ライジング・サン 猿島工廠

日本列島は豊かな水力エネルギーを保有している。既存ダムの潜在的な発電能力を引き出せ!

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「大和」その8

清美 :連日の更新なんて何年ぶりでしょう、いやな寒気が・・・

廠長 :ほっほっほ、
 大和 Ver.03 ペーパークラフトつくり方テクニック報告
 外板貼り編 
 最大の難所じゃ、清美君しっかり説明するのじゃぞ!

清美 :やぱり私ですか・・・




イメージ 1

まず、外板部品に曲げ癖を付けます。
骨格が形づくる曲面にちょっと足らないくらいに癖を付けます。
(写真は癖を付け終わった物です)

親指の腹で軽くしごくようにしますと曲面になっていきます。
★少しずつ癖付けて行ってください。
いきなりしますと折れ目が入ってしまいますので、くれぐれも少しづつ行いましょう。


イメージ 2

癖付け後に舷窓の穴を内側からパッチします。パッチが窓ガラスに相当します。
癖付けの後からパッチする理由は癖を綺麗に付けるためです。
パッチの接着はやはり木工用ボンドを使いました。
窓穴の周囲に爪楊枝の先で4点ほど点状に接着剤を付けて、パッチを載せて圧着します。
ほとんど瞬間接着になりますので、圧着の後にずらすことは出来ないので注意しましょう。


イメージ 3

最初に喫水線側の外板から貼り付けていきます。
骨格に接着剤を塗布します。
★外板の外周部は後から接着するので外周を除いた部分に塗布します。
写真の水色が塗布するところ、赤は塗布しないところです。
この段階で赤い外周まで接着剤を付けると、接着剤が外板表面にはみ出してあちこち汚しちゃったからです。

★接着剤は水性でなく溶剤系を使いました。写真の接着剤は100均で調達したものです。
試作Ver.02の時は水性(木工用ボンド)を使ってみましたら、外板が吸湿変形してしまいリブとストリンガーの形の凹凸が浮き出てきてしまいました。
そこでVer。03試作以降は対策を2つ打っています。
今ほど説明した溶剤系の接着剤への変更と外板の紙厚みを0.3mmから0.5mmに変更です。後者の変更だけでも大丈夫かもしれませんでしたが、それぞれの効果の大きさについては未確認です。


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外板は写真のように喫水線艦首角部を基準に合わせていきます。


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マスキングテープで骨格に密着するように艦尾に向けて押さえつけていきます。
★マスキングテープは細く切ったものを使います。
幅のあるマスキングテープを使った場合、剥がす時に外板の表面のコーテーング層を剥離させてしまう場合がありました。
細切りを使うことで剥離抵抗を小さくし、防止対策としました。


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全周囲を細切りマスキングテープで止めた状態です。
この段で外板の外周部はまだ接着されていません。

★この後、内側から接着剤を塗布して接着していくのですが、艦尾の部分は内側から接着できない部分が出てきます。
仮組で内側から接着できない部分を確認しておきましょう。
その部分についてはマスキングテープで止めるのと同時作業で慎重に接着剤(木工用ボンド)がはみ出ないように塗布しながら接着していきます。


イメージ 7

外板の外周部に接着剤を塗り付けて接着している写真です。
この部分の接着剤は木工用ボンドを使います。溶剤系を使わなくても凹凸変形は出ませんでした。
爪楊枝では短くて届きにくい距離になりますので、長さが15cmくらいある竹串を使っています。


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下側の外板の接着剤が硬化したら(数時間放置後)同様にして上側の外板を貼り付けます。

★接着剤で外舷電路取付用の穴を塞いでしまわないように注意して作業します。


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最後にマスキングテープの剥がし方です。
外板や底板などの端面部を最後に剥がすように両端から剥がしていくのをお勧めします。
端面部に微妙に接着剤が浸透していたりしますと端面部かた剥がした場合、紙素材表面のコーテーング層を剥離させてしまう場合が出る場合があります。
ちょっと面倒ですが石橋を叩いて渡っておいて損をしない部分なので慎重に作業しましょう。

「大和」その7

清美 :P144お疲れさまでした。
 「楽しく興味深い話を沢山聞かせてもらってやる気がでてきたぞ」
 と、廠長が申しておりました。 
 ご訪問くださった皆様ありがとうございました。 

