|
「少子化を逆手にとった人材開国を」(アゴラ 辻 元)
を先にお読みください^^(記事は、BROGSに掲載中)
記事の内容は、
文科省によると、2012年の春、およそ56万人が大学を卒業し、
就職率は63.9%となり、2年連続で上昇したが、就職した35万7,000人のうち
3.9%の2万2,000人が、契約社員や派遣社員などの非正規雇用だった。
非正規雇用に就いた人や、アルバイトなどの一時的な仕事に就いた人、
進学も就職もしていないニートとなっている人など、
大学を卒業して安定した職に就いていない人は、あわせると12万8,000人を超え、
全体の22.9%だったという。(FNNより)
というニュースを受けたものデス。
記事ではまず、
「少子化と、大学定員増による大学の大衆化が原因の必然的な現象」
とこの問題をとらえています。
要は「少子化」により、世のとぉちゃんかぁちゃんは、
わが子を手塩にかけて育てるため、
もしくは大学が入りやすくなったため、
若者の大学進学率が高くなり、
一方、大学は学生獲得のため定員を増やしたがために、
大学の大衆化という事態に陥り、若者における「大卒」の比率が上がった。
結果として、「大学を出たにも関わらず」
ニートとなってしまう若者が多くなってしまった。。
というコトでしょうか^^?
大学の入学定員は平成4年の47万人から平成23年度の58万人(2割増)
18歳人口は、205万人から120万人に(4割減)
ということですから、見方としては正しい・・のかな??
しかし、ここで一つ目の疑問。。
大学は何のために定員を増やしたんだろうか??
4割減ってしまった応募者(受験者)に対し、2割定員を
増やすなんて、「算数的」にはあいませんよね^^;
不思議デス。。
記事に戻りますが・・さらにこう書いてイマス。。
「大学生の「価値」が半分以下になっている」
なるほど、これは「算数的」にはつじつまは合いますネ。。
18歳の人口が4割減ですからね。
って・・??
二つ目の疑問。。
18歳の人口が減ったからといって、大学生の価値が減ってしまうん??
わたすにはちょっと理解できませんが・・
多分、
20年前より受験における競争相手は4割減って、
ましてや、定員が2割定員が増えたのだから、
以前よりは、競争(勉強)しなくても大学には入りやすくなった。
よって、だれもがなりうる「いまの大学生の価値は半分以下である」
ということでしょうかネ。。
そうか、
単なる18歳の人口が4割減だから「価値」が半分以下
といっているわけではナイノカ。。
もうちょっと複雑な計算が必要なんだね^^
さて、ここまでの話をまとめてみると、、
少子化に伴い、大学へ入りやすい環境となったため、
大学に行く若者が増えた。
ただ入りやすくなった分、いまの大学生の「価値」は
20年前の半分以下であり、
さらに、平成23年度は大卒でありながら「ニート」など
定職に就かない若者が、12万8000人もいるのが実情。
ということになりますね。。
三つ目の疑問。。
この理論・・短絡的過ぎませんか??
しかし記事では、大学生の退学率についても書いてオリマス。
日本では、退学率が他国と比べ低く10%前後で
「入学した生徒(学生のこと)は大半が卒業する。」
なるほど、
要は誰もが大学に入り、だれもが学士として卒業する・・
そして、そういう「大衆化」された大学では、
「大学生の質を維持することは、極めて難しい」のか??
そしてこうも書かれています。
「大学という概念自体が変わったといってよい」
ここで、最大の疑問。。
大学生の質の低さは、20年前も言われていたことなのでは??
(わたすも20年前学生でしたのでネ^^)
学生の絶対数が減ったから、確かに優秀な学生も少なくなるのは、
当然としても「価値」までも減ってしまうものなのか??
仮に「価値」が減ったとして、実はそれは教育機関、
ここでは「大学」の提供してきたこれまでの教育サービスの悪さや、
日本の受験システムの問題が原因なのでは??
つまり優秀な人材は「育てる」もので、別に「少子化」だからといって、
今現在の学生の「価値」が減ってしまうとするのは、
やはり短絡的なのではないのかナ??
別に少子化だからといって、大学生の質が落ちたわけでもなく、
少数精鋭を教育すればよいだけのハナシと思うのはわたすだけ^^?
・・実は、記事はここからが本題デス^^;
こういう少子化の時代であるからこそ、優秀な人材確保のため、
「海外から優秀な人材が移入できるような税制の整備」すべし。
「海外から移入した人材への減税など人材開国を進めることが
日本経済を活性化することになるだろう」
と記事では書いています。
要は、「今の」大衆化した大学では、優れた「経営者」を
生むことは難しいから、海外から優秀な人材をひっぱってこよう。
という提案デス。。
「「日本人の職がないときに、海外から人材を移入するなど、とんでもない」
といった声を耳にするが、グローバル人材を活用することなしに、
日本人だけで、世界と競争しても勝てるはずがない」
「グーグルやアップルを見習うべきだ、というのなら、人材開国をしなくては、
画に描いた餅だ」
と締めてオリマス。。
この記事の寄稿者は教育現場にいらっしゃる方。
まさにアイボリータワーの住人サマです。。
わたすにとっての「ケイザイ」とは・・
働いてお金をもらい、ご飯を食べて、映画を観にいき、
服を買って、貯金をすること・・たまにお酒を飲んだりもシマス^^
この記事で書かれている「経済」はもちろん、
金融、国の財政であったり、企業経営もしくは企業競争力であったり、
もっと大きなくくりのものですよね。。
そして、
両方は、いうまでもなく繋がってイマス。
「労働者」は「消費者」となり、消費して
はじめて、「経済」はまわるというもの。。
ものが売れなければ、そもそも「経済」なんて
成り立たないというコト。
しかしながら・・
大企業は工場を、安い人件費を求めて、アジアに移転する。
内需はこれ以上見込めないと海外へ進出する量販店。
建設業界は、ピラミッド型で利益はすべて大手ゼネコンが
吸収し、職人さんには残るカネなし。
若者は、就職したくても職はなし。
安物との競争に負け、廃れる一方の農業。
残ったホワイトカラーは、
広義の意味でのマネートレーダー(銀行、生保ナド)、
安物買いの商社マン
官僚、地方公務員、学者
それ以外は吹けば飛ぶよな庶民であるということデス。。
「ケイザイ」の空洞化を解消しなくては、「経済」なんて
成り立つはずがないと思いませんか??
少子化を理由に大学教育を諦めているようでは、
さらに20年後はどのような「言い訳」が出てくるのでしょう??
海外に優秀な人材を求めていけば、
なおさら優秀な経営者たる日本人は育たなくなるかもしれないし・・
まぁ、切磋琢磨せよということでしょうかネ??
多分、わたすとこの方とは話がかみ合いませんね^^;
わたすとしては、やはり、
その国民の「ケイザイ」力があっての経済だと思うし、
その国の企業は国民を労働者とすることで、
その国の経済は成立つんだとオモッテイマス。。
国の経済の根本という意味において。。
・・やはり、例え、話す機会があったとしても、
かみ合わないでしょうネ^^;
(後記)
実は当該記事を最初に読んだとき、全く意味が解らなかった^^;
そこで思考しつつ書いたのが、この記事ということデス。
ここまで書いて、ようやく「意味」は理解できましたが・・
やはりわたすには、それが正論であるとまでは解することは
できませんデシタ^^;
もちろん、「鎖国しろ」と叫んだり、
労組運動を起こす、なんて気は毛頭ないんですがネ。。
|