エルフの診察室

北国はもう氷と雪の中です

「プレアデスの剣」

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 ハワイではよく虹を見かける。
  
 夜の雨が上がって、朝の空にかすかな虹があるのはいいもんだ。

 気持ちがさわやかになる。
 
 (Ryoは良く眠っただろうか…)
 
 ケラーは目覚めて一番にRyoを思い出し、苦笑した。

 結婚する以前、目覚めて真っ先に考えることは「彼女」のことだった。

 それが、今、妻でもなく、娘でもなく、あの孤児のことを思っている。
 
 (あの子が息子なら、なんだって教えてやるのに・・・)
 
 ケラーは本気でそう思った。
 
 しかし…あの子は、かわいい笑顔の下に、どんな苦労を隠していることか。

 ジャクソンの家であの子がみせた、「1秒後の顔まね」は 何を意味する? 

 どうして人の顔をコピーするのか。それに、あの階段の降り方…。
 
 ケラーはベッドから抜け出し、寝室の窓を開けて外の風を入れた。
 
 階段室から出たRyoの行動を、記憶の中で再現する。
 

 (この階段の降り方はなんだ! どうしてここまで音を気にる?)
 
 ケラーは、Ryoがまるで、忍者のように降りるのをふしぎに思った。
 
 ケラーはまだ知らない。食事を満足に与えられなかった

 Ryoは、のどの渇きを、家族が寝静まった深夜にいやす

 悲しい習慣を、この歳で身につけていたことを。
 
 ケラーはしばらくRyoを見下ろしていたが、足早に階段を降りた。

 時間をかけて階段を下りたRyoは、ドンドンと大きな音で下りて

 きたケラーを、目を見開いて見上げていた。
 
 (魔法の靴とでも思っているのか?

  これをはけば、階段を勢い良く下りられるって…)
 
 「腕」のとき同様、Ryoは、ごついブーツをさわってきた。

 かがみこみ、こぶしでコンコンとノックしている。その音が楽しかったのか、

 Ryoは何度かそれを繰り返していた。
 
 (そんなつまらないことも、楽しいのか)
 
 明かりのない階段室に閉じ込められていたのなら、遊ぶことさえできなかったろう。
 
 (だから、音に…、聞こえる音の楽しさを喜ぶんだ)
  
 暗闇の中で、ドアの向こうから聞こえる音を楽しみ、聞いて遊ぶ…。
 
 リビングには、ジャクソン一家の団欒があっただろうに、あの子は

 あんなところに閉じ込められていた。なぜそんなひどいことができるのか!
 
 ケラーは目の前の小さな子が、たまらなく不憫(ふびん)に思えた。
 
 廊下の真ん中を歩いていたRyoが、キッチンのドアのそばでは避けるように

 遠回りをした。そして、急に反対側の壁にからだをすりつけてうずくまった。
 
 呼吸が荒い。落ち着かせるために後ろから両腕をまわし、輪を作ってから

 下腹をグッと強くしめた。発作を起こした子にする救急法だ。
 
 呼吸の荒さはそれでおさまったが、キッチンを見ないようにして

 Ryoは逃げていった。
 
 ケラーの頭の中で、シンクをうならせ、蛇口からほとばしっていた、水の光景が
 
 浮かんだ。
 
 Ryoのくちびるが乾いて血がにじんでいたのは、食べ物はもちろん、水さえ

 まともに与えられなかったせいだろう。
 
 手やからだを動かすことまで禁じられ、蛇口に触ることさえ止められていた

 としたら…。
 
 そうか! 蛇口の閉め方は、わからないかもしれない。

 それで、朝までそのままになっていたのも理由がつく。
 
 しかし、男の子だろう。蛇口くらい、自分で閉めろ!

 自分で開け閉めできることを、今覚えるんだ。
 
 ケラーはRyoの手を引き、シンクの前に連れて行った。





 
  「ハ〜イ、みなさま、おまちどうさま〜。
  
   ジャスミン特製のパイナップルジュースで〜す」
 
 ドアが開いて、ケラーが頼んだジュースが届いた。

 アロハの制服を着たジャスミンは、朝7夕5時、サーフィンを

 楽しむハワイ娘のようだった。
 
 「ジョディー。これ飲んだら古いデスクを廊下に出してね…

   って、がらくたの山がもっと高くなってるじゃない! 

 新しいのがきてるから整理しててねって、言っておいたのに!」

「だって、朝から走り回ってたから…。

    来週まで待っててよ。廊下に出したくても、

    こんなにガラクタがのってちゃ、重くて動かせないよ」

 「ダメっ! デスクの脚のどれひとつとして、まともに床に

    ついてないじゃない! そのせいでコーヒーがすべり落ちて

   私の白のスカートをまだらに染めたんでしょう?  飲んだらすぐヤルの!」

 「じゃあ、一生飲まない〜」

  「あっ、こいつ〜!」

  「おいおい…痴話げんかはそこまでだ! 

