CD, DVD視聴記

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先日帰国した際、買って来た本の一冊です。来年(2008年)に生誕100年を迎えるカラヤンですが、この本は、ベルリンフィルの音楽監督を巡りフルトヴェングラー、カラヤンそして、チェリビダッケの三者が繰り広げた物語です。多くの文献を下に書かれていますが、なかなか内容の濃い本なのでぜひお薦めです。

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先ほど発売された、バルセロナのリセウ劇場で行われた『ローエングリン』(コンヴィチュニー演出、セバスティアン・ヴァイグレ指揮)のDVDを観ました。このプロダクションは、リセウ劇場とハンブルクの共同制作で舞台が小学校ということでいろいろと話題になっている演出で、私も観てみたいと思っていました。とにかく面白い舞台です。『ローエングリン』を鑑賞して感動したいという人にはお薦めできませんが、『ローエングリン』を見飽きたという方やコンヴィチュニーのファンには絶対お薦めのDVDです。セバスティアン・ヴァイグレは、今年のバイロイトで『マイスタージンガー』を振った人ですが、ここでの演奏もなかなか立派です。歌唱陣もなかなかですが、特にデヴォル(オルトルート)の怪演は見物で、2幕のテルラムントとのやり取りは凄まじいです。エルザ役のエミリー・マッジも健闘しており、マッジとデヴォルのやり取りも、歌唱力の素晴らしさに加え大人の演じる小学生で迫力が増しています。

変な演出ですが、コンヴィチュニーの場合妙にそれが音楽に嵌っているので笑ってしまいます。繰り返しますが、このDVDは笑いながら観るものです。
先週末はフランクフルトへオペラ鑑賞に行きたかったのですが、こちらでいろいろすることがあり週末は自宅におりました。そこで鑑賞したのが、カリスト・ビエイト演出のモーツァルト『ドン・ジョバンニ』バルセロナのリセウ劇場における公演で指揮はベルトラン・ド・ビリーです。ビエイトはヨーロッパで最も過激な演出をする人の一人だと思います。私もベルリンでビエイト演出によるモーツァルト『後宮からの誘拐』を鑑賞しましたが、これほど演奏中に怒号?に包まれた公演も初めてでした。

ドイツのオペラハウスでは、オペラハウスのことをムジークテアターや単にテアターとだけ言うこともありますので、それだけオペラの中で演劇的な要素を占めるのが大きいことはみんさん既にご存知かと思います(レジーテアターという言葉もよく聞きますよね)。舞台設定や登場人物の性格を替えることは日常茶飯事で、しかしこれも日本でもみられることですからみなさんもあまり抵抗はないと思います。決定的に異なるのはビエイトのような結論を変えてしまう演出や過激な性表現、残酷なシーンではないでしょうか。

今回の『ドン・ジョバンニ』最後に地獄落ちのシーンでは、騎士長はドン・ジョバンニの返り討ちにあい、ドン・ジョバンニは地獄へは落ちませんが、最後に他の登場人物達によって順番にナイフで体を刺される、集団リンチに合います。非常に残酷ですが、人間のもつ残酷さを見せつけるのがビエイトのやり方です。細かい点では舞台をひたすら汚してゆくことです。これにも何か意味があるのでしょうが、よくわかりません。

こういった演出をみるといつも思うのがところで演奏は?いつも演奏が頭に入らないですね。

演出が先行するオペラ公演は現代では常識になってきましたが、伝統的な演出や舞台設定を変えてはいるけれども良心的な解釈をする演出家がもちろん一般的ではあります。ドイツのオペラハウスにおける演出について考えることは、現地でオペラをみることができるものにとってじっくりと考えてみたいテーマではあるのでこれからも観察して行きたいと思っています。

今週末はベルリンでコンヴィチュニー演出による『ドン・ジョバンニ』を観てくる予定です。

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今回はコンサート評ではなくCDの視聴記です。

マッケラスというとヤナーチェクの専門家として大変高名な指揮者ですが、この人とチェコという国とのつながりも大変深いと思われます。今回のCDは、そのマッケラスが指揮したドヴォルザークの8番と9番のシンフォニーのCDを聴きました。オケはチェコフィルではなくなんとプラハ交響楽団です(乾電池の宣伝を思い出します)。

