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引き続きAcross the Dneprです。 その前に、今回コマンド誌では触れられていなかったのでちょっとだけ背景を。 時期はスターリングラードの激戦からちょうど1年後。 クルスク戦、第4次ハリコフ戦に続くドイツ軍の潰走、そして両軍によるドニエプル河までの競争の結果、ソ連軍が西岸に取りつき橋頭堡を確保した43年初冬。 ゲームで言うと「CMJ60号/ウクライナ43」の最後の方、「GJ9号/激闘!キエフ奪回作戦」と同テーマになります。(どっちも未だやってないですが) 43年11月、ソ連軍はドニエプル西岸の橋頭堡から雪崩を打って押し寄せキエフを解放、その勢いのまま一気に進撃するも、ジトミール付近でドイツ精鋭装甲部隊の手酷い反撃を受け壊滅。ドイツ軍はこの「ジトミールの奇蹟」とも言われる戦いで見事ソ連軍の攻勢を押しとどめ、健在振りを改めて示しました。 ただ結果的には、前年にハリコフで成功した「バックハンドブロー」の再現を狙ったマンシュタイン、6個装甲師団を集中して反撃するもジトミール、プルシロフを再占領するに留まり、防御体制を強化したソ連軍からキエフを再び奪い返す事は二度と無かったのでした。(より詳しく知りたい方は、上記コマンドマガジンやゲームジャーナルの記事を是非ご参照あれ!) さてゲームの方に戻ります。 ソロプレイを何回か試してみて思ったのは、まずソ連軍の方針をどうするかという問題。 勝利条件を考えると、南方で都市を全部取っても21ptにしかならないので、自然と眼は北方の5pt都市3つに向きがちです(私だけ?)。 が、それらは戦線の奥に位置し、河や森など自然の要害も多いため、ちょっとやそっとじゃ取れそうにもありません。 比較的戦線に近く地形も開けた都市/街は南方に6個、12pt。ソ連軍勝利条件は23pt以上なのでユニット除去で更に11ptが必要になる計算です(自軍損害を別にして)。 頑張れば第1ターンで砲撃支援の2シフトもあって5〜7ユニットの除去は出来そうですが、それには運(ダイス)もちょっと必要・・・ 全てを得られる程ソ連軍は強力ではなく、さらに時間を追ってドイツ軍は強力になって行くので(第2,3ターンに超強力なLAHと1Pz登場!)、初めの2,3ターンまでにある程度の戦果を挙げられる様にしないと、勝機は見えて来ません・・・ とは言っても攻撃箇所を1つに集中すると強力な装甲師団のスタックで簡単に守られてしまうし。 なので攻勢軸を1つに絞らず複数作って、今はどこに取るべきなのか、自軍の戦果と相手の態勢を見極めつつ常に考える必要がありそうです。 それからドイツ軍は低比率でも攻撃のリスクが余り無いので(攻撃時も後退で損害を吸収出来る)、ソ連軍は強力な部隊だとしても無理し過ぎて突出しては危険です。この辺かなり繊細さが要求されそうで悩みます・・・ 逆にドイツ軍は序盤に除去され過ぎると、あっというまに戦線崩壊なんて事も、もしかしたら起きそうなので(今の所そんな事ないですが)ソ連軍としては、如何にその状況を作り出すかが目標になる? ・・・と言うわけでまたまたソロプレイ! 先ずはキエフ解放を優先ながら複数箇所で突破も狙う感じで。 第1ターン・ソ連軍フェイズ終了時。 まあ最高の結果では無かったけどそれなりに結構良い感じ・・・? キエフは半分解放、キエフ南方で河越え奇襲成功!その結果キエフの残り1ヘクスも包囲。渡河した部隊がなんとか生き残れば次ターンで片付きそう。 北方は取り逃がしてしまい戦線崩壊とはならず・・・残念!この辺はもう少し攻め方に改善の余地がありそう。 最南部は1ターンにある程度攻撃して橋頭堡を広げておかないと簡単に守られてしまうのでリスク承知で突撃。反撃が怖いけど装甲師団を引き付けて置けば北方が薄くなる。 さあドイツ軍はどう反撃に出るのか!(ってやるの自分なんだけど・・・) ・・・結局3ターン程進めてみるも、うーんやっぱり厳しい! 色々と考えてあれこれ試してみるも、ドイツ軍は結構余裕でリアクション出来てしまう。うーむ。 それでもなんか良い方法がないかと又並べ直して始めてみたり・・・ そんなこんなで頭ぐちゃぐちゃになりながら日曜日には中野歴史研究会に行って来ました。(カメラ忘れてしまった!) もちろんAcross the Dnepr!裏表2回対戦しました。 で結果はソ連軍全敗・・・2回とも無理攻めして消耗した部隊が北方で反撃され壊滅、戦線崩壊・・・対戦後、頭を抱える2人でした。 CRTがA1D2とか攻撃側にも損害が出易く、しかもソ連軍損害は攻撃時はステップロスのみなのでどうしても消耗して行ってしまいます。そこで鬼のLAHとか1Pzに殴られるともう・・・辛い! ソ連軍は相当厳しい!との感を強くするも「なんか良い方法があるんじゃないか」とまだ諦められず、しつこく今日もまたマップを広げるのでした・・・ 対戦しての注意点。 補充ポイントは除去ユニット数じゃなくて失ったステップ数。(ソ連厳しいッス!) 補給チェックがPGGみたいに移動前と戦闘前にあるので、下手に突破すると折角の突破戦闘も補給切れに・・・ その後は「CMJ74 ドイツ装甲軍団」のスモレンスクをドイツ軍でプレイ。相手は「スモレン百人組み手」の龍虎さん! スモレンスクの3点を守り切ってのミニマムな勝利を狙うも、最後の最後で装甲ユニット3個目が壊滅、敢え無く敗北orz・・・さすがでした。 途中で何度も優勢が入れ替わったり最終ターンまでもつれ込んだりで、やっぱりこれも素晴らしく面白いゲームでした。 それにしても、面白いゲームって何だろうと考えれば考える程、ほんと分からなくなってしまいます(ただ単にアホなだけ?)
勝敗のバランスが良い、作戦の選択肢が多かったり展開が豊富、あるいはなるようにしかならなくても過程がスリリング等々・・・色々あるでしょうが、それらの条件を満たしていても全然プレイしないゲームもあれば、頻繁にプレイするゲームもあったり、テーマやサイズなどもあるんでしょうが、その差は一体どこにあるのか、自分でもよく分かりません・・・ 例えばこのAcross the Dnepr。 バランスが良いとは今の所ちょっと思えませんが、それでも何故かまたプレイしたくなります。手軽に出来るからって事もありますが、じゃあ手軽に出来るゲームは皆そうかと言えば当然そんな事無い訳で・・・勿論、私の個人的な好みの範囲の話でしか無いんですけど。 私の大好きなチットも無ければコマンドコントロールもへったくれも無いシンプルなシステムなのに、一体どこでプレイ意欲をそそられているんだろう? ・・・でも面白いんだよなぁ。うーん、謎だ。 |
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