対応出来てしまう可能性が高い。
もちろんチットの順番やダイス運に恵まれれば、一気に突破する夢も叶わない事はないかもしれないが、それを当てにしてギャンブルするのも・・・
それならば、もう少し攻勢軸を離してやるのもひとつの手だ。
先ずは右翼の6A,1GAは写真の上の矢印の方向、イジュムに向けて進撃し、一旦南方主力の2GAや5SAと距離を取る。そこから南に急旋回してスターリノに向かう。これだと戦線が長くなるのでドイツ軍の部隊密度も薄くなり、南下してロストフを孤立化させる確率も高くなる。
場合によっては、北上してハリコフ方面に転進したり、あるいはそのまま突進してドニエプロペトロフスクを目指す事も。
選択肢が多いという事は、対応する側もそれだけ難しくなるはずだ。
もしサドンデスを狙うのであれば最低2都市以上の占領、出来るなら3都市を占領出来ないと厳しい。
このゲームの場合、いつ来るか分からないチャンスに、臨機応変に即座に対応出来ないと勝利は覚束ないいと言える。だからサドンデスも、初めから諦めるのではなくチャンスに応じて狙える態勢を取っておく必要がありそうだ。
その場合、チット配分のメインはあくまで右翼にして、左翼はロストフ方面に圧力を掛け続けてドイツ軍主力をなるべく引きつける役に徹した方が良いだろう。
注意すべき点は、進出を焦って部隊が突出しすぎて各個撃破されないようにする事。
このゲームのCRTは、包囲さえされていなければ部隊が壊滅する可能性は低い。無理な進撃は大きな犠牲を払う事になってしまう。
そうは言っても、時間はソ連軍にとって有利には働いていないので、ついつい焦ってしまうのだが・・・
続く・・・のかな?
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