私はチェコフィルやチェコの音楽を特に好んで聴く訳ではなにので、ボヘミアの香りたっぷりのドヴォルザークというのはわかりませんが、そのようなものを期待すると裏切られます。マッケラスらしく早めのテンポできびきびとそしてあっさりと進めてゆきます。いかにもという大見得をきることは全くないので、聴き終わった後に物足りなさが残りますが、私はこのCDをここ何日か繰り返し聴いています。プラハ響の音もボヘミアの田舎臭さ(失礼!)を連想すると、大きく期待を裏切られます。結構上手でバランス感覚のいいオケ、悪く言えば個性があまり無い。以前ポーランドのオケを聴いた時も同様な感想をもちました。中欧のオケは急速に没個性化が進んでいるのでしょうか?ドイツのオケもよく同様のことが言われますが、私が聴いた感じではどのオケも強烈な個性をもっていると思います。プラハ響の音もこのCDだけで判断するのもあまり良くないのかもしれません。

ではお薦めなのかどうかといわれると、かなり困るCDです。ファン(ドヴォルザーク、マッケラス、チェコ、プラハ響)は絶対買うべきでしょう。マッケラスファンである私は買いでしたが、ドヴォルザークのシンフォニーの名演を期待する方にはお薦めできません。あまりにも、あっさりと日常生活にとけ込んだような演奏に驚くでしょうが、、。

ところで今日は久しぶりにCDグリモーのベートーベンのピアノ協奏曲5番のCDを買いました。来週19日にエッセンのフィルハーモニーに、グリモー(ピアノ)ルイージ(指揮)シュターツカペレ・ドレスデンが来るのです!。チケットもかなり売れていたので今日購入しました。楽しみです。

以下はHMVのサイトへ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1428106

 今回はドイツとは全く関係のない音楽の話題です。私が初めて生でプロのオケを聴いたのは、手塚幸紀指揮の大阪フィルのコンサートで確かメインはチャイコフスキーの悲愴でした。地方都市に住んでいた私は当時中学生でしたが、プロのオケを聴く機会は一年に一回でした。その後東京交響楽団やN響を聴いた記憶があります。大学生の頃初めて海外のオケを聴きました。若杉弘指揮のミュンヘンフィルでした。わざわざ大阪のフェスティバルホールに聴きにいったと思います。名古屋で長く学生時代を送っていましたが、私は理科系のため日曜日以外は朝から夜遅くまで実験に忙しくまた、音楽を聴く精神的な余裕もなかった時もありましたが、それでも時々は名古屋の栄にある愛知県芸術文化ホールへよく出かけました。地元の名古屋フィルをはじめ思いで深いのは後にCDでも発売された、朝比奈大阪フィルのブルックナーの8番のコンサートです。海外オケではトン・コープマン/アムステルダムバロックオーケストラ、ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ等が記憶に残っています。一方オペラは初めて観たのは名古屋時代だと思いますが何か演目は思い出せません。しかし、フィガロの結婚、魔笛、カルメン、アイーダ、仮面舞踏会といったオペラを観ました。また東京まで日帰りでオペラを観に行ったこともありました。
 さて昔話が長く続いていますが、その中でも小林研一郎指揮の名古屋フィルハーモニーによるマーラー『復活』のコンサートは思いでに残るものの一つです。私の隣に4人くらい中学生くらいの女の子達が座っていました。吹奏楽部の友達でしょうか開演前はこの曲は初めてだとか、普通の会話をしていました。演奏が始まりコバケンが指揮台に登ると、あの有名な『う〜ん』という唸り声と共に演奏がはじまりました。そうするとその子達が演奏にどんどん引き込まれてゆき緊張感が高まってゆくのがわかりました。私もそれに引きずられ息をするのがためらわれるくらいでした。そして第一楽章が終わると私とその女の子達が一斉にふ〜っと息をはいたのです。その後も10代の集中力に感心しながら、この曲を聴き終わりました。私も10代の頃はこうだったのかなあと思いながら。

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