2007 パリ・ロンドン

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二日目はデュッセルドルフからブリュッセルへ移動です。ブリュッセルでは、モネ劇場で大野和士指揮の『ウェルテル』を鑑賞しました。この日は14:00開演のため朝6:00過ぎにホテルを出ました。ケルンまで快速電車で出てケルンからはICE Internationalに乗り2時間ほどでブリュッセルです。

ブリュッセルは北部のオランダ語圏ですがフランス語との2言語併用地域です。町行く人々の会話もフランス語が多いように聞こえます。クリスマスということでとにかく町はにぎわっています。さて旧市街地グラン・プラスや市庁舎を見学した後はいよいよモネ劇場へ向かいました。ベルギーワッフルで軽く腹ごしらえをして向かいました。50€ほどの席だったのですが、なんと1階(日本風には2階ですね)のボックス席、オケピットも舞台も非常に良く見える。ボックス席には4席ほどあるのですが、この日は私一人だけでした。

マスネ自体実は一度も聴いたことがありません。この日は予習すらできなかったので全くの所見で『ウェルテル』を聴きました。この日の公演は最終公演でした。またこのオペラには主役のウェルテルがテノールとバリトンのバージョンがあり、それぞれ別キャストが組まれていましたが、この日はバリトン版でした。結果は素晴らしい!大感激です。ドイツオペラが好きならマスネには、ハマると言われていたのですが、全くその通りで、テノール版も聴きたかったなあと思いました。

主演の歌手達の歌唱力はもちろん、子供達までそれぞれが歌はもちろん細かい演技までします。ドイツの劇場を観ていると歌手の細かい演技にも目がいってしまうのです。またフランス語のもつ独特の語感の美しさを堪能しました。終演後サンタクローフに扮して現れた大野でしたが一番大きな拍手とブラボーをもらっていたのが印象的でした。

2007年12月23日(日)王立モネ劇場 ブリュッセル 14:00
マスネ『ウェルテル』

指揮:大野和士
演出:Guy Joosten
ウェルテル:Ludovic Tezier
シャルロット:Jennifer Larmore
アルベール:Jean-Luc Guaignaud
ソフィー:Helene Guilmette
大法官:Gilles Cachemaille


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クリスマス前で町は賑わっています
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グラン・プラス旧市街地の中心です
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市庁舎、装飾が美しいです
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モネ劇場
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左からGuilmette、Tezier、大野、Larmore、Guaignaud

オペラは終わりましたが、まだ16時過ぎ、明日はパリへ移動しなければならないし夜はオペラも観るので早めに夕食を取りホテルへ戻ることにしました。さて夕食はグラン・プラス近くのレストラン外の一軒にはいりましたが、メニューになんと生牡蠣があるではないですか!食あたりになったたら悲惨だし止めようかとも思いましたが、誘惑に勝てずベルギービールを飲みながら生牡蠣をおいしくいただきました。幸いその後なんともなく安心しました。

明日からはいよいよパリで、小澤の『タンホイザー』です。
新年あけましておめでとうございます。ドイツに来てオペラやコンサート通いをするうちにその備忘録としてはじめたブログでしたが、みなさんに訪問していただき感謝しております。ドイツからの記事も3月までとなりましたが、日本帰国後もこのままブログを続けてゆきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

31日は知り合い(日本人)のお宅で年越しそばやお雑煮を頂きながら、トランプやモノポリーをやって年を越しました。こちらはクリスマスから元旦までみんさん休暇を取り2日からは通常通り仕事をするので、私も1日のみ休み明日より仕事です。


さて本題のパリ旅行記ですが、今回の日程は

22日 デュッセルドルフ DORで『タンホイザー』を鑑賞。
23日 ブルュッセル モネ劇場で『ウェルテル』(大野和士指揮)を鑑賞。
24日 バリ オペラバスティーユで『タンホイザー』(小澤征爾指揮)を鑑賞。バスティーユ界隈散策。
25日 バリ オペラバスティーユで『くるみ割人形』を鑑賞。パリ市庁舎、凱旋門、シャンゼリゼ大通り近辺散策。
26日 バリ オペラガルニエで『アルチーナ』を鑑賞。ガルニエ近辺散策。
27日 ロンドンへの日帰り旅行(風邪をひく)。ビックベン、ウェストミンスター寺院、トラファルガー広場、ピカデリーサーカス、ロンドン塔を散策。
28日 パリ オペラガルニエで『パキータ』を鑑賞。オランジェリー美術館でモネの大作『睡蓮』に感激。オルセー美術館で印象派の絵画に感激。
29日 パリ ルーヴル美術館、国立近代美術館、ピカソ美術館と鑑賞。
30日 パリ モンマルトル、カルチェ・ラタン散策。

