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今回は旅行記はお休みして元旦に見たDVDをご紹介します。キルヒナー演出、レヴァイン指揮の『神々の黄昏』です。HMVのサイト等によると94年から始まったチクルスで96年に若干手が加えられ97年に映像収録されたとのことです。「デザイナーズ・リング」と呼ばれたそうですが、シンプルな舞台作りでロザーリエによる衣装が随分と変わっています。私はこういうのは大好きです。

この演奏凄いのはまず歌手陣です。デボラ・ポラスキのブリュンヒルデが安定感抜群で落ち着いて聴くことができました。また、エリック・ハルヴァルソン(ハーゲン)、ファルク・シュトルクマン(グンター)、アンネ・シュヴァネヴィルムス(グートルーネ)の3人の存在感と演技力に圧倒されます。1幕のギービヒ家の館のシーンは最高です。ハルヴァルソンは見た目的にもGood?なハーゲンです。ここまで歌える歌手じゃあなくてもと思うシュヴァネヴィルムスのグートルーネですが(失礼!)、ブリュンヒルデと張り合うグートルーネを初めて観ました。

これらの歌手に比べヴォルフガング・シュミットのジークフリートはやや聴きおとりするかもしれませんが、それでも十分合格レベルです。いいと思います。最近とのあまりの容姿の違いにも驚きますが(笑)。

ワグネリアンらしい怪しさが漂いまくっている、レヴァインですが(失礼!)これまたバイロイト祝祭管をゆったりとしたテンポで鳴らしまくっています(レヴァインは映像では登場しません)。そのスケールの大きな圧倒的な演奏にも感激しました。

とまあここまで素晴らしい歌手や演奏が揃っていれば、これを邪魔しない演出で十分ではないでしょうか。ただ残念なのはリングの他の作品が収録されていないことです。


リヒャルト・ワーグナー『神々の黄昏』

指揮:ジェームス・レヴァイン
演出:アルフレート・キルヒナー

ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキ
ジークフリート:ヴォルフガング・シュミット
グートルーネ:アンネ・シュヴァネヴィルムス
グンター:ファルク・シュトルクマン
ハーゲン:エリック・ハルヴァルソン
ワルトラウテ:ハンナ・シュヴァルツ
アルベリッヒ:エッケハルト・ヴラシハ
ノルン?鵯:ビルギッタ・スヴェンデン
ノルン?鵺:イヴォンヌ・ナエフ
ノルン?鶚:フランセス・ギンツェル
ヴォークリンデ:ジョイス・ガイヤー
ヴェルグンデ:サラ・フライヤー
フロースヒルデ:ジェーン・ターナー

バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団

1997年制作

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オデュッセウスの最初のバイロイト巡礼(1998年)で実際に観たプロダクションです。歌舞伎役者のようなハーゲン役のハルヴァルソンと骨太なグンター役のシュトルックマンが非常に印象的でした。評価が非常に低かったジークフリート役のシュミットは、その圧倒的な声量は聴いていて快感でした。表現に深みは全くありませんでしたが。
このDVD、購入したものの未視聴です。一応大事な思い出ですので、時間があるときにじっくり鑑賞するつもりです。

2008/1/8(火) 午後 10:16 [ オデュッセウス ]

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シュミットは最近はヘロデ王やミーメといった役をこなすようになり完全にキャラクターテノールですね。しかしこのDVDのジークフリートもなかなか良いと思いますよ。トレレーヴェンよりは、遥かに良いと思います。確かに歌唱に深みは欠けていますが。ハルヴァルソンは、アップになった時の表情がかなり見物です。映像的にも素晴らしいと思います。

2008/1/9(水) 午前 2:00 dom*6w*g*er


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