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今年もCBと一緒にサクラが見れたことに感謝している。
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冷たい潮風と、ほんのり暖かい日差しの調和がある。
回りにはバイク乗りは居ない。
俺一人だ・・。
瀬戸内海はいつも穏やかな表情でCBと俺を迎えてくれる。
夏よりも、冬の方が圧倒的に海に行くことが多いのは・・・
ただ単に路面凍結している山間部には行けないだけなのだが・・・
しかし、真冬は・・・どこのビーチに行っても、ほぼ貸切だ。
一人占めしている気分が気持ちよいので海辺でボーっと長居をしてしまう。
潮風がいつも間にか?体温を奪っていく。
CBの鉄の心臓も・・・冷えてしまった・・・。
手で触れる・・・。
素手で触るとほんのり暖かい。
その暖かさが何となくうれしい。
今年でついに・・・1980年式の我がCBも31歳になった。
こんなに長く付き合い現役で走ってくれてるとは・・・。
2011年も、コイツとともに走り始めた。
今年は、コイツと、どんな景色を見て、どんな道を走るのだろう?
いつも新春は胸がときめく♪
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絶景の道 100選
九州の道で走っていない場所が身近なところにあった。
福岡県の平尾台のカルストロードだ。
山口の秋吉台や、四国カルストを比較すると規模は小さい
だから何?
絶景と言うのは、規模じゃない・・・
大地と、海と、空と・・・
空気と、水と、植物と・・・
光と、影と・・・
絶妙なバランスの中で、走るライダーの心を打つものがある・・・
走りながら見える景色と、止まってみる景色の両方が素晴らしいこと。
それが絶景の道の定義だと思う。
まさに平尾台カルストロードは、この定義に当てはまっていた。
カルストの中の細い道をゆっくりと流す。
メットのバイザーも半開きでいいような速度だ。
石灰岩が侵食されて出来上がるカルスト台地・・・
たいてい地下には鍾乳洞があるはずだ。
バイクでゆっくり左右にローリングをしているのは?
無意識の鍾乳洞探しのダウンジングなのか?
立ち止まり景色を見た場所は・・・
きっとCB-Fのダウンジングが探し当てたポイントに違いない・・・。
その地下には・・・きっと洞窟があるんだぜ?
なんて思ってみたりするもの楽しいものだ。
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阿蘇山の火口へ向けて登る道
阿蘇パノラマライン
景色も素晴らしく、何度走っても気持ちが良い道だ。
俺は、この道を駆け上がるとき・・・
コーナーを攻めることよりも
素晴らしく雄大な阿蘇のカルデラの風景よりも・・・
ワクワクするものを追いかけて走っている。
それは阿蘇山が火山であるということ。
もくもくと煙を地中から噴いている。
まさに地球のエネルギーが放出している感じ。
子供のころ、太古の地球へのロマンがあっただろ?
恐竜がいて、火山が噴火していて、そんな風景
もちろん想像の世界であり、アニメやSF映画の世界だが
何故かドキドキしながら見たものだ。
中でも特にお気に入りは「E・R・バローズ」の「地底の世界ペルシダー」だったな・・・
読みながら自分が主人公になっていっただろ?
だから火山を見るとワクワクするのさ・・・
ここ九州には火山が多いが、自分の住む中国地方には無いしな・・
そして、他の火山と比較して阿蘇の雄大さは別格だし
この大きなカルデラの中の噴火口に自分の愛車で駆け上がる。
子供の頃、夢見たワンシーンのようだ。
この九州ツーリングの前後3週間で3000kmも走らせたCB750Fが
まるで火山に突入する・・・子供の頃のSFに出てくるスーパーマシンのよう?
そんなくだらないことを考えながら、
いい年をした親父がパノラマラインを駆け上がる。
子供のようになって走る気持ち・・・
きっと、雄大な阿蘇の景色がくれた贈り物に違いない。
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しらびそ峠、標高1833m
ここを過ぎさらに登ると標高1918mのしらびそ高原がある。
南アルプスの展望台として知られる。
そこに至る道は険しく、左右にCB750Fを振り続けなくてはならない。
標高が上がるに連れ、エンジンのレスポンスも心なしか悪くなる。
それでもCBのスロットルを開け続ける。
なぜなら?
見たいからだ・・・
そう、ここから眺める南アルプスは雄大なのだ。
そして、ここから800mほど下った場所
南アルプスの聖岳と対峙する標高1000mの地点
尾根の傾斜約30度の南東斜面にへばりつくように集落がある。
下栗の里と言う。
ここへ一気に駆け下りる・・・下りの斜度も半端じゃない。
道のあちらこちらにエンジンブレーキ併用のこと!と注意書きがある。
俺たちはエンブレなんか使わない。
上りも下りも、走り方は同じだ。
コーナーの手前でブレーキング、スロットルを開けてトラクションをかけ曲がる。
どんな狭いタイトコーナーでも扱いは同じだ。
下栗まで下りる前に、さすがにブレーキがフェードを起こした。
さすがに秘境だ・・・・と、苦笑する。
しかし、コレぐらいでないと来た意味がない。
そう!たやすく行ける場所なんか行きたいはずもない。
天空の里で、踏んでもスカスカするブレーキが冷めるのを待つ。
そこで見た南アルプスには、秋の風が吹いていた。
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