    早くジュースを飲ませてやれよ」

  「あっ、そうだった。

   ハ〜イ、ベィビ〜、私、ジャスミン。よろちくね」

そのときRyoはふしぎな行動に出た。

 ジュースに手を伸ばしたはずなのに、彼の手は、

 グラスの下の紙のコースターをつかんでいた。

ひとつをつかみ、またひとつ、グラスの下にあった4枚の

 コースターを手にとった。

そして、テーブルの上のシュガースティックをつかみ、

 ジャスミンが話題にした、ジョディーの古いデスクの下に座り込んだ。

「あの子、何してるんですか?」

「わからんよ。様子を見よう」

「この子、なんか、他の子と違う…。きっと何かヤルわよ」

Ryoは砂糖の紙を破り、デスクの脚にサラサラと落とした。

 そして、床と脚との空白に、4枚のコースターをはめこんだ。

「おい、デスクをなんとかしようというのか? 

  ぼうやになんとかできるもんじゃない…はずなのに」

  3人の大人が見守る前で、くずれそうなくらいにがらくたを

 乗せて、ジョディーのデスクがゆっくりと動いた。

  がらくたを乗せたまま、廊下にに向かっていた。

  「どうして? どうしてそんなことができるの? 

    砂糖とコースター? わけ、わけわかんない!」

  「保安官? これってどういうことです?」

  「砂糖だけでも、コースターだけでも机は動かない。

    だが、下に砂糖をまかれたコースターならできるってことさ。

   抵抗ゼロ。まさつゼロだ。
デスクにローラースケートを

  はかせたようなものさ」

  そうだ。そういうことなのだ。重いライティングデスクが

   ドアの前にあったのに、この子があの部屋を抜け出せたのは
   この砂糖とコースターのおかげだったんだ。

 いつ、何を見たのだろう。それを重いものを移動させるために

 使うなんて…。

  この子、2歳…もうすぐ3歳の、ただのこどもじゃないか・・・。

  「キミすごいんだね・・・。それに、そのきれいな青い目。

  完璧なエーゲ海ブルーだよ」

  「ほんと、吸い込まれるような、地中海の色だわ」

  ジャスミンがかがみこんで手を伸ばしたとき、Ryoの表情が

 引きつった。

  ジョディーのときにはふるえただけだったのに、なぜだ・・・。

  ケラーは目の前の幼な子を、思わず抱きしめていた。

  事情はわからない。こんな年で親から離れ、里親に

 捨てられる…。その里親は、あきらかに里親はこの子を虐待していた。

  (神よ・・・憐れみたまえ)

 心の中の祈りが、ケラーにある決心を吐かせた。

 「次の里親が見つかるまで、オレがこの子を世話するよ。

   ルイカと同じくらいだ。いい遊び相手になるよ」





 
 「血のにじんだ背中」
 
 
★分署に到着し、ケラーは里親の行方を調べさせた。
 
 報告を待つ間、想像してみる。
 
 明かりのない階段室の暗闇の中で、毎晩Ryoは何を
 していたのだろう。
 部屋といっても、天井裏に上がるだけの階段下の物置。
 明かりのスイッチは上から板が打ち付けられていた。
 
