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プレゼントしました
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花遊び
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大阪へ転勤してきて、最初に主人と驚いたのは古墳とお花屋さんの多さでした。
“街中に古墳と世界遺産がそこかしこにある”と豪語していた奈良県出身の主人も驚くほど、古墳が散在しているのは大和朝廷とのつながりの強い土地であったのか。
藤原鎌足や聖徳太子の曾祖父の古墳もあります。
商店街を歩いていても何件もお花屋さんがあるというのは当然それだけの需要があるからだと思いますが、日常生活で普通に花を活けるお宅が多いという事でしょうか?
とある一件のお花屋さんで見かけたバーゼリアの、まるで小人や妖精の世界にでも生えていそうな形や色に惹きつけられ、一度はプレゼント用に活け、また衝動的に自宅用にお店の人に“バーゼリアを下さい!”とお願いしたら、「バーゼリアを名指しで買いに来た人なんかいない。」とおまけをしてくれました。
以前主人と映画館へ観に行ったティム・バートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』やジェームズ・キャメロンの『アバター』の世界を彷彿とさせる姿ですが、実は南アフリカ原産のブルニア科ベルゼリア属の半耐寒性常緑低木でした。
メルヘンチックで不思議で愛嬌のある姿に似合わず、なかなか枯れずに大変長持ちしております。
子供の頃祖父からよく『論語』を引用して色々講釈を受けましたが、「『歳寒くして松柏の凋むを後(おく)るるを知る』と言って、順境の時よりも、逆境になってみないとその人の本質や強さはわからないものじゃ。」と、春や夏に咲き誇ってもすぐ枯れてしまう花々よりも、鮮やかな花はつけなくとも、冬の寒さの中でも青々と耐えて生えている常緑樹に例えて人間の尊厳や価値観を教えてくれました。
人間というのは浅はかな人ほど見せかけにばかりにしか価値観を見いだせないものです。
それにしても、おとぎの国に生えていそうなこんなミラクル植物が常緑樹だったとは。。。こんな草花が自生するアフリカという国も、またとてもユニークな世界なのでしょう。
ヘミングウェイがアフリカに魅せられたのも、近代化されたありふれた世界にはない、未知なるものへの憧憬があったのでしょうか。 |
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先日の台風の時に落ちて壊れた鉢などもございましたので、ミニバラも容易に吹き飛ばされるであろうと思っていたら、意外にもあの強風の中しっかりと踏み留まっておりました。植物の強さに学ぶべきものがあります。
今朝の大阪府某駅前の空 |
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1つ花が終わると、しばらくしてまたつぼみが花開いてくれました。
こんな小さなバルコニーの小さな鉢の中で健気に、でもしっかりと4輪目デス。
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叔母からボルドーワインを頂いたので、御礼にボルドー色のお花をと思い、
昨日近所のお花屋さんを覗いたら、赤紫がかったピンク色のリンドウがあったので、
それにトルコキキョウを合わせました。
ラッピング用の和紙は最初ブルーとボルドーを選びましたが、お花屋さんから
“ブルーよりクリーム色の方が良いのでは。”とアドバイスを頂き、自宅へ持って帰って活けてみるとなるほど、ブルーだと落ち着きすぎた印象でしたが、クリーム色の方がおいしいワインを頂いた私の嬉しい気持ちが顕れるようで、正解でした。
お花をラッピング・梱包してすぐクール宅急便で発送。
本日午前中配達指定をしているので、もうそろそろ到着している頃ではないでしょうか。
とても洗練されたセンスの良い叔母なので、こんな活け方では恥ずかしいのですが、気持ちばかりのささやかな御礼にて。
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