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夏休み中ひたすら今まで買いだめしていたDVDを少しずつ鑑賞している今回はその中から。

1999年バイロイト音楽祭で上演されたもので、W.ワーグナー演出、バレンボイム指揮の『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を鑑賞した。CDで発売されていたころからもっとスタンダードナンバーの一つに数えられてもいいのではないかと思っていたのだが、映像で見るとその思いをさらに強くした。

W.ワーグナーの演出はシンプルな舞台設定で美しくて見やすいが、今日の演出からすると物足りなさも感じるのだが、比較的筋書きに忠実な演出は歌手に無用な動きも少なくじっくりと歌を堪能することができると思う。

歌手はホルのザックスとザイフェルトのヴァルターが特に素晴らしい。シュミットのベックメッサーは、非常にまじめな役作りをしている。また、現在バイロイトで活躍中のユン(夜警)やトレケル(ナハティガル)が脇役に登場しているのもうれしい。(トレケルのワーグナーの諸役に関心したことは一度もないのだが、、)

そしてなんといってもバレンボイムの個性的な演奏が面白く、1幕と2幕終わりの部分のたたみかけるようにクライマックスにもっていくのは、他の指揮者ではなかなかうまく表現できていない部分でこの演奏の一番特筆すべきところだと思う。

ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
演出:W.ワーグナー

ザックス:ロベルト・ホル
ポーグナー:マティアス・ヘレ
ベックメッサー:アンドレッス・シュミット
ヴァルター:ペーター・ザイフェルト
エヴァ:エミリー・マギー
マグダレーネ:ビルギッタ・スヴェンセン
ダーヴィット:エンドリック・ヴォートリッチ

バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ダニエル・バレンボイム

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