 
 どう考えてもわからない。Ryoがいくら手を伸ばしても、
届くわけもない高さ。それなのに、どうして分厚い板を、
3枚も打ち付けなければならなかったのか。
 
 それ以上に、ひとつしかない小さなドアに、なぜ廊下から
 ライティングデスクを押し付けなければならなかったのだろう。
 
 「ダメです、ケラー保安官。この子の里親家族はずいぶん前に
  オアフを出たようです。
  会社が倒産したので、夜逃げしかなかったのでしょう」
 
 部下が受話器を置きながら、肩をすくめてそう事件をしめくくった。
 
 「この子、また里親に預けられるんですかね」
 
 ケラーはソファーに静かに座り、両手を組みながら
 爪をはじいているRyoを見つめていた。
 
 「何してるんです、この子? お祈り? まさか…」
 
 「目の見えない子が良くする遊びだよ」
 
 そう言ってからケラーは、(クソッ!)とテーブルを叩いた。
 
 そうか、そうだったのか。この子はあの暗闇の中で、
 こうしてさびしい夜を耐えていたんだ。
 
 「見えないって、この子、ちゃんと見えてるじゃありませんか」。
 
 部下はそう言ってから、Ryoの前にかがみ、ポケットから
 棒のついたキャンディーを出した。
 
 「ぼくちゃん、キャンディでちゅよ〜。ほちくないかぁ? 
  おいしいおいしいレモン味だじょ〜」。
 
 しかし、Ryoは、警官が赤ちゃん言葉で話しかけたというのに
 キャンディーには反応しなかった。
 
 「あれっ? 本当に見えてないのでしょうか」。
 
 ケラーは(チッ)と舌をならしてインターフォンに手を伸ばした。
 
 「ジャスミン。この子にパイナップルジュースをやってくれないか」
 そう言ってから、部下に向き直った。
 
 「ジョディー。知らないんだよ、きっと。
  それが食べ物だってことをな」
 
 「そんなこと…。甥っ子なんか、おんなじ2歳ですけど、
  棒まで口の中に入れて、牛みたいによだれ流してますよ」
 
 「試してみろ。キャンディーを、口びるにつけてみるんだ」
 
 「むしゃぶりつく方に5ドル! いいですね? 保安官」
 
 警官は(いただきっ!)とばかりにキャンディーをくちびるに
 押し当てた。
 
 
 しかしRyoは、少しなめて、すぐに顔をゆがめた。
 そして、口に入ったわずかな甘みを、ペッと吐き出した。
 
 「なんで食べないんだよ…。ダイエット中か?」
 
 「食べさせてもらったことがないんだろう、おそらくな」
 
 「里親がいたんでしょう? どうしてそこまで鬼になれるんです?」
 
 警官はそう言って、大きな手でRyoの頭をなでた。
 
 自分に伸ばされた手に、ビクッとふるえてRyoは身がまえた。
自分に差し出される手は、すべて、自分を叩くものと思い込んで  いた。
 
 そのとき、警官は、Ryoの首筋から背中にかけて、何か
 普通でないものを感じた。
 
 そっと襟首に指を入れ、背中をのぞいてみる。そして、
 (あっ)と小さく叫んで絶句した。
 
 「どうした? 虫でも入ってたのか?」
 
 「保安官!・・・この子、背中一面、青あざだらけです! 
血が固まったまま、こびりついているのも、ひとつや
  ふたつじゃないですよ!」





 
 「ダンボールのベッドに」
 
★踏み込んだジャクソンの家に、娘と同じくらいの男の子が、
  床に敷かれたダンボールの上にひざをまるめて眠っていた。
  長いことここで寝ているのだろう。ダンボールには、丸くなって
  眠る男の子のからだそっくりに
、くぼんだ跡がついていた。
 
  いくら養子だからといって、こんなことが出来るものなのか。
  まだ3歳にもならないこの子を,シーツ
もなしに、ダンボールに
  寝かせていたなんて、なんてことをするんだ。
 
  ケラーは男の子を抱き上げた。
   さっきもそう思ったが、娘よりはるかに軽かった。
  もしかして、まともに食事も
もらえてなかったのかと、
  ケラーはまたうなった。
 
  ネコのようにまるくなって眠る男の子の左の親指が、
   すっぽりと根元までくわえられていた。 
 
★乱暴に壊したので、物置部屋のドアは、ギザギザに
  引きちぎられ、鋭くとがっていた。
Ryoを抱き上げたままでは、通れない。
   ケラーはRyoを下ろし、出るようにうながした。
 
  Ryoは引きちぎられたドアに驚き、振り返ってケラーを見上げた。
   そして、そのまま近寄って、腕にさわってきた。
  2、3回さすりながら、にっこりとほほえんだ。
   かわいい笑顔だった。
 
  気がつくと、その瞳は、ケラーがくっきりと映るほど、
   鮮やかなブルーだった。
 
  Ryoが…そっと階段を下りている。
   1段下りて座り、音を立てないようにまた下りる。
  幼い子に、そんな下り方を習慣にさせてしまうほど、
  この家は厳しかったのか。
 
 ケラーは複雑な思いで、小さな背中を見守っていた。
  やっと階段を下りきって、男の子はキッチンのドアの横で
  とまった。
 
 朝食の時間がかなり過ぎているのに、冷蔵庫を開けるわけでも
  ない。
 (おなかがすいた)とも言わず、黙って立っている。
   なぜだ。水が飲みたければそう言うだろう。
   おなかがすいたなら、おなかがすいたと言うだろう。
 
 ルイカはそう言う。うるさいくらいに言う。
  この子も、たとえ言葉を話せなくても、ほしい表情くらいは
  するだろう。
  それなのに、どうして(ほしい)と言わない? 
 
 もっとも、ケラーが調べた限りでは、冷蔵庫にあったのは、
  少しの野菜と、空になりかけたケチャップのビンだけだった
  のだが。
 
 ケラーは軽くほほえんで、(Mornin')と言ってみた。
 (Good morning, Mr...)・・・意外にも返事があった。
 どういうことだ? にごりのないクイーンズイングリッシュだ。

 「Aloha...O wai kou inoa?」・・・と名前をきいてみる。
 『O Loa Kolohe ko‘u inoa.』・・・ネイティブのようなハワイ語だ。
 
 うそだろう。(Loa Kolohe!)?
 そんな名前をつける親はいない。

 しかし、自分でつけられる年齢でもないから、そう呼ばれて
 いたのか。

 『たちの悪いクソガキ』と…。





 「奇妙な行動」


★ケラーは無線を置き、リビングにもどった。
 
    ソファーに寝せておいたはずの男の子がいない。

 あわてて廊下に走る。 視線の先に、階段をたどたどしく上って
 
  いく小さな背中が見えた。

 その子は2階に上がり、奇妙な行動をとり始めた。

 天井裏に上がる階段室のドア…そこに押し付けてある
 
  ライティングデスクとドアの隙間に入り込み、重いライティング
 
  デスクを元に戻し、ドアを閉じたのだ。

 (寝るのにしても、どうして寝室じゃなく、階段室なんだ?)

 ケラーは腕に力をこめ、ライティングデスクを引いた。
 
  重いはずの大きなデスクが、軽々と動いて壁に激突した。

 理由がわからない。デスクはまるでホバークラフトのように
 
  滑って、移動したのだ。

 デスクの下にざらざらした粒子があった。
 
  そして、デスクの下から紙製のコースターが見えていた。

 コースターを白い粒子の上に置き、つま先を乗せて
 
  左右に動かしてみる。

 (これは!?)

 なんということだ。90kgはあるケラーの巨体を乗せて、
 
  コースターは自在に床の上を移動していた。

 ドアを開け、男の子を探す。
 
  窓がないので廊下の明かりだけでは見渡すことができない。

 壁に手を伸ばし、スイッチを手さぐりした。ガツンと固いものが
 
  手に当たり、ケラーは思わず叫んでいた。

 どういうことなのか、明かりのスイッチの上に、板切れが
 
  3枚もかさねて打ち付けられていた。

 怒りに任せ、ケラーはドアを、バリバリと引きはがした。

 階段室の小さなドアの向こうで、男の子がひざをかかえる
 
  ように眠っていた。

 (まだ、眠たかった…ということなのか…)

 キッチンから上がってきて5分もたっていないのに、
 
  軽い寝息を立てている。

 けっこう大きな音でドアを壊したのに、目を覚まさないのは
 
  どういうことだ?

 近寄ると、Ryoが敷いているのは古いダンボールだった。
 
  いつも、ひざをかかえて  眠っていたのか、Ryoの小さな
 
  からだの通りに、ダンボールがくぼんでいた。

 (娘の…ルイカと同じくらいだ。・・・ここがこの子のベッド?
 
  ヤツら、この子を閉じ込めていたのか? 
 
   窓ひとつない物置部屋に!)

 かがんで寝顔をのぞき込む。左の親指をしゃぶりながら、
 
   Ryoは寝ていた。

 からだがかすかに震えている。
 
  怖い夢でも見ているのか…時おりまゆが苦しそうにゆがんだ。

 そのとき、ケラーの胸の奥から

 (守ってやる!オレが守ってやる!)

 という思いが突きあがってきた。
 
  それは、自分でも驚くほどに熱い衝撃だった。
 
 いきなり抱き上げたせいか、Ryoは驚いて目を開けた。
 
  まっすぐにケラーを見ている。

 寝ぼけた様子はない。最初から目覚めていたように
 
  しっかりとした眼差しだった。

 (男の子…だからなのか?)

 ケラーは父親の顔になっていた。

 ルイカはいつも目覚めの時はぐずる。
 
 定まらない視点を天井や窓にさまよわせて、座っていた
 
 ベッドから転げ落ちることもあった。

 落ちたままのかっこうで「アロハ…」を言う顔がかわいくて、

 (それがおまえの目覚ましか)

 と笑ってしまうのだったが…。

 (しかし、この子はルイカと違う)

 という当たり前のことをケラーに教えたのは、Ryoの表情だった。

 驚いた顔でこっちをを見ていたのに、瞬間
 
 (だいじょうぶ?)という笑顔になった。 
 
 それは…驚くほどのものじゃない。

 しかし、どうだ。表情が、次々に変わっているように見える。

 腕の中に抱きかかえてみると、くちびるがかさかさに乾燥し、
 
 いくつものひび割れがある。

 (どういうことだ?)と怪訝(けげん)な顔をケラーはしたのだろう。

 すぐRyoも、そんな表情をした。

 試しにほほえんでみる。やはり、すぐにほほえんだ。

 怒った顔をする。Ryoはすぐにそれをコピーした。

 (なぜだ? この子は、オレの1秒前の顔を、マネている…)。

 ケラーはそれが何を意味するのか、わからなくてためらった。

 意識しているのか、無意識なのか、Ryoはみごとにその表情で
 
 自分を見つめていたのだった。

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