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「何もなくて豊かな島』 崎山克彦著 新潮社
そろそろお正月目前となってくると
いろんなところで、お正月の過ごしかたが話の主流になってくる。
もちろん私の住む秘境でも同じで
みんな里帰りだったり、旅行だったりと
この時期は、移動計画とチケット予約に大忙し・・・
それにもれなく、私の友人家族でもセブ島旅行を計画しているところがある
私はこのセブ島に深〜い思い入れがある
セブ島というよりはセブ島から10キロほど沖にある
「カオハガン島」という周囲2キロしかない小島
私は小さい頃からある時まで、小さい島を買いたいという夢があった
たまたま立ち寄った書店で、この本に出会うまではね・・・
実はこの本、実際にフィリピンの小島を買ってしまった日本人のお話
バリバリの都会暮らしを捨てて、無人島暮らしを始めようと
フィリピンの無人島を、当時1000万で買ってしまったところまではありそうな話・・・
でも、実はちょっとした詐欺話がからんでいて
無人島どころか、60家族350人が暮らす有人島を買わされていた
という事件から始まる。
電気・水道はもとより、通貨も存在しないこの有人島で
都会暮らししかしたことのない著者の苦悩と
そこからうまれていく島民との友情や信頼関係がおりなす実話で
読んだとたんに、ここに行くしかない!!この人に会いたい!!と
その当時、一回も海外旅行など行った事もない私が
ツアーでもパックでもなくこの本一冊を片手に行っちゃった思い出の島なんです。
しかし、今考えるとなんという怖い物知らず(だって、若かったんです・・
でね
昨日、そのセブ旅行へ行く友人と話しが盛り上がり
私の「カオハガン旅行記」に話が行き着き
「じゃぁ〜っそのカオハガン島も行ってみようかなぁ〜・・」
ってことまで話が膨らんじゃったの
まぁ〜実際いけるかどうかわかんないわよ
でも私、あんまり懐かしくって
この本を納戸の奥地から引っ張り出し
そいで明日その友人に届けるんです
15〜6年も前の本です。
きっといろんなことが変わっていて当たり前なのだけれど・・・
物がないがゆえの豊かさっていうことだけはそのまま残っていて欲しいな
なんてこと思ったりするのでした・・・
く〜
懐かしいね〜
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