廠長 :ほれほれ、やる気が出てきたので中座していたあれをやるぞ。
 大和 Ver.03 ペーパークラフトつくり方テクニック報告
 骨格組立編 解説者 清美君

清美 :え〜っ、働くの私ぃ〜?
 なんか違いますよねぇ

◆◆◆骨格組立編◆◆◆

最初に喫水線となる底板とキールとなる縦板を艦首方向から2番目のリブで接着します。
イメージ 1

使う接着剤は木工用のボンド、リブの赤矢印部の5ケ所だけに塗付ます。
ボンドは端材の上などに一旦出して、爪楊枝などですくってリブに塗付ています。
5ケ所だけに塗った部分は接着剤がはみ出しても美観や組立精度に影響が出ない位置なんです。
外観に接着剤をはみださないように作るのが綺麗に作るコツになります。

イメージ 2

リブを底板のすじかい穴と合わせて隙間がでないよう密着させたら縦板を取り付けます。
こちらも隙間が出ないよう押し付けておくと数秒でほぼ固まってくれます。



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同様にして3〜5番目のリブを接着していきます。
歪みが出ないように平らな板の上で組み立てると良いでしょう



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こちらは接着剤を追加盛って強度を確保しているところです。
部品の組み合わせによって筋交の穴が埋まったので接着剤を塗っても外皮側にはみでることがないので
かなりベタベタと木工用ボンドを盛ってあげます。



イメージ 5

最前部と最後部のリブを舷側の下から2段目のストリンガー材をはさみ込んでガイドにして、直角に接着します。
この時ストリンガー材は写真の下側から接着剤を盛り付けて接着し、上側には接着剤を盛らないようにしてください。



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下から1と3段目にストリンガー材を接着します。ここは上側に接着剤を盛っても問題ありません。



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2段目のストリンガー材の外板の接着しろとする部材を接着していきます。



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艦尾の上甲板の下になる部材(白矢印)を接着します。
上甲板にはキャンバーが付きますので部材は軽く丸めてから接着します。
写真のように丸いもの(写真はスプレ−缶)に沿わせるようにすると綺麗に丸みが付きます。
下側の白矢印に部材は上面に接着剤は盛らないようにしてください。



イメージ 9

飛行機作業甲板の下になる部材を接着していきます。
この部材も上面に接着剤は盛らないようにしてください。



イメージ 10

骨格が完成です。

「大和」その6

イメージ 1


廠長 :大和 Ver.03 ペーパークラフトつくり方テクニック報告
 骨格組立編 解説者 清美君

清美 :の前に、
 もう秋Pまで一週間を切っってしまいましたから、進捗状況をお知らせしておいたほうが良くありません? 

廠長 :なるほど、そうじゃの

 うむ、試作Ver.03は一応完成して終了しておる。
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イメージ 3

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  不具合も設計図面には修正済じゃ

清美 :今は何をしているんですか?

廠長 :組立説明書を描いておる

イメージ 5

廠長 :これが面倒でのう、なかなか難儀しちょるわい

清美 :やはり言い訳が出てきましたね
でっ、秋P発売に間に合うんですか?

廠長 :このあと組説の初稿ができたらの、組説内容の確認と彩色見本作りを兼ねて試作Ver.04を作る予定じゃ。
 そんでもってその後に生産開始じゃな

清美 :それは何時までにできるんですか?

廠長 :うむぅ・・・  できた時じゃな。

清美 :かなりまずそうなことが良く解りました。

「大和」その5

イメージ 1


清美 :廠長、猿島工廠ブログは評判が良くありませんよ。
 普通の模型ブログのように作り方のテクニックの紹介がほとんど無いからです。

廠長 :ふむ、わしもそう思えてちょいと心配じゃったのじゃ。
 お前の登場依頼そうなってしもうたのじゃ。

廠長 :そうじゃ。
 ちょうど良い。大和Ver.03を題材につくり方口座を清美君がやりなさい。

清美 :え〜、私の責任ですかぁ?
 著者の責任なんですけどねぇ〜。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

廠長 :大和 Ver.03 ペーパークラフトつくり方テクニック報告
 骨格組立編 解説者 清美君、始まりじゃ。

清美 :えへん!
 それじゃぁ、まず最初に「お道具」の解説から。


これ、廠長が実際に組立につかっている道具です。

イメージ 2


まず、「接着剤」が3種類あります。
1番 普通の「木工用ボンド」、最近はこれでほとんどの部分を接着しているようです。
   以前は瞬間接着剤を多用していたようですが、紙相手だとこっちのほうが硬化が早い場合が多く
   接着力も強いからとのことです。
   ケチな廠長ですから、安い、入手しやすいのもポイントのようですよ。

