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トレーシー・エミン展

Tracy Emin(1963年ロンドン生まれ、写真)はInstallationや絵画など現代的な作品を制作するアーティストである。
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彼女は1997年に発表したInstallationで、下の写真のようにテントを張って内側に1995年までに彼女と寝た男性の名前100人以上を書いた布を貼り付けたものでまず注目を集めた。
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内側は下の写真のようになっている。
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同じくInstallationで、Tate Galleryが主催する1999年のTurner賞にノミネートされたことで一躍有名になった作品「My Bed」において、自分の乱雑なベッド(下着だけでなくコンドームやタンポンまで散らばっている)を展示するというのも話題になった。要するにセックスを含めて自分を赤裸々に晒す作品で有名になった人だ。

今回は、「When I think about sex…」という題名の展覧会であり、作品はすべて2005年に制作されたもの37点である。カンヴァスや紙に書いた絵画、布地にイラストや文字を縫い付けてイメージを表現したEmbroidery、立体的なInstallationなどで構成されている。

展示されている作品のいくつかを紹介すると、下の最初のものは「It’s not the Way I Want to Die」という題のInstallation。木の廃材などを使った小型のジェットコースターのような造作物。
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次の写真が「Yellow Dress」という題のカンヴァスに描いた絵画。恐らくモデルは自分自身であろう。
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最後の写真が「Holding on to Love」という題で、Embroideryである。写真ではわかりにくいが、下半分のパッチワークのところに描かれている白いものは精子の形をしている。
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ざっと全体を見て、アートというものは自分を表現する手段であるにしても素材が生のままでほとんど昇華し切れていない。そんなつもりもないのだろうが。セックスがテーマなのでわかりやすいことは確かであるが、それがどうした、と言いたくなる。心地よさも不快感もない。正直言ってよくわかりませんでした。

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