と随分と盛りだくさんになりました。


さて今回は、まだパリではありません。22日は年末の食料の買い出しにデュッセルドルフへ行くという知人の車に乗せてもらいました。15時ころ遅い昼食を取り知人たちとわかれてホテルへ戻りオペラの開演に備えました。

今回のタンホイザーは、ハンス・ホルマン演出で1995年のプレミエですから10年以上前のプロダクションということになります。大きな動きは少なく解釈もストレートなものです。ホルマンの最近の演出と比較すると少しまだ掘り下げ方が浅い感じがします。

指揮はHans Wallat、全く知らない指揮者でかなり高齢のようでしたが、登場するや会場からはブラボーの声がかかりました。実際に今回の公演、演奏はオーソドックスで大変すばらしいものでした。DORのオケは、いつも安定していてなかなかだと思うのですが、この日は特にすばらしく、彼らのワーグナー演奏にかける熱意とプライドを感じました。合唱とオケのバランスも絶妙でした。(Hans Wallatは、バイロイト経験者です)

歌唱陣もバイロイト経験者を多く有する豪華なものでしたが、エーベルツはいまいちタンホイザー役に合っておらず、もっとリリックな声の歌手方がやはり良いのではと思いました。ケーニヒ(ヘルマン)は安定感のある歌唱で安心して聴くことができました。ブリンクマン(ヴォルフラム)は、1幕途中から声が時折かすれるようになるハプニングに見舞われ時折咳き込みながらでしたが、ベテランらしくなかなか味わい深いヴォルフラムを演じていました。エリザベスを演じたRicharda Merbethのスケールの大きな歌唱に感心しました。ちなみにMerbethは、この1月ウィーンのティーレマンの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』でエヴァを歌います。

終演後ホテル近くでケバブを買って食べました。明日はブリュッセルへ移動です。14:00開演のオペラに向けて早朝から移動のためすぐに寝ました。


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左からエーベルツ、Merbeth、Seiltgen、ブリンクマン

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DOR合唱団

2007年12月22日(土)ドイチェオーパー・アム・ライン(DOR) デュッセルドルフ 18:00
リヒャルト・ワーグナー『タンホイザー』

指揮:Hans Wallat
演出:ハンス・ホルマン

ヘルマン:ハンス・ペーター・ケーニヒ
エリザベス:Richarda Merbeth
タンホイザー:アルフォンス・エーベルト
ヴォフラム:ボード・ブリンクマン
ヴェーヌス:Annette Seiltgen

ドイチェオーパー・アム・ライン合唱団&バレエ団
デュッセルドルフ交響楽団

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クリスマス休暇でパリより戻ってきたところです。今回は、22日にスタートし30日に帰って来るという最も長い旅となりました。デュッセルドルフ、ブリュッセル、パリの3都市でオペラを鑑賞しましたが、ほとんどはパリに滞在し、絵画鑑賞や観光にも費やしました。27日はユーロスターでロンドンまで日帰り観光へ行ってきました。今回は折角ですので、オペラの上演感想と合わせて旅行記を書きたいと思います。

年末のパリはものすごい数の観光客で、外を歩くだけで疲れてしまいます。私は27日にロンドンに行ってから少し風邪をひいてしまい、今もやや頭がボーッとした状態です。芸術の都パリは、日本人なら憧れる人も多いでしょうし観光客も大変多いのですが、パリ人の評価となるとかなり皆さん辛口です。これは他の外国人やパリ以外に住んでいるフランス人の評価も同じようなものです。英語に対して大変拒絶反応を示す人達ですが、今やロンドンとはユーロスターでわずか2時間15分ほどの距離です。私もやはりパリ人から嫌な思いもさせられましたが、親切な人ややさしい人達もたくさんいましたしこれも時代と共に変わっていくのではないかと思います。こういったことも含めて今回の旅行記を書いてゆきたいと思います。


旅行の最大の目的は、大野の『ウェルテル』と小澤の『タンホイザー』でしたが、それ以外も随分と楽しめました。ただものすごく残念だったのは『アルチーナ』で出演予定だったカサロヴァを聴く事ができませんでした。また、今回初めてバレエを実演で観たのですがとても楽しめました。新たなレパートリーを開拓できそうです。



最終日30日は飛行機の出発が19:50分と遅かったので、パリ北部の下町、モンマルトルとパリの中心地セーヌ河の南のカルチェ・ラタンを散策しました。その後オルリー空港より帰りました。モンマルトルの丘サクレ・クール聖堂からパリ市内を眺めた写真です。それにしても凄い人です。(写真1)

バスティーユ広場とオペラハウスです。(写真2)

オペラ・ガルニエとその内部です。(写真3、4)

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