|
2007年3月12日(日)オーパーケルン 『神々の黄昏』
いよいよケルン二日間のリングも最後になりました。黄昏は18時開始なので終了は23時半(遅い!)。といスケジュールです。『ジークフリート』の時にも書きましたが後半2作は歌唱陣が比較的充実していて良かったです。今回は、ハーゲンが当初予定されていたフィリップ・カンにかわり、ジェームズ・メレンホフが歌いました。この人はすでにライプチヒでトリスタン(マルケ)、ローエングリン(ハインリヒ)を聴いていて、声量たっぷりで充実した歌唱を聴かされていたので、この代役は大歓迎です。
ジークフリートは、ヴィンケに代わりベテランのボネマ、この人悪くはないのですが平凡です。そして歌い慣れているのか老練さを感じさせます。ジークフリートが、こういう印象をもたれてはちょっとねえ、、。ジークフリートのラインの旅までは、なかなか充実した歌唱でしたがそれ以降はいたって平凡でした。ユンのグンターは期待どおりの歌唱なかなか深みのある声で聴きごたえあります。しかしこの人体格が小さいため大きくみせようと大げさな演技をするのですが、それが非常にわざとらしい。メレンホフは、ドスの効いた声で、スキンヘッドにスーツ姿で見た目もなんともいやらしいハーゲンです(笑)。
また以外に良かったのはグートルーネ役のレヒターというケルンのアンサンブル歌手です。なかなか声量もあるし立派です。また見た目もかなり美人です。
演出は、執務室で仕事に励むグンターその横に執事風のハーゲンが立っています。後ろにはライン川ケルン周辺の地図、ギービヒ家の勢力地図でしょうか?が貼ってありました。
さて二日間のケルンリングの感想もこれで終わりますが、この公演絶対にお薦めです。ギュルツェニッヒ管がとにかく素晴らしく、オケだけならドイツでも有数のリングが聴けるオペラハウスではないでしょうか。ドイツのオケにしては、軽く明るいサウンドも持ち合わせています。また指揮のマルクス・シュテンツはもともと近現代を専門としているらしい(ヘンツェのオペラの初演もやっている)のですが、ワーグナーが浸透してきているというか、自分のものにしつつあります。今回平土間の私の席からもシュテンツの指揮が結構見えたのですが、大きく弧を描く指揮は、なかなか立派でスケールの大きな空間を作りだしていました。
Dritter Tag
GOETTERDAEMMERUNG
Musikalische Leitung: Markus Stenz
Inszenierung: Robert Carsen
Siefried Albert Bonnema
Bruenhilde Irene Theorin
Gunter Samuel Youn
Alberich Oskar Hillebrandt
Hagen James Moellenhoff
Gutrune Regina Richter
Waltraute Dalia Schaechter
1. Norn Dalia Schaechter
2. Norn Viola Zimmermann
3. Norn Machiko Obata
Woglinde Julia Borchert
Wellgunde Kristina Wahlin
Flosshilde Viola Zimmermann
Guerzenich-Orchester Koeln
|