ようこそ銅イオンの世界へ

銅壷の水は腐らない・・・銅にはごく微量で優れた殺菌力を示す微量金属作用があります。銅イオン水の持つ不思議な力をご覧ください。

歴史建造物と銅イオン

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日本は高温多湿の夏があります。他方では多くの木造建造物が永い歴史の年月を潜り抜けて今日に文化を伝えています。

そして、銅は木造建造物の保存に大きな役割を果たしていました。

水にごく微量とけだした銅、銅イオンを含む銅イオン水の微量金属効果、オリゴダイナミー (Oligodynamie) が腐食菌から貴重な木造文化財を守り通していたのです。
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写真の丸い筒は、平安鎌倉から室町時代のころのタイムカプセル、経文を入れた経筒です。

仏教文化が定着したこの時代、国家の繁栄 や五穀豊じょうを祈るため、経文を収めた「経塚」が各地で作られました。

その経文を収納したのは銅製の容器で、歴史を経て土中に埋蔵されていたにもかかわらず、腐食菌の繁殖を防ぐ銅イオンの効果で、現在でも判読可能な経文があるそうです。

木造の建造物ではありませんが、菌、微生物の活動が顕著な土の中で、コウゾなど木を原料として作られた和紙が1000年近くも多湿の環境下で保存されることは驚きです。

この経筒の例でも分るように、水に溶け出した極微量の銅イオンは強力な殺菌効果、特にカビや藻類に顕著な効果があることから、歴史的な木造建築物には要所要所に銅の金物が装飾を兼ねて多用されています。

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女人禁制の高野山に対し、女性に門戸を開いたことから「女人高野」と呼ばれる室生寺(むろうじ)は、奈良時代の末期に、皇太子の山部親王(後の桓武天皇)の病気平癒を願って建立されました。

国宝の本堂、金堂、五重塔など、多くの文化財とともに、大台ケ原に近いこともあり豊かな緑と石楠花などの花に囲まれた真言宗室生寺派の大本山です。。

五重塔(国宝)は、高さが16.1mの木造の塔で、上部には水煙ではなく銅製の宝瓶を配して大自然に優しく調和する、女人高野に相応しい優雅な姿で知られていました。 

平成10年9月の台風7号で倒れた巨杉は塔も押し倒してしまい、国内外の各方面からの寄付を受けて、平成12年に以前と変わらぬ姿で再建されました。

室生寺は、年間5000ミリという世界有数の降雨量で知られる大台ケ原に近く、構造体の木材は雨水に濡れたところから腐食菌が繁殖して朽ちやすい環境にあります。

雨に打たれて塔の上の銅製の宝瓶から溶け出した銅イオンは、銅イオン水となって木材にしみ込んで行き、雨水に濡れた木材の腐食菌を死滅させます。

簡単な構造・原理ですが、装飾をかねた非常に合理的な腐食防止対策が生かされている好例といえます。

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写真は大阪のシンボル、豊臣秀吉ゆかりの大阪城です。名古屋城とともに天下の名城として有名です。

国宝の岡崎城、四国の高知城、名古屋城はもとより天下の名城には天守閣を守護する「シャチ」が天高く城下を見下ろしていますが、基本的には「銅製」です。

名古屋城の「金のシャチ」は銅の本体に金箔を貼り、銅製の「ウロコ」を身にまとっていますし、大阪城も同じです。質実剛健の高知城は「銅のシャチ」で外見よりも「実」を大切にしていると言えましょう。

中には本体は木製で、外回りに銅を貼り付けたものもあり、重量軽減と銅の効用を十分に活かしきった城の設計もみられます。炭酸との反応で青く色づいた銅のシャチは名城に落ち着きを与え人心を鎮めたことでしょう。

乱世はもとより戦のない時代においても「城の建て替え」が容易でない時代、城下の鎮守府たる城の長命を図るために天主に「銅のシャチ」を置いた棟梁の知恵は現代でも注目に値する「防食技術」です。

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