4番5番は「爪楊枝」の短いのと長いもの
   先端に接着剤をすくって、塗りつけるのにつかっています。
   先端に接着剤の塊ができてしまったら、新しい楊枝に交換していますね。
   普通は短いのを使用、長いのは奥まった内部への塗り付け用にしています。

6番は「金属ブロック」
   直角出しの治具、接着剤乾燥までの”錘り”用途など、重宝しているお気に入り治具ですね。

7番は「カッターナイフ」
   刃先の尖った切り出しタイプが使いやすいそうです。

8番は「ヤットコ」です
   掴む面にギザギザが無く平になっているヤットコです。
   接着部品をこれで圧着して密着させる為に使うので、紙に痕が出にくいそうです。

9番は「紙やすり」400番
   プラモデルと同じで、シートから切り離した部品のゲート部分の処理につかっています。

10番は「ドライバー」
  あまりネジは締めません。
  先端の金属の丸棒部分を紙に丸め癖を付けるために使います。
  これは直径が8mmぐらいですが、もっと細いもの 太いものなどいろんなサイズがあると便利です。

11番は「クイックル ワイパー ハンディ」
  もしかしたら、これが最も重要な道具かもしれません。
  レーザーで切断した猿島工廠のペーパークラフト部品は切断面に黒いカーボンが付着しているんです。
  これをそのまま組立ると、あっちこっちが黒く汚れてしまいます。
  ですから、部品を切りだしたらすぐ、クイックルワイパーで断面をササッとお掃除します。
イメージ 3

 赤い矢印がカーボンが付着した部分、白い矢印の方はお掃除して綺麗になった断面です。


廠長 :ふむ、なかなか良く勉強しちょっているのう、良い解説じゃ。
 しかしのう、丁寧すぎて進みが遅いのう。

清美 :それじゃ、今回は準備編ということで、骨格組立編は次回にしま〜す。

「大和」その4

イメージ 1


廠長 :3度目の試作Ver.03に入る前に、清美君がご希望の副錨を作ったぞい。
イメージ 2

清美 :錨ってなんか良くありません?
 特にこの錨は宇宙戦艦ヤマトタイプで大好きです。

廠長 :ヤマトタイプっちゅうのはなんじゃ。

清美 :ヤマトに出てくる錨のイメージは錨の上側の横木が真っ直ぐに伸びているんです。

廠長 :おぉ、いかん、大和は斜め上伸びじゃった。ほれ。
イメージ 3

廠長 :ほれ
イメージ 4

清美 :あら、意地悪ですね。真っ直ぐのほうが良かったんですけどね。

廠長 :お前の好みにつき合っていては P144にまに合わなくなってしまうわい。
Ver.03に進むぞ。

清美 :3度目はどんな目的で試作するんですか?

廠長 :先の2度目でほぼ部品の構成が決まったじゃろ
 よっての、以下の2展じゃ、
 1)出来具合の微調整
 2)部品の量産化準備

清美 :1)はいい加減な性格の廠長ですから、永遠に終わらないと理解できますが
 2)って具体的にはどんなことをするんです?

廠長 :うむ、お前にしては珍しく建設的な質問じゃのう
 よしよし、教えてしんぜよう
 Ver02までは思いつくままに部品を作って組立、そんで修正していたんじゃ
 今回は部品を生産効率が良いように配置
 部品がシートから脱落しないようにシートとの繋ぎを入れるんじゃな。
 そして組立説明書作りのために組立の手順を確認していくのじゃ。

清美 :そうですか。そちらもいい加減な性格の廠長には苦手そうな作業ですね。

廠長 :うむ、1個だけ趣味で作るときは全く必要のない作業じゃからの、実際苦手じゃの。

清美 ;これがVer.03の部品の配置試作品ですね。

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廠長 :最初の2枚厚みが0.7mm用、次の2枚が厚さ0.5mm、最後が0.28mm用じゃ
今後多少部品の増減がでても都合5枚構成で収まるじゃろう。
レーザーで切断に掛かる時間は合計1時間半弱じゃな。

清美 :あれあれ、0.28用は部品が脱落しちゃってますよ。

廠長 :おぉ、早々修正じゃ。

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