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卒論の時期です。
うちの四年生はほとんど大学院に進学するので、
夏には院試もあるし、慣れない研究室での生活がまだ1年弱ということもあり、
卒論に間に合わす様に研究を進めるのはなかなか大変です。
さらに今年は助教が卒論前に異動になったため、
その学生の尻ぬぐいをせねばならず、直前でテーマ変更を行い、
突貫工事で何とか間に合わせました。
教員の個人的な都合で、学生の貴重な研究時間や研究内容を左右するというのは、
ホントに言語道断です。
一応化学の基本を実践する能力や最先端の研究に触れるために卒論研究があるはずなので、
そういう心づもりで研究テーマや研究指導を行うべきであると思うのです。
実際、そうやって鍛えられた学生さんは修士で国際的に認知されているジャーナルに論文を投稿したり、
学会発表や就職活動でも有利に事を進めていけるというのは、経験的に明らかです。
一方で、上記の様な姿勢があやふやな教員に付いた学生は悲惨です。
研究テーマがあやふやだと、やっている意味がわかりませんし、
きちんと研究指導されてないと、基本的な知識が不足している、ということになります。
もちろん、学生の方にもかような心づもりで研究室に入ってくる学生は少ないのですが、
周りがそういう雰囲気であれば、そのようになっていくものです。
ここが講座制の弊害であると思うのですが、
講座内に一人でも上記の姿勢が無い教員が居ると、
きちんとやっている人の足を引っ張ることばかりする事です。
さらに学生が付いていたりすると、その学生に間違った知識や、
時にはまともに研究している教員や学生の誹謗中傷を吹き込む、といった事まで起こります。
一番良くないのは、(まあ、ちょっと前までそんな環境でしたが)教授はほとんど不在で研究室のことが判らず、ヒラメな教員の言うことだけ聞いてしまう、という状態です。
当然問題な事はまともな教員なら指摘しますから、今度は教員同士でいがみ合いが起こると言った状態です。(今も変わってないかも知れませんが)
国際的に活躍できる学生を育て、国際的に一流の研究をやりたいと思って、
それに賛同する学生さんとともに研究や勉強に励んでいる人の足を引っ張る人の如何に多いことか・・・。
他人の尻ぬぐいのために、私や学生の能力はあるんじゃないんですがねぇ